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レッドゾーン
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レッドゾーンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全89件 41~60 3/5ページ
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「損することに意味がある(損して得取れ)」という中国国家ファンドを相手に、主人公の鷲津がどう戦うのか、先の読めない展開で、とても楽しめた。ただ、今回は準主人公(?)の芝野のストーリーは、伏線のまま物語が終了してしまった。次回作「グリード」に続くのだろうか? | ||||
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ハゲタカ、ハゲタカ2が非常におもしろく、 今回も期待大で読み始めました。 上記2作品より私が落ちると思う点は、 ・ストーリーが複雑である。 ・会話にテンポの良さとわかりやすさが無かった。 の2点です。 アカマ自動車内のストーリーはおもしろかったですが、 中国人女性弁護士の話や、アランと関係のある記憶喪失の女性の話などは、 それほど興味がもてず、 前2作ではそれぞれのストーリはそれなりの結論をむかえるのですが、 これらのストーリがうまくまとまらなかったと思います。 ここまで話のスケールが大きくなると、 次回作もなさそうですが、 これで完結だと何だか寂しいです。 | ||||
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ハゲタカ、ハゲタカ2が非常におもしろく、 今回も期待大で読み始めました。 上記2作品より私が落ちると思う点は、 ・ストーリーが複雑である。 ・会話にテンポの良さとわかりやすさが無かった。 の2点です。 アカマ自動車内のストーリーはおもしろかったですが、 中国人女性弁護士の話や、アランと関係のある記憶喪失の女性の話などは、 それほど興味がもてず、 前2作ではそれぞれのストーリはそれなりの結論をむかえるのですが、 これらのストーリがうまくまとまらなかったと思います。 ここまで話のスケールが大きくなると、 次回作もなさそうですが、 これで完結だと何だか寂しいです。 | ||||
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経済小説はストーリーの面白さ、登場人物の魅力といった通常の小説の要素の他、 知的好奇心を満たすアカデミックな要素が加わる分、非常にハードルが高い。 経済情報を入れ過ぎると難しくなってしまいスピード感が失われてしまう。 読者の金融の知識レベルによっても大きく評価が変わってくるところもあるだろうから、 このレビューは人によっては当てはまらないかもしれない。 私にとって前2作のハゲタカシリーズはそのバランスが非常によかった。 しかしこのレッドゾーンはいささか経済小説の要素が減り、ミステリー色が強くなってしまった。 主人公・鷲津も妙に人間的、情緒的で違和感を覚えた。 (人間年をとると情緒的になるものなので、リアルと言えばリアルなのかもしれないが。) また、芝野氏のエピソードがなんだか最後まで浮いてしまっていた。 アカマ関係のストーリーが緊迫し、先が読みたい時に挿入してくる芝野氏の話は退屈だった。 終盤、絡んでくるかと思いきや、最後まで中途半端。 一方よかった点はアカマ自動車の経営陣、古屋、大内の両名。 車好きを自認する両者が心ならずもTOBの防衛に奔走する姿は悲哀を誘うが、 同時に最後までブレない強さが、日本企業の誇りを体現していた。 リンが自らが身を置く金融業を自虐的に虚業とし、彼らを「実業の強さ」と評価するシーンは リンというキャラクターの発言だけに非常に印象的。 並の小説よりははるかに面白く、一気に読めてしまうのだが、 「ハゲタカ」シリーズまたは真山仁氏のネームバリューが大きく、 読者の期待度からするとややパワーダウンを感じてしまう。 | ||||
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前2作品を楽しめたので、本作も読みました。 話の展開も後半にかけて早くなり、そのスピードが上がるとともに自分も一気に読み切ってしまいました。 この作者の読ませる力はさすがです。 内容もフィクションと現実の境目辺りをいい具合についてきていると感じました。 欲を言うと、もう少し登場人物の相関関係を見せるような仕掛けが欲しかったです。 前2作で出た人物が今回も登場するのですが、登場の必然性を感じませんでした。 企業買収劇にかかわる人々の裏側まで入り込めると、より楽しめる作品になるかなと。 その意味で星4つです。 | ||||
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上下とも一気に読みました。 鷲津の世界観がしっかりと描かれてさらに説得描写なんかはすごいなぁと引き込まれます。お勧めです。 | ||||
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ハゲタカ、ハゲタカ2を読んで大変面白かったのでこれを手にしたが、前2作に対して今回は舞台の下調べが不十分なのかリアリティーに欠ける。また、本作での新登場人物は、個性が前2作に比べて非常に薄く、リアリティーにもインパクトにも欠ける感じがする。全体的に軽い感じになってしまった。 | ||||
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ネタバレありです。 鷲津ファンとしては期待通り楽しめました。 が、マジテックの話が中途半端な感じで終わってしまった感が・・・。 ミカドホテルのその後も気になります。 続編に続く?!なのでしょうか? | ||||
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前二作よりも、ターゲットとなっているアカマ自動車のトップ・マネジメントの強さが印象に残る話で、割とどうしようもないトップ・マネジメントばかりが出てきた前二作とは違う印象を受けました。 ただ、スケールがちょっと大きすぎる話になっていて、リアリティの観点では正直クエスチョンマークを付けざるを得ない感じでした。自動車業界の2009年現在の戦いは、基本的に日系メーカ対ヨーロッパ系メーカで、そこに韓国メーカが絡み、中国メーカがグローバルトップ10にどのような形で入ってくるか、という視点から考えるべきでしょう。ただ、モデルのライフサイクルや生産規模等、リスクマネーを必要としている産業であることは間違いないので、むしろ最近Opelを買ったMagnaや電池会社から自動車会社を傘下に収めたBYDのような、バリューチェーンの分業型だったプレイヤーの垂直統合への方向性が面白いと考えています。 | ||||
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「ベイジン」でも感じましたが、著者の中国人に対する認識は、一度でも中国で仕事をしたことがある人間なら、 共感できる部分が多いと思う。今回も途中までは非常に読ませます。 マイナス2ポイントにしたのは下記二点 '@最後のまとめ方(ネタばれになるので詳細は割愛しますが)がちょっと安易だと感じたこと。 この程度の提案でみんな納得するの?と私が感じたぐらいなので、説得力に欠けると感じる方は 多いのではないかと思います。 'Aマジテック(芝野氏)の存在が中途半端 結局、マジテック並びに芝野氏は本筋に何ら絡むことなく、非常に中途半端な内容で消えていく。 マジテックのエピソードがなくても小説は成立するので、何のためにマジテックの話を入れたのか理解に 苦しむ。このような扱いをするなら入れる必要なし。 ファンであるが故に、どうしてもコメントが厳しめになってしまうのですが・・・。 ただ、鷲津がどんどん格好良くなっていく(一作目、二作目と比べ)のはいいと思います。 | ||||
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『ハゲタカ』、『バイアウト(ハゲタカ2)』と「鷲津政彦シリーズ」を一気に読んできました。 『レッドゾーン』での国際的なファンドが暗躍する企業買収ストーリーは、前作同様展開が早く、息詰まるような攻防戦が繰り広げられますが、単なる経済小説ではなく、登場人物の複雑な心理描写を丹念に描き、心情移入しやすくしていることから小説の奥行きを広げているようです。前作、前々作で登場した人物を上手く絡めながら展開する内容ですから、シリーズのファンにはたまらないでしょうね。 中国系のファンドが、日本の自動車メーカー「アカマ自動車」に対して、TOBをしかけるというストーリーのダイナミックスさが魅力です。細かいストーリー展開には触れることができません。それこそ読んでみてのお楽しみでしょうから。 冷静でかつ一気呵成に終焉へと持っていく鷲津政彦のキャラクターが実に魅力的に描かれています。その実在のモデルがないことがかえって本作の魅力を高めていると思います。 ただ、ラストのアランの死の真相描写はいかがでしたでしょうか。謎解きの必要性はあるでしょうが、その答えはストーリー展開との調和が崩れたようです。 もっとも、最後の大内の言葉にはニヤッとさせられました。なかなかしたたかですね。 先日、マカオのリスボア・ホテルのカジノや香港の高層ビルも訪れた所でしたので、本作での展開はとても臨場感を持って読むことができました。上海の外灘の風景など別の意味で本書の魅力に浸っていました。経済小説でしょうが、実に人間臭い内容ですから、幅広い読者人に愛される作品だと思っています。 | ||||
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ハゲタカシリーズの素晴らしい出来は、 経済や投資のよくわからないウチの嫁でも「面白い!」と言い、 口コミを受けた嫁の友達も「面白い!」とはまった。 今回のシリーズ最新作には、そういった面白さの濃度は、相当に薄まっている。 まず、【鷲津政彦】をあまりに伝説的な人物に仕立て上げる所でしらけてしまう。 そして、【鷲津政彦】が地球を救うといわんばかりに、日本最大の自動車会社から中国から…ほにゃららまで。 少し飛躍しすぎてて、物語の濃度を薄めてしまってます。 正直ガッカリ作です。 | ||||
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中国の投資家の奥深さを予感させる上巻。かの国の二つのグループが錯綜しながら主人公に迫る。なかなかの出だし。 | ||||
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一つに流れが収束する中国人投資家グループの正体とは。主人公との二転三転の攻防に陳腐な表現だが息が詰まる。鮮やかな逆転劇で勝利を収める事はできるのか、そして本当の勝者とは誰なのか。 | ||||
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上海万博に沸く中国(物語に万博は登場しないが)にレイダー(乗取屋)を仕込み、トヨタ自動車と思しきアカマ自動車を狙わせる。なかなかに面白いスタートである。少しやる気を失っていたかに見える鷲津がリンの叱咤(?)で目覚める。三つ巴の戦いとなるか、序盤は快調な滑り出しである。 | ||||
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上巻読了後、ストーリーの続きが 気になってしょうがなくなり睡眠時間を 削って一気に読みきってしまいました。 それだけ、今作に引き込まれた証でもあります。 修羅場で揉まれてきた 鷲津、芝野の肝っ玉の大きさ。 年輪を感じさせる 飯島、古屋の老獪なしたたかさ。 ”見習わないといけない点が多いな” そう素直に敬服させられる面々が 織りなすストーリーに、ただただ圧倒されてしまいました。 ただ、一点だけ注文をつけさせてもらいたいのが、 テレビドラマや映画に倣ったのか、余韻を残しすぎたような気がします。 あそこまで描くのなら、 芝野のマジテックがどうなったのかも描いてほしかったです。 そこだけ、少しだけですが、スッキリしないものがありました。 ウィットに富んだエンディング。 これで完結しちゃうのかな? まだまだ鷲津と芝野の雄姿を見せてください!! | ||||
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『ハゲタカ』シリーズ第3弾。 映画版『ハゲタカ』の題材は今作になります。 これまでの 『ハゲタカ』シリーズ同様、 テレビ版、映画版とは、主要人物名は 同じでも一線を画している点は、今作も一緒です。 ただし、 映像には映像のよさが 原作には原作のよさが 同じ物でも異なる調理法で味が変わる、 美味しい素材のような上質な一品に、今作も仕上がっています。 上巻では大人しく、 鳴りをひそめている ゴールデンイーグル、鷲津が 下巻では、どう暴れだすのか。 そこに芝野は、どう絡んでくるのか。 下巻も、今作を含めた 『ハゲタカ』シリーズ同様、 つづきが見逃せません!! 早速、下巻を読み始めることにします(笑顔) | ||||
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マジテックはどうなってしまうんでしょう?途中で放ったらかしにされて驚きました。あんな結末なら、最初からマジテック関連の話は不要だったのでは・・? それとも続編があるんでしょうか? | ||||
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これまでのシリーズの主人公にあった覚悟とか怒りのような、仕事に対する熱意の根底にあったものが、本書ではあまり感じられなかった。加えて、ドタバタ感ばかりが目立ち、これまでのじっくりと読む小説から、さらっと読む小説に変わってしまった。 さらっと読む小説が悪いとは言わないが、自分がこの作者に期待しているのは、じっくりと読む小説なので、本書に関しては”期待はずれ”という評価となった。 | ||||
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様々な伏線を張っておいて最後に黒幕がペラペラと全てを明かすところはまるで2時間サスペンスドラマ。 全体のストーリーは文句無く面白い。が、最後の締め方は拍子抜けな感じ。 芝野の会社はどうなったの? など打ち切りになった漫画の最終回の強引な締め方の感じにがっかり。 | ||||
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