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カラマ-ゾフの兄弟
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【この小説が収録されている参考書籍】
カラマ-ゾフの兄弟の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.26pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全80件 21~40 2/4ページ
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光文社古典新訳文庫(亀山郁夫訳)で「カラマーゾフの兄弟」第1巻と、第2巻の「大審問官」を読んだのですが、全く感銘を受けなかった、というか内容をよく理解できなかった。 岩波文庫の「罪と罰」(江川卓訳)では深い感銘を受けたのに、同じドストエフスキーの作品なのに、どうしてこんなに違うのか。どこか感触がおかしいなと首を傾げつつ、1回、挫折しました。 その後、新潮文庫(原卓也訳)で再読の機会に恵まれ、やっと「カラマーゾフの兄弟」の世界に浸ることができました。上中下巻を約2週間で読破しました。約40年前の翻訳ですが、どんどん頭に流れ込んでくる自然な日本語に訳されています。訳注も的確です。 巷の指摘通り、亀山郁夫の翻訳の問題は大きいと思います。自分はあえて挫折してよかったです。 | ||||
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自分の趣味の問題もありますが、やはりマジョリティが凄い凄いっていう作品には馴染めない 中二病丸出しで自分語りに余念のない登場人物たちに嫌気がさしました。今で言えばエヴァンゲリオンを深いなーって言っちゃうのと同じ感覚なのでは? それに大袈裟過ぎる、「全ロシアのために!」とか、法廷でいきなり立ち上がって「皆さん!」なんていう被告、キモすぎて引きます。 なぜここまで評価されるのか理解に苦しむ。 評論家ではないんで粋なことは言えないですが、ドストエフスキーやニーチェよりも泉鏡花、谷崎潤一郎、遠野物語、哲学ならフッサールやバシュラールのような自分語りなんて一切ない、単純に美や哲学を追求してるだけだったり、素朴で大袈裟な言葉のない文学、哲学のがいいと思うんだけどなぁ | ||||
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ドストエフスキーの作品は素晴らしいのですが日本語訳になると読むに耐えない。 | ||||
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あまぞんプライムむりょうにつられてまちがってこうにゅうしてしまった。 まぎらわしいです。 | ||||
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ブックカバーが潰れていました。 | ||||
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亀山郁夫の訳がひどい。ここまで作品を浅いものにするのはある意味すごい。米川や江川と言った先人の訳を読みましょう。これで初めてドストエフスキーに触れた人はどうか、ドストエフスキーにはつまらないなんて思わないで下さい。翻訳者があまりに、あまりにひどいだけです。 | ||||
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純文学は面白くないとの印象を持っていたが、新訳ということに惹かれて購入したが、日本語はこなれていて読みやすかったものの、やはり外国文学は宗教観がメインになる。出だしは面白く進められたが、登場人物の宗教観をくだくだと長ったらしく読まされているうちにうんざりしてきて、話が進まないので読むのを辞めた。 | ||||
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方々でドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』が面白いと聞いていたので、読んでみた。 全5巻という結構なボリュームだが、約1ヵ月かけて読破した。 亀山訳は評判の通り、非常に読みやすかったと思う。 他の訳を知らないので相対的な評価はできないが、悩むくらいなら本書をオススメする。 で、読了して感じたことは「全然面白くない」ということ。 初めから本書が実用書でないことくらいは分かっていたから、少しの教養でも身につけば良いかと思って読んだのだが。 まず、登場人物がとんでもないやつばかりで、父ヒョードルはロクでもない道化野郎である。 捨て子同然の息子が3人いて、長男のドミートリー、次男のイワン、そしてアレクセイと続く。 死亡した母の遺産を正当に分配せず、好き勝手に暮らすオヤジに腹を立てるドミートリー。 しかも、2人は同じ女性(グルーシェニカ)に思いを寄せる恋敵。 実はドミートリーにはカテリーナというお金持ちの婚約者がいるのだが、彼女を捨ててグルーシェニカにお熱になってしまう。 そんでもって、次男のイワンはカテリーナに惚れている。 カラマーゾフ家の男は放蕩癖があって、ど助平のどうしようもない連中ばかりである。 ただ1人、敬虔に神を信じる好青年、3男のアレクセイを除いては。 主に以上の登場人物がひたすら愛憎劇を繰り広げるお話だった。 いずれの人物も極端に情熱的で精神が不安定で話が冗長で、もう狂っているとしか言いようがない。 ヒステリーのオンパレードとあっては、途中で挫折する人が多いのも頷ける。 特に、神をめぐる論争とか哲学的な話が続くシーンがちょいちょいと出てくる。 この辺りははっきり言って退屈だけど、この時代のロシア人にとって神の存在がいかに重要だったのか思い知る。 ストーリーとしては、親父のヒョードルが殺され、ドミートリーが裁判にかけられ有罪となる。 状況的に彼しか容疑者がいなかったからだ。 しかし、これは誤審であって、真犯人は召使いで癲癇持ちのスメルジャコフだった模様。 ドミートリーの有罪をめぐっても、例の人物たちの間で愛と憎しみとが入り混じる。 なんかもうメチャクチャなのだ。全てが狂っている。 真犯人を探すミステリー小説ならば、殺人犯の凶器が重要だと思うが、傷口との照合作業はない。 本当にスメルジャコフが犯人なのか、凶器は何だったのか、はっきりとした言質はない。 ドミートリーは、カテリーナから預かった金でグルーシェニカと豪遊して散財してしまうような男。 返すにしても、金の工面のために各所を奔走するものの、また借りることしか頭にない。 自分で働こうとする意思が全くない、最低野郎だ。 それでも、ドストエフスキーの筆致には魅了される点が多々あるのも事実。 だから、なんだかんだ文句つけてもページをめくる手が止らないシーンがいくつもあった。 しかし、読了したところで何も残らない。 費やした時間は果たして有意義だったのか、甚だ疑問である。 | ||||
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これのどこが面白いの?人物名を日本人の名前にして出直してこい。 | ||||
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亀山邦夫は本当に研究者なのだろうか。まったくカラマーゾフの兄弟を読み込めていない。例えば召使のグリゴーリーが愛読している『ヨブ記』との関係である。スメルジャコフの「母親のお腹の中で自殺したかった」というセリフはそのまま義人ヨブの「自分は死産だったらよかったのに」というセリフそのもので、スメルジャコフは4人目の兄弟かも知れないのに自分だけが何故、召使として虐げられなければならないのかというテーマがまったく捉えられていない。(スメルジャコフはスメルド=農民の隠喩)そのため、イワンがスメルジャコフを見舞った時の二人の会話を「聴いているのは神様だけ」という場面に、全身に湿疹ができた病人(義人ヨブ)がいて二人の会話を聴いているのだが、亀山邦夫訳ではそれが省略されてしまって義人ヨブのことが全くわからない。そしてなによりも開いた口が塞がらないのは、ドストエフスキーが生きていればアリョーシャがテロリストに成って皇帝を暗殺する第二の物語が書かれたはずだという亀山邦夫の妄想に付き合わされることである。もう少し慎重にカラマーゾフの兄弟を読めば、スメルジャコフもイワンもドミートリーもドストエフスキー自身の幼少期、青年期、壮年期で、第二の物語とはドストエフスキーの「自伝」なのではないかと、私のような素人でも思うのだが…。 | ||||
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世紀の名作と言い伝えられていたのにこのまま読まずに一生を終えるのかと思っていたところずいぶん読みやすい翻訳をみつけおかげで読了しましたが 残念ながら登場人物の誰にも魅力を感じることができず 会話は長広舌でついていくのが苦しく 名作度が理解できませんでした。どちらかといえば宗教には興味をもっている方だと思いますが ロシア正教に対する登場人物の入れ込みようにも共感できず 最終場面 アリョーシャの子供たちへの別れのシーンの彼の言葉にもしらけました。自分がひねくれてるだけかもしれませんが 同じような意見の方もいらっしゃってやれやれというところです。 | ||||
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東大生が推すno1書籍だの最高傑作だのやかましいからとりあえず全巻読んでみたら、とにかく超つまらない。本当に面白くないまま終わる。 これに星5付けてるバカは、東大生が推めているという定かでない販促文の鵜呑みと、「ドストエフスキーの小説読んで星5つけちゃう俺かっけー」ってやりたいだけ。 「文学至上最高傑作と言われているから、なんだか意味不明だったけど批判すると自分が叩かれたり読解能力ないって言われそうだから、星5つけちゃおう!これで意識高い皆の仲間入りだ~」って奴が大半でしょう。 日本で強いものに巻かれて弱いものはいじめるという風潮がレビューに溢れていますね。 威厳にひれ伏す日本人が星5のレビューどもであらわになっています。 ドストエフスキーの単なる生活金儲け小説。 さて感想です。 全巻読んだ上で書くが、とにかく長いしつまらない。 無駄な登場人物。とにかく無駄に多い。そして無駄に関係ない。 とにかく無駄のオンパレード。 教会の一番偉い人が死んで臭くなったとか、ギャグなのか何なのか不明だし落ちもなくストーリーにも関係ない。 おばさんのギャグと思われる長文がどこぞに書いてあったが、本当につまらないしストレス溜まるだけ。 犯人はなんのヒネリもない人物だし。 評判やかましい大審官編は、そもそも創作である登場人物の創作だし、何がすごいのかも具体的に述べている読者もいないし意味不明。面白くもない。こんなのにピーピー盛り上がってるようじゃ、バカ大学生パリピが騒いでるのと一緒ですよ。 最後なんて終わり方最悪。さあ兄貴を助けようってところで終わり。 なんですか?尺の関係ですか? 小金儲けできたしもう飽きたから連載辞めようってぶち切ったら、時を経てバカな日本人がマンセーしてくれてるという謎の現象で作者もさぞ驚かれていることでしょう。 こういうワケわからないけど作者名だけで星5付けて、自己陶酔してるだけの日本人。 ほんとほとんどの日本国民は迎合流されるだけのアホだと思います。 誰も見向きもしなかった作者不明の安い絵が、ゴッホとわかった瞬間に高価になり高評価するバカが多く現れる。そんな感じで、ブランドで読んでるだけ。 実に日本人がブランドで海外の本を読んでいるかがわかる小説。 同じ日本人として恥ずかしいです。 | ||||
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ぜんぶ読んだがつまらない。 罪と罰や悪霊の、ページの醸し出すワクワク感が皆無。 妊婦を.... のくだりはひどい。ドストエフスキーは実父や本人が極限の目にあっているのは理解できるが、それと似たようなことを自作で展開するあたり平和ボケした私には刺激が強く、はっきり言って狂気の沙汰。ジャンルがごちゃまぜなのはいろいろな世界観を内包していることであって全然いい、しかしそれらが機能しておらず支離滅裂の独白にしか読めない。たしかにドストエフスキーってこんなだったな、と改めて気付いた。 未完の書だが、文体から容易に想像がつく完成作はさらにつまらないものだったろう。 ドストエフスキーは草稿を見てもわかるが、本編にどれだけの意味があるのかかなり曖昧である。 無神論だろうとなかろうと、信仰にいたる道は作者自身が勝手に模索するのであり、例えば読者がそれを目的で小説を読むのだとすれば時間を無駄にするだけである。なぜならドストエフスキーを読むぞ ! となった場合、どうしても神と人間の関係について読まざるをえないし、それなくしてなんの為にドストエフスキーを読むのか私にはなにも見いだせないから。そしてドストエフスキーでは解答はおろか参考にもならないのである。 ドストエフスキーはいろいろ読んだがこの作品で卒業した。 聖書の方が有意義である。 補足: この新潮文庫版のほか、以前に重厚な装丁の古書を読んだが、訳が違えば印象も変わるか(そんなことはありえないのだが)と思えばそうでもなく、カラマーゾフはまずドストエフスキーらしくなく、最初の一文から全く興味をひかれない。そしてそのままおわる。 | ||||
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何度も挫折していますがまた挫折しました ロシアの歴史や背景がわからないと難しいです | ||||
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上下の全2巻 650円×2くらいで販売してほしいな。5分冊はやりすぎでしょう。 | ||||
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この作品を読む同じ時間を聖書の方へ充てたほうがよいと私自身は考えています。「罪と罰」や「悪霊」は感動しましたがよくよく考えてみると若気のいたりと言うか、何か自分のなかで知っておくべき的なところがあって、知ったつもりになって満足していただけのことです。この作品で、そういえば確かにドストエフスキーってこんなだったよなーと思い起こされ、ドストエフスキーはもういいやって感じになりました。世界の評価と自分の感性のズレに気付かされた作品であります。ひとつ言えるのはジャンルが多数存在していて糞味噌一緒くたの支離滅裂な印象で、私は狂気を感じました。サクタローは恐ろしい小説と表しましたが、ドストエフスキーを生涯尊敬しておりました。私も尊敬していることに変わりありませんが、もう読むこともないでしょう。 | ||||
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傑作だの、文豪だのとの出版社の宣伝に騙されて上・中・下巻を読み通しましたが冗長なだけで時間をソンしました。 もったいぶった大審判官のシーンも理解不能です。 レビューを読んでも何故そこが素晴らしいのかに言及したコメントはありません。 名作だ傑作だとの虚仮威しに気圧されて理解できないのは自分が悪いとばかりに付和雷同しているだけのようです。 ロシア文学の学徒、研究家以外の一般人が読んでも面白くも何ともありません。 おそらくキリスト教の神と対峙した体験を持たない大多数の日本人には理解不可能な本です。 | ||||
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この翻訳はダメだ。 恣意的すぎる。自信家の自信の押し付け。やりたい放題やらせてもらたんだなぁと。なぜ、誰も止めなかったのか?巻構成も思い込みまるだしのひどいものだった。 | ||||
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もうこの出版社に海外純文学の翻訳出版なる高度に知的な営みは不可能であるということは完全に明白でしょう。 ポルノまがいの雑誌ばっかり売ってきた出版社がいきなりこんなことに手を出して果たして大丈夫かしらと当初は思っていましたが、そんな心配が馬鹿らしくなるほど初歩の初歩からやる気も無ければ仕事に対する誠実さも無いようです。 正直申し上げて、まともな編集者が決定的に不足しているようです。 編集長なる人物のインタビューなり読めば、広告代理店的な軽薄な聞きかじりのキーワードをただ羅列するだけで、これまで何も真に知的な思索を重ねてはこなかった人物であることが一目で分かります。 編集長がこれでは末端の編集部員の能力は推して知るべし。 私個人は特に読みやすいとも思いませんでしたが、読みやすいというだけの理由でこの訳を選ばれる方はもうお好きになさるしかありません。 しかしそれはドストエフスキーの書いたカラマーゾフではない、ということだけは申し上げます。 この人類が残した最良の知的創作物の一つを、最良の形で感受したいと思う読者は、新潮社版をお読みになることをおすすめします。 ここまで適当な仕事を続けていながら、いまだに元気に出版を続けていられることが不思議に思えます。 | ||||
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罪と罰は、何かしら道徳的な悟りみたいなのが開けるのではなかろうかという思い(何もなかったが)と ラスコーリニコフが刑務所に行くまでさまざまな登場人物によるイベント短編集みたいな感じがあったから読めたが カラマーゾフの兄弟は正直きつい。こんなのが人類の文学史上最高傑作というのが激しく気に入らないので☆1にします | ||||
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