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D‐ブリッジ・テープ



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【この小説が収録されている参考書籍】
D‐ブリッジ・テープ
D‐ブリッジ・テープ (角川ホラー文庫)

D‐ブリッジ・テープの評価: 3.51/5点 レビュー 37件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.51pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(3pt)

なんだかよくわからない。

自己愛の塊なんだろね〜。被害妄想の強い、自分以外の人間は信じられない人が書いたような文章な気がする。または何かのトラウマに囚われているのか、その内自分自身も信じられなくなる脆さを含んでいるような感じ、 若さゆえなのか。
嫌な自分も認めて少しは心を開ければと、これからの作者に幸あれと願わんばかりでした。
D‐ブリッジ・テープ (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:D‐ブリッジ・テープ (角川ホラー文庫)より
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No.6:
(3pt)

ふつー?

23歳の若さで角川ホラー短編大賞受賞、とか、新黙示録とか、
さらには解説の高橋克彦氏の「読んで涙があふれた」という煽りに、
期待値が高すぎ、自分のキモチが追いつけなかったというよくある話。

ごみの島のような場所に打ち捨てられていたテープ、
そこにこめられていた少年の独白、
聞かされている大人たちのやる気のない態度。

描かれている内容はどうにも想定の範囲内で、
しかも文章は山田悠介チック。

で?いつ衝撃が???

って思っているうちに終わりました。
あたしにとってはこの作品、ケータイ小説以上のものではなかったけど。
なにか、見落としたのかな?
D‐ブリッジ・テープ (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:D‐ブリッジ・テープ (角川ホラー文庫)より
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No.5:
(3pt)

人間に対する底の浅い見方が気になった

悲惨な少年が語るテープ。
それに退屈しながら聞き入るスーツ姿の30〜60代のオトナ。
少年が叫ぶ魂の怒り。
茶化すオトナ。
そして、オトナたちには、このテープは単なる開発促進のための資料でしかなかった。

てな感じですかね?
まあ、20代前半の若者らしい作品だとは思いますけどねえ。

D‐ブリッジ・テープ (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:D‐ブリッジ・テープ (角川ホラー文庫)より
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No.4:
(3pt)

読者の位置(軽くネタバレ?)

グロ描写がキツい。
テープで流れる少年の話しはエグい展開なのだが、
合間に挟まるそれを聞いている大人達の会話や反応は冷淡なものがおおい。
少年側の話しはうまく話しが成り立っているが、
大人達の側の説明というのはほとんどなく、両者の均衡が悪いように思える。
その点でいうと作品全体といして、浅く見えてしまう。
そもそも少年の方の話でも、矛盾点は多く見受けられているので
未完成品というほど薄っぺらいものにも思える。
しかし、冷淡で説明不足により不透明な傍観者である大人達の立場に、
私は本書を読みながら依拠した。
それは、そうでもしないとあまりのグロ描写に読む気がうせていくことが原因である。
だがその問題となる話しの合間に、大人達の会話が挟まれている。
それは、当時から現在へと読者を引き戻らせる機能を果たしている。
この物語は大きく二つの立場に分けられるので、どちらからも読む事は可能である。
作者が意図したかどうかは分からないが、
読者が事件の傍観者として立つこともできるような位置が用意されていると言えるだろう。
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No.3:
(3pt)

違和感

率直な感想は「火垂るの墓」の後半部分の近未来バージョンって感じです。
読んでいくうちに矛盾な箇所にいくつか気付くと思います。
例えば自分の捨てられた年齢もわからないのに主人公はなぜか文字が読める。
栄養失調下で人は感染症と出血多量で簡単に死ぬのに死なない主人公。
この部分はかなりホラーです。
序盤とてもエグいです。おなかやみぞおちあたりがムズムズします。
一緒に暮らすようになる女の子が出てきてようやく「火垂るの墓」っぽくなります。
☆2.5がないので3つにしました。

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No.2:
(3pt)

今ひとつ現実味がない

ゴミ捨て場から見つかった一本のカセットテープに、遺棄された少年の壮絶な生涯が語られていたという話。オリジナリティに溢れる表現手法である反面、現実味が低い。何の教育も受けなかった少年が口述とはいえ適切な自己表現ができるとは思えない。
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No.1:
(3pt)

新しい試みは成功しているが

まず「」の連続が非常に素晴らしい効果をあげていることを書いておきたい。音声を文字で表現する、という言葉にとって根源的な要素を、新しい手法で上手く消化していると思う。しかし内容はどうだろう。ありがちなディストピアものであるようにも感じるし、その関連で主人公がまるで『銀河鉄道999』の鉄郎のようにも見えてくる(推測だが、著者は影響を受けているのでは?)。いや、別に何に似ていても良いのだが、間接的な影響のもとに書かれた作品にしばしばありがちな、著者にとってのリアリティの無さが散見されるのが残念。虫を食べたり、足を切断したり、という部分に、物語の切実さよりも「グロテスクに書いてやろう」という何か下心めいたものを感じてしまった。
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