新宿ミルク工場
- 奇跡 (159)
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著者の作品は、Dブリッジテープから読み始めています。ホラー小説の作者のイメージが強いが今回の作品はかなり、現実的です。ストーリーと、世界観はどこか野島伸二の作品のドラマを、見ているような感じがしました。哲学的な事を、発言するキャラクターと、現実的にその発言をするキャラクターを、見守るもう一人のキャラクターを、置きストーリーを、展開していく感じですね。 1章のミルクの話は、著者の中でもかなりの傑作ですが、2章はおそらく1/3くらいで終わる話を、無理やりページ都合で延ばしている様に見える。はっきり言ってまったく面白くない。著者はいったいなんでここまでグロテスクな表現を無意味に羅列して読者に読ませたのか?(大人による幼児虐待により多重人格に悩んだ人物の心の救済のためのファクターであることは理解できるがあまりにも長い)読者を、置いてけぼりで、どうしてもこのぐらいの傷を、幼児虐待は受けることを、読者の方に訴えたいのだろうという意気込みは見えますが読み物としては、評価しにくい。最終的には1章を、読んでそのままおしまいでいいぐらいに思えました。なぜなら1章で虐待についての苦しみなども描かれているシーンもありそちらの表現の方が読み物として完成されている。角度を変えた視点でまた書き直す必要を感じにくいため(2章)が、どうしてもいらない様に思えました。偉そうに記載したことが少し悔やまれますが、1章の良さを、思うとその点が、惜しまれます。あと、文章表現の、人称表現のかなりいい加減な部分は否めない点も少し残念でした。作者の味でもあるのですが、少し違和感。 X雨の作品は、その文章表現のおかしさまでも、作品の味でしたが今回は失敗に思いました。最終的には星 3つでレビューを、終えさせて頂きます。 | ||||
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どこでエンドにするかだけの差だと。 分かりにくい設定で始まり、説明もないため読みにくいのは否めなかったです。 主要人物は四人だけですが、それでも色々と読みにくかったです。 描写が分かりにくく読みながら想像するのが難しかったですが つながっていた二人がつながらなくなり つながっていなかった二人がつながるようになった綺麗な物語です。 | ||||
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D-ブリッジからおよそ九年後、自分としては久々に氏の作品を読んだことになる。相変わらずグロテスクな表現は目につくが、この場合必要なものではないかと思えた。ラスト1ページ半のチャプター「新宿」の美しい情景を読むためなら、望月景と中川清香の、殺伐とした現代にはありえないような甘い関係も、エセヒーロー物みたいな、椎名純紀の闘いも、自分は受け入れられる。虚構と云えども、久々に救いのある物語を読んだ。 虐待についても、なかなかリアルに描けている。陰惨な体験を持つ者としては、安いドラマを見たときのような苛立ちを覚えなくて済んだ。 | ||||
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Dブリッジの次に読んだ。Dブリッジに比べると見劣りしてしまうが、それでもよく出来た話。 ミルクは、母への愛を求める話、工場は自分の分身とひたすら殺しあう話(爆)、そんで、最後の新宿で謎をばばーんと明かす。残念なのは、それぞれの話、前半がかなり退屈なこと。後半は面白いので、まぁ我慢できるけど。話がたがいにリンクし、切ない系なのかな。よかったです。 | ||||
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