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笑う警官(うたう警官)
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笑う警官(うたう警官)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.61pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全79件 21~40 2/4ページ
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殆どの方が指摘されているように、タイトルの変更は安易だった。 もともと作者がリスペクトするマイ・シューヴァルとペール・ヴァールーの「笑う警官」を意識した作品だったことから、角川春樹が文庫化に伴い改題を求めたそうだが、作者の佐々木譲はなぜ受け入れてしまったのか、理解に苦しむところである。頑なに拒絶するべきだった。 今からでも遅くはない。重版を機に元に戻したらどうだろうか。 かの映画化された同タイトルの愚作とは全くの別物だと区別するためにも…。 | ||||
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警察用語?で「うたう」とは容疑者が自白・自供することを言うそうだが、本書では、さらに警官が組織を裏切って、警察の暗部について証言するという意味で使われている。本書の末尾で、原題の「うたう警官」を海外の小説に擬えて「笑う警官」にした旨の説明が書かれているが、何とも違和感のある改題である。 本のモチーフとなっている警察の不祥事は、頻繁に報道されており、ほぼ実態なのだろう。犯罪捜査にかかる行動様式は、「まさか!」とは思うが、これが実態であれば恐ろしい。かなり取材した上で書かれていると思われるだけの説得性がある。(でも、さすがに、いきなり射殺命令なんて出ないだろうが…)。 ストーリーとしては、400頁を超えるが、最後まで緊張感のある筆致であり、飛躍もなく充実した内容になっている。警察小説として一級に仕上がっている。 | ||||
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離島の駐在所に左遷された警官が拳銃自殺を遂げる冒頭の数ページは よくわからないが警察組織への重大な裏切り行為であることは見当がつく 「うたう」という行為に対する読者の関心を見事に煽っており、 それは具体的にどのような行為なのか?興味をもってページを捲っていくと、 仲間を守りながら事件の真相を追う刑事たちに熱くさせられます。 幹部や組織の理不尽さに対して現場の本分を貫き通そうとする彼らのカッコ良さは (コメディ・笑いの要素の有無という大きな違いはありますが) 「踊る大捜査線」シリーズが好きな方にオススメできるでしょう。 作品内容そのものは星5つ級の面白さなのですが、 あとがきで改題に至った事情を読んでがっかりされられました。 冒頭で自殺した警官が日報に書き残した最期の言葉を思い出せば、 何が道警上層部をありえない過激な対応に走らせたのかを考えれば、 そのうえでラストの締めの一行をもう一度読めば、 どう考えてもタイトルは改題前の「うたう警官」の方が妥当です。 DVDが星一つの酷評まみれになっている映画版のために 傑作というべき原作がワケのわからない改題を強いられたのは残念です。 | ||||
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何と言うか、もうお見事でした。 舞台は北海道警察。そこで繰り広げられた幾多の問題に、メスを 入れるのは誰? と言う、Localなんだけど、localとは言えない、そこが札幌なの かな?というテイストで、お見事!!!でした。 踊る大捜査線を見ているようで、お得感がイッパイ。満足度一杯。 迫力満点。スリル、スピードともに良好でした。 どこからどこまでが真実なのか、ちょっと分からないのですが、 きっとこれに類似したことが世に存在したんでしょうね。 警察官僚も信じられない、外務官僚は腰抜けで、財務省はいい加減。 警察官僚が罪を犯して、人に擦り付けて、口封じなんてことが起こっ たら、その人一人自殺したなんてことで済まされない。 北朝鮮の批判も、中国の批判もする資格は無いでしょうね。 って、5年も前の小説に言う台詞ではないか。 100点。面白い本ない?ってさがしているあなたに。お勧めします。 | ||||
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警察官でもなかったのに、よくこういう小説が書けるなと感心してしまった。警察内部のことをどうやって調べたのだろうか。餃子耳じゃない人が選ばれるとか、そういう小ネタに、へえ、と何度か声を上げてしまった。 時間制限のある真相追求に中だるみもなく、どうなることかと一気に読んだ。最後にもう一盛り上がりがあり、読後は素直に面白かったと言えた。自分が女性ということもあるが、個人的には小島百合さんが格好良くて好きだった。出しゃばらないけど、真実を見極めて、自分がなにをするべきか、常に適切に判断してましたね。このあと、佐伯と結ばれるのかな。 あえて気に入らなかったところを書けば、町田と植村が最初から最後のほうまで区別がつきづらくて難儀をしたこと、あの人、待ったらそうなるでしょって思ってたとおりになったこと、その2つですね。 | ||||
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映画にはうってつけな内容です。 読んでいてその情景が浮かんでくる描写も◎。 佐々木譲の本はこれで4冊目です。 映画にもなったというので読んでみるもその展開に引き込まれました。 警察の裏側についてよく考えさせられます。 こんなもんか警察になるような人間はと落ちこむ部分もありました。 警察対警察による攻防では主人公がアジトを設置して 信頼できるチームを組むくだりなんかはわくわくしました。 裏切りも覚悟の上の即席チームでも最後まで慌てない主人公あっぱれでした。 | ||||
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なんで「笑う」なの? M・シューヴァル/P・ヴァールーの名作にあやかって? まったく意味がわからない。 ワンマン社長に頭が上がらない万年課長さんのようですね。 低空飛行が長すぎたのでしょうか。 内容はまあ面白かったのに、ちょっとがっかりです。 タイトルを大事にしないでどうするのですか! 情けなくて、ため息が出ます。 | ||||
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<ネタバレあります> 1.警察署の情報管理が甘すぎ! 2004年頃(刊行)なら、いくらなんでも警察なんだし、もっとセキュリティちゃんとしてるでしょ!? 2.主人公が真犯人に気付くところが遅すぎ! これだけ“切れ者”として描写されているのに、婦警にあそこまで言われてやっと気付くなんて!? 3.真犯人の特定が甘い! 写真を見せて犯人を特定するシーンで、一枚だけ見せてたけど、こおいう場合は複数の人の写真から選び出してもらうんじゃないの!? (これについては「ドラマの見すぎ」かもしれないけど) 4.誰がいつどこで“笑った”の? まさかダジャレで笑ったんじゃないよねぇ…。 他のレビューにもあったけど“うたう”の方が合ってると思う。 面白かったけど、『突っ込まずにはいられない』でした。 | ||||
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著者の作品を初めて読んだが、とても面白かった。 タイトルについての意見は色々とあるようだが、 作品としてはなかなかよいと思った。 | ||||
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なんか北海道警察もので有名らしい作家、佐々木譲の描く警察サスペンス物語。 話し運びや設定、会話など随所で上手いなぁと思わせる作品でした。ひとつひとつの要素はなんでもないのに、その組み合わせがまるでエンターテインメントのお手本のようです。 ・タイムリミット付きの事件捜査 ・裏で蠢く陰謀 ・仲間内にいる裏切り者の存在 ちょっとわかりづらい部分もないことはないのですが、それも気になるほどではなく一気に読めます。 唯一ひっかかったのはタイトルぐらいでした。 ※単行本の時は「うたう警官」だったらしいです。内容的には「うたう」の方が断然あっているのですが、いかんせんタイトルには「商売」が絡みますのでこればかりはなんとも言えません。 | ||||
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北海道警察の大スキャンダルを素材に、なんと道警シリーズを立ち上げてしまった佐々木氏。なまじな書き方では負けてしまうくらいの重たい素材と舞台である。これをすっかり消化して、しかもエンターテイメントとして楽しんでさえいるような書きぶりだ。いわくありげなマスターのいるジャズ・バーなんて、きっと作者の趣味ですよね。解説にあるように、海外作品へのリスペクトもあるのでしょう。 裏捜査本部なんて荒唐無稽な物語をつむぎながら、最後に佐伯がキャリア幹部と道警全体には逃げ道も作ってやるリアリズム。佐伯は組織人だし、骨の髄まで警察官なのだ。四角四面な正義の味方ではない。わたしは隅から隅まで面白かったなあ。 | ||||
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全体が薄っぺらい印象になってしまう。 それぞれのキャラに無理やり個性を持たせようとしているのだろうが 何となく浮き上がって来ない印象。 ストーリーもやや強引さがある もっとページ数を増やして、キャラやストーリーを掘り下げて欲しかった。 全体としては 道警の裏金問題を軸に据えた 骨っぽいストーリーであるだけに もっとガッツリ読みたかった! の想いで星3としました。 | ||||
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警察官は嫌いです。 基本的に正義の味方ではありません。 この物語でも警察官がたくさん出てきます。 裏切りものが出るのを楽しみに読み進むと・・・かなり面白かったです。 ああ、あいつがねえって。 昔と違って、警察官にはろくでもないヤツが結構いることをみんなが知っています。 いざというとき頼りにならない人達です。 自己利益実現に血眼になっている官僚機構の一つにすぎないことがばれてしまいました。 世間の認識と相まってこの手の小説が増えていくことでしょう。 | ||||
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なぜ改題してしまったのでしょうか。 「笑う警官」ではなく「うたう警官」のほうがしっくりきます。 事件発生から結末までの短い時間を濃密に描きながら、 疾走感があり、一気に読めてしまいます。 警察幹部の事件の関わり方など、実際には有り得ないような ストーリーです。 しかし、北海道警察で本当に起こった事件や裏金疑惑を頭の片隅に 置きながら読み進めると、ウソ臭いと決めつけられない 感じがあって、なかなか面白いです。 あと、舞台がありきたりの警視庁じゃないところが好きです。 警視庁以外が舞台の警察小説は、横山秀夫さんか佐々木譲さんか っていうくらい好きです。 | ||||
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警察小説界で不動の地位を固めつつある著者、本作は、警察内部の腐敗を題材にしたストーリー。 北海道警で度重なる不祥事。その中で婦警殺害事件が起こる。 犯人は付き合いのあった若い巡査部長と断定され、部内手配、射殺も辞さない命令が出される。 不審におもった管轄署の佐伯警部補は独自のチームで裏捜査を開始するが…。 到底あり得ない設定、現実味に薄く、ストーリーがトントン拍子に進む展開には鼻白むものがある。 秀逸な警察小説、とはいえないが、それなりに楽しめた。 | ||||
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"あとがき"にある通り、題名は元の「うたう警官」の方が良かった。シューヴァル夫妻の名作「笑う警官」と紛らわしい上に、「内部告発」と「ブラスバンド」のダブル・ミーニングの「うたう」の趣向を消してしまった。本作は、北海道警本部と札幌所轄署の刑事達が繰り広げる「信頼と裏切り」の物語である。だが、警察組織の腐敗体質の告発及びそれに立ち向かう刑事達、特に主人公の佐伯の気概を描いたにしてはインパクトが弱い。 道警の腐敗の実態を証言しようとした刑事津久井が婦人警官殺害の容疑者となって、道警本部から射殺命令が下される。津久井が委員会で証言するまで24時間。津久井を信頼する佐伯は非公式なチームを作って、津久井を委員会に出席させるために奔走するというストーリー。タイム・リミットものの一種でもある。一番の要は、佐伯の津久井に対する絶対的信頼である。その理由が一応説明されるが、余りにも簡易過ぎて実感が湧かない。この部分にもっと筆を割くべきではなかったか。「信頼と裏切り」の物語なのだから。このため、他の人間関係にも信が置けず、次から次へとチームに人員を加える佐伯の姿勢も奇異に映る。何が判断基準なのか不明なのである。小説上止むを得ないとは言え、少人数のチームが道警本部よりも先に情報を入手するという不自然さをカバーする工夫も欲しかった。被害者の元同僚に電話するだけとは...。佐伯の人物造形も甘く、自らの命を賭して上部組織に立ち向かう男とは到底見えなかった。全体として書き込みをする対象がズレている印象を受けた。余談だが、私物のPCから道警のDBにアクセス可能なら、それこそ大問題だろう。 頁数の割には骨太との印象を受けない。書き込みをするポイントを外していると思う。滑らかな筆使いだけに惜しい。 | ||||
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レンタルショップに並んだ、映画化された本作のDVDを見かけ、レビューを書くことにしました。 原作は5年ほど前に読んだのですが、今読み返しても新鮮です。 映画だけ観た方は原作の魅力を堪能できずにお気の毒ですし、映画だけしか観てもらっていない作者もお気の毒に思います。 (映画と原作とのギャップは、本作に限らず永遠の問題ですが) そして、なによりもお気の毒なのは、本来の『うたう警官』という秀逸なタイトルが『笑う警官』へと改題されたこの本です。 『笑う警官』って、なんだかヘラヘラしてやる気がないお巡りさんのように聞こえてしまいます・・・ とある公園前の派出所みたいな、ギャグとほのぼのなお話ではありませんヨ。 北海道警察で現実に起きた「現職刑事による覚せい剤使用と密売容疑」と「裏金疑惑」の2大不祥事をヒントにした、警察内部の腐敗に立ち向かう少数の警官たちの息詰まる闘い。 身内を敵に回しての"捜査"は、リアルな設定、迫る刻限のスピード感、二転三転する展開で一気呵成に読んでしまいます。 正義の味方!というヒーローではなく、思いがけず組織の闇に巻き込まれたフツーの警官たちの心理描写が巧みなことも物語を際立たせています。 所々の展開や設定にやや無理はあるのですが、深く気にさせないほど引き込まれてしまいます。 この原作を読む限り、ラストにジャズもホイットニー・ヒューストンも流れてきません。 BGMはなく、風もなく、乾いた空気だけがあります。 改題の理由を明記できる情報がないので「『うたう』では意味が分からないから、分かりやすく改題しようとの出版サイドからの"提案"による」とだけ書いておきます。 作者が改題に対してどのような思いを抱いているかはお察しするしかありませんが、題名も作品のとても重要な一部であるだけに非常に残念でなりません。 この原作を読めば、旧題『うたう警官』の秀逸さと、本における題名の重要さをご理解いただけることと思います。 改題したことで★★★★☆としました。 ほんとうは、うたわせるのがお仕事なんですけどね。 【2010.12.12 追記】 このレビューは、佐々木譲氏の小説『笑う警官 (ハルキ文庫)』へ投稿したものです。 なぜかコミック版の『笑う警官 (マンサンQコミックス)』にも、全く同じ内容でレビューが掲載されていて、困惑しております。 わたしはコミック版は読んでおりません。 このレビューは、小説へのレビューです。 | ||||
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札幌市内のアパートで、現職警察官の女性が殺された。容疑者として浮かび上がったのは、 やはり現職警察官の津久井だった。やがて、彼に対し射殺命令が出てしまう。かつて津久井と 組んで仕事をしたことがある佐伯警部補は、捜査からはずされたにもかかわらず、彼の潔白を 信じ、仲間とともに独自の捜査を始める。佐伯がたどりついた真実とは・・・? 警察内部の不祥事を暴かれるのを恐れた上層部は、津久井という危険分子を「抹殺」しようと する。津久井の身の潔白を証明し、彼を無事にある場所まで送り届けなければならない。しかも、 タイムリミットは24時間。捜査をはずされた佐伯を中心に、津久井の無実を信じる者たちが 集まってくる。限られた時間の中で、彼らは真実にたどり着けるのか?厳重な捜査網をどう かいくぐっていくのか?津久井の運命は?スリリングな展開が、面白かった。また、警察内部の 描写もとても興味深い。ラストも無難にまとまっていて、楽しめる作品だと思う。 | ||||
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舞台は北海道道警。他殺体で発見された婦人警官。被害者との交遊関係から、ただちに犯人だと断定されてしまう同僚の刑事。何と 異例のタイミングで射殺許可まで下りる。そのタイミングが誰かにとって都合がよすぎ、反対に誰かにとって...... 元相棒にして命の恩人でもある被疑者の無実を信じ救うため、秘密裡に立ち上がった刑事がいた。彼が設置した裏本部には現状に 不信を抱く仲間も集まり捜査開始!メンバーのバランスがいい。ベテラン、新人君、紅一点、ギャグ役。 またこの作品、テンポがよいとかリズミカルに読ませるというより、何度も使うがまさにタイミングの妙だ。だれそうになると、 うまい具合に起爆剤が挿入される。自然に。だがそれは読者視点であって、物語の上では、それらが不自然な違和感として残り 後々までの秘密となる。それにしても時間にすればたった一夜の出来事なんだけど、濃密でドラマチックな展開。息もつかせない。 警察暗部の本質を問題提起しながらも、小難しくはならない。躍動するアクションも満載。なかなか魅力的な警察小説だと思う。 | ||||
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DVDが出たので早速見てみました。大森南朋と松雪泰子のキャスティングはハマっていたと思いますが、映像が古臭く、原作に更にひねりを加えた脚本もイマイチな感じで、角川さんは、製作者としては有能でも、監督、脚本はイマイチなのではないかとの印象です。 コミック版->原作->DVDの順番で見たのですが、原作とコミック版は、イメージが共通しています。原作は、警察小説としての深みはイマひとつという印象もありましたが、スピーディな展開に気持ち良く乗ることができました。一方、コミック版は、枚数の制約もあり、最初から深みは期待できないこともあって、返ってスピーディさ、軽快さが原作以上に効果的に表現され、開始から終了まで、画とコマ割り、セリフともに音楽的とさえ思える引き締まった展開を見せ、パルプコミックとは思えない程の出来となっています。シュガー佐藤さんは、これまで知らなかったのですが、結構キャリアのある方だったのですね。原作のおいしいところを損なうことなく、上手くコミック化できているものと思います。 たまたま私の好みにハマっただけなのかも知れませんし、最初に接触したメディアの印象が基準となってしまうので、最初に読んだコミック版の評価が高くなってしまっているだけなのかも知れませんが、原作の方は既に人にあげてしまったものの、コミックの方は当分捨てられない感じです。 | ||||
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