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アルファベット荘事件
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アルファベット荘事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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あらすじ通りの吹雪の山荘もの エピローグは軽い驚きがあった。 地の文に「眠い」などを除いた感情の描写が少なく、会話劇とキャラクターに話の進行を頼っている点と、 そのキャラクターが『探偵』などの属性に頼った点を飲み込めるかが好みの分かれ目になりそう。 この二点は作品の孤立した雰囲気とも作風ともかみ合っていると個人的に思う。 トリックはどれも意外と言えば意外だが拍子抜けもする。物語序盤でトリックを匂わせる描写があるのは作者の稚気かも知れない。 最後の死者の死因は警察から誤魔化せないので話が進まない気がするのと、電話が通じなくなるくだりが飲み込みづらかった。 | ||||
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クローズドサークルものを探していたら、本作品を見つけました。トリックの現実性についてはさておき、クローズドサークルものとして楽しめました。登場人物もひと癖もふた癖もある人たちばかりで、ドラマ化したら楽しいものになるのではと思いました。勝手に配役まで想像してしまいます。どうぞ、皆さん楽しんでください。 | ||||
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こんなトリック、実現不可能だろ! 期待ハズレも大外れ。 | ||||
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雪山のクローズドサークルになった館で起こる連続殺人。集うのは癖のある人物ばかりです。初期の作品ということですが、登場人物たちのキャラクターも個人的には全然やりすぎ感もない感じでむしろこれくらい癖があってわかりやすい人物たちのほうが読んでいて楽しいです。トリックの方は別段真新しいとかはなかったのかもしれませんが、登場人物たちがとにかく魅力的なので会話を読んでいるだけでも楽しいし、あらすじ的にも良かったと思いました。 | ||||
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 館 + 雪山の山荘もので,序盤で建物の構造に触れ,見取り図も用意されていますが, 見た瞬間に謎になりそうな部分と,その回避策,つまりはトリックがおおよそ見えて, 実際には少しひねりが入りますが,大掛かりな割に…と,少し期待はずれに感じました. また,探偵役となる青年が,初登場の時点で,すでに完成されたキャラクタに映り, 仲間とのやり取りを見ていても,シリーズ作品を途中から読んでいるような違和感が. このほか,『ズレた』人間が目立ち,不快感な一方で,作りものめいていてしらけます. 最後は最後で,酔いしれたような犯人の動機と,その告白には共感も理解も全くなく, これに関わった人物の行動も,それに気付いた人物の判断も,納得はできませんでした. | ||||
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創元推理文庫より10月刊行予定です | ||||
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作者がプロデビュー前にプロットを纏めた作品という事もあり、現在発表されている作品と比べると一部のトリックが少々脆いような気がしますが、とても読みやすく、面白かったです。 ストーリー、キャラクター、トリック共に現実世界に地を着きながら、幻想的な雰囲気が漂うミステリー作品だと思います。 私のような「ミステリー小説に関する知識が浅い人間」でも難なく読む事が出来るので、そのような人達のために、是非とも、別の出版社やレーベルで再刊行される事を願います。 | ||||
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北山さんのミステリーは雰囲気がすごく良い。 ファンタジックで、少しホラー風味で、何となく哀愁漂う。 トリック云々はともかくとして、雰囲気だけなら本書が一番良いと思う。 再版されないのかな? | ||||
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初期の作品なのに、今現在出版されているものの中で一番最後に読んだ北山本。 その分アラもあるし、挿絵に助けられているところもある気がしたけれど、さすが北山本。 読み終わった後に何ともいえない気持ちになりました。 今後の3人の関係とディ、そしてあの人の今後がぜひ読みたいと思いました。 | ||||
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いわゆる「雪の山荘」を舞台に繰り広げられるオーソドックスなミステリ。 本格ミステリとしては、極めて優れている、というほどではないにしろ、一般ミステリにも引けを取らない大掛かりなトリックで楽しませてくれます。 また、そこに集まった登場人物は、事件解決のみを存在意義とする「何も持たない探偵」ディをはじめ、頭は切れるがどこかずれた美人女優、失踪人探し専門の女私立探偵、懸賞金付きの犯罪を追うカップル、オーパーツを追う謎の男など、一癖も二癖もある人物ばかり。 事件解決後に明かされる犯人とある人物の秘密など、トリックの謎以外にも、各キャラクターの背後に、不思議な世界観の広がりを感じさせてくれる、ライトノベル・ミステリの良作といえるでしょう。続刊を期待したいところです。 | ||||
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