■スポンサードリンク
レッドゾーン
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
レッドゾーンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全89件 81~89 5/5ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ハゲタカ1、ハゲタカ2と結構楽しめましたので今回も発売日に購入、上下巻を2日で読み切りました。感想は? なんだかな〜って感じです。買収者と防衛者の英知を絞った対決を期待しましたが変なサスペンスというかスパイ小説というか訳のわからない結末でした(上巻はまだしも下巻は酷い)。 現実にはこういった筋書きもあるのかも知れませんが小説ではもう少しスッキリと纏めて欲しかったです。それにしても「巨大投資銀行・黒木亮」は面白かったな、と思ったのは私だけでしょうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前々作、前作に続いて登場人物が泥臭くからむ人間ドラマに見ごたえありです。 鷲津政彦はじめとする登場人物たちのキャラの濃さとかっこよさも光っています。 息のつまるような交渉シーンや互いの駆け引きの面白さという点においては本作も文句なしです。ただ、前作で提示されたアランの死の謎など重要な点について終盤であまりにもあっさりと謎解きがされて終わってしまうのがあっけない印象でした。 しかしながら、ハゲタカ、バイアウトを読んで非常に面白いと感じた読者であれば本作も楽しんで読めることは間違いないと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
・これまでの2作品と同じように、限りなくリアルな世界の中で、 さらに強大な相手に対しても限りなく冴えを見せる鷲津を堪能できました。 ・世界観は同じままの続編なので、これまで2作を読んで「面白い」と思った方、 ハゲタカに没頭し、熱くなった日々を取り戻すことができるでしょう。 ・感想ですが、シリーズファンとしては、今回はリンもサムもフルサポートですが、一方、 石岡や堀さんといった、「チーム鷲津」の面々があまり表に出てこないのが 少し寂しく思ったりはしています。 ・肝心の作品についてですが、 ハゲタカシリーズの面白さは、バイアウト業界、というか まさに企業の生き死に統合の現場のリアルが描かれている、というのと同時に 魅力的なキャラクターにあると思っています。 特に鷲津の生き方。 「武士は死ぬために生きるのではなく、 いつ死んでも悔いのないように生きるのが武士である」 という、武士の生き方そのものである彼を、 これ以上なく魅力的なキャラクターを楽しみに読んでいて、 今回もそれは節々に感じられたものの、本作の一部にもある 「鷲津の迷い」のようなところに、少し煮えきらなさを感じて星4つとしてあります。 (作者としてはそれを描きたかったのかもしれないのですが。。。) とはいえ、待望のハゲタカ第3部。 あまりの好きさ故に少し辛口になってしまいましたが、間違いなく面白い。 2作まで読まれた方は是非。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
幸田マインの脳天気で間抜けさはないが、国際ビジネスを扱う小説としては、尻の青さが目立つ小説である。鷲津のキャラ設定も一昔前青春小説のひ弱な主人公像から出ていない。 黒木亮の小説のようなドライさはないため、私自身は嫌いであるが、一般受けはするのであろう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
あとがきに「本書はフィクションである〜」と強調しているが、真山作品の楽しみかたの一つは、 やはりモデル(であろう)企業や人物を想像しながら読むことだ。 アカマは言わずもがな、序盤のTOB裁判や、SWFを推し進める冨岡議員など、「あーあーコレコレ」と、 ニヤニヤしながらページをめくってしまいました。悲しいかな、鷲津や柴野の実在のモデルは浮かびませんでしたが・・・・ 本書は08年3月から連載された小説のはずなのですが、アメリカの疲弊や中国の躍進、不動といわれた 自動車産業の勢力地図激変など、連載時期を考えても、作者に予知能力があるとしか思えない設定には、 本当に驚かされます。 終盤のビッグスリーに対する『ある作戦』は、まさに今のアメリカの自動車産業を取り巻く環境そのものでした。 詳しく書くとネタバレになるので控えますが。 作者の資料分析などは100%感服させられるのですが、肝心のストーリー展開はマンネリを感じさせられました。 1作目、2作目、3作目と、舞台はどんどん大きく広くなるのに、それと反比例してストーリー展開は終わってみると、 案外こじんまりとしたものでした。 シリーズ通して登場するレギュラー陣が登場するたびに、少しうれしくなるのですが、たいした絡みもなく いつのまにかフェードアウトしていくので、読者サービスのつもりかなぁと白けてしまった。 逆に無理やり絡ませたら、それこそ不自然かもしれませんが。 あと、ハゲタカ2(バイアウト)から引きずっていた謎も、あらかた解決します。しかしそれも、悪い意味で拍子抜け。 確かに面白いです。上下巻一気読みさせるパワーとテンポは、そこらの小説とは一線を画しています。 しかし読み終えると、余韻より「なんだかなー、なんだかなぁ・・・」と、無い物ねだりする気持ちを抑えられません。 いろいろな意味で“惜しい”小説です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「ハゲタカ」、「バイアウト」の続編で、シリーズの中ではじめて架空の日本企業の買収劇が物語の中心におかれています。産業構造としては無理がある設定ですが、その分ストーリーが自由に展開しエンターテインメント性を高めています。 過去2作に登場した人物も多く登場しますが、無理に登場させなくてもよかった人物がいたりするのが残念でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ハゲタカ、バイアウト(ハゲタカ2)に続く第三弾です。 ルールの違う中国ファンドとの闘いに思わず引き込まれました。 今回は国家的謀略(戦略?)もからんでくるので、少々金融の世界から 離れていますが、それを気にさせないほどのスピードでストーリーが走ります。 (アカマ3000のようです) 上下巻を一気に読んでしまいました。それだけの力のある作品です。 鷲津という主人公を設定した時点で、このディールでは 作者の勝ちは決まっていたのかな、と思わせられました。 再読すると無理があると思われる筋立てですが、鷲津にイカレテイル私は 素直にゴールデン・イーグルの世界で遊ばせてもらいました。 映画が楽しみです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ハゲタカ、ハゲタカ'U、に続くシリーズ。内容は前回に増してリアルタイム性を増しているため、最近の経済ニュースと照らし合わせながら読むと作品に引き込まれます。それだけの魅力がこの作品にはあります。 読み始めると止まらない(止まれない)のである程度時間を確保して読まれることをお薦めします。私は4時間位で読了したので、後で「ちょっともったいなかったかも」と思いました。 GW等、時間に余裕があるときにゆっくり読む本ですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「ハゲタカ」、「バイアウト」に比べると読みやすくなっていますが、ちょっと余韻を残しすぎたような・・・というのが読み終わっての感想。 「バイアウト」で残した大きな謎が呆気なく流れてしまったのも残念。 とは言え、一気に読んでしまいたくなる話の展開は変わっていないので、読んで損はないはずです。 個人的に「鷲津シリーズはこれで最後」と思っていましたが、まだ続きそうな雰囲気で、スピンアウトも多く出てきそう。楽しみです。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!