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隣の家の少女
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隣の家の少女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全134件 21~40 2/7ページ
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とても重苦しく、不快感を感じる作品。 購読前からレビュー等でそれなりの覚悟を持って読み始めたにも関わらず、途中、本気で後悔するほど残酷でした。 読むには「覚悟」が必要です。 そして手にとって読むあなたが成人である事を祈ります。 | ||||
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少年の語りで一貫するが、描かれているのは女性であり、母であり、保護者であり、支配者である一人の人間の狂気と、それに追従する(もしくは支配される)子供たちの集団暴力である。 従って、ホラーではない。 むしろドキュメントである。 恐らくこの世に出たもっとも後味の悪い本のひとつであると思うし、その意味で本自体が読者を選ぶであろう。 | ||||
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隣の家の少女が気になり、本を購入しました。最近、ホラー文庫にはまり、気楽に購入しました。本当にあった事件を小説にしたのでどきどきしています。 | ||||
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これまで読んできたなかで、たぶん一番イヤな小説。 何度か読むのをやめようと思った。 凄惨で猟奇的な描写は『アメリカン・サイコ』のほうがイカれてる。 もっと「深層的なイヤさ」(解説のスティーヴン・キングによると「実存的恐怖」)が、この小説にはある。 それは、人間のもつ凶暴さ、醜悪さ、卑劣な欲望に対する嫌悪感だろう。 そして、行為の主体が子供であることが、それらが人間にとってより本質的なものであることを感じさせる。 誰だって、主人公と同じ傍観者に、さらには加害者にもなりうる。 ただ、読後感はそれほど悪くなかった。 この小説には救い(エンタティメント小説には必要だ)がある。 そのひとつは、被害者が最後まで自尊の心をもっていたことだ。 | ||||
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隣で何が起きているかわからない。 わかったところで何が出来るか。 心に引っかかる物が残る。 読後「面白いが読者を選ぶ」と人に進めようか迷う。 | ||||
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どんなものかと、怖いもの見たさで読みました。 読んでいて良い気持ちではありませんでしたが、それよりも続きや結末を知りたいという気持ちが勝り、一気に読んでしまいました。 主人公には最悪の結末を回避できるチャンスが何回かあります、しかし最悪の結末へ進んでいくのです。 主な登場人物で唯一まともに見えた主人公ですが、考えてみるとそうでもないです。 実話が元であると言うことがまた辛いですね。 | ||||
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だけどのめり込んでしまう。 淡々とした語り口で、上手く主人公の心理を描いていると思う。 しかし、グロイから、虐待を扱っているから低評価って言う人は辞めてほしいね | ||||
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初めて本を読んでこんなにショックを受けました。 ぜひ一度読んでもらいたいです。 | ||||
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Kindle本が割引されてることを知り、急いでレビューしに来ました。 この本だけは止めた方がいい。 僕は面白いと思いましたが、こんな万人受けしない本はありません。 ホラーが好きだからーという軽い気持ちでは購入しない方が身のためです。 | ||||
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妹想いで心優しい美少女を地下に監禁、狂った鬼畜女主人の暴走アイデアが炸裂する度に 近所の子供達がわいわい集まって虐待、拷問、凌辱、少女を精神崩壊すれすれまで追い込む。 | ||||
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この小説は1960年代にアメリカのインディアナポリス(シカゴ郊外)で実際に発生したシルヴィア=ライケンス事件を題材にしている。 当然ストーリーは事件に沿ったものであるし、小説のヒロインのメグはシルヴィアで虐待の主犯のルースは事件の犯人ガートルードである。 他の投稿者が書いているようにこの小説は後半になるほど残酷な表現が目立つようになり、ページをめくるのに抵抗を感じる人も出てくるだろう だが残酷な事実から目を背けるのは誰にでもできる 少しでも興味のある方は是非読んで傷心してほしい。 そう感じる人を増やすのがこのような出来事を減らすほぼ唯一の予防策なのだから | ||||
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というレビューは正しい。 何度読むのを止めようか、kindleを放り投げようかと思ったことか。 しかし、訳者あとがきにも書かれているように、これと似た事件が、救いのない悲劇が、現実にこの日本で起きている。実在する事件の中で徐々にあやふやになってゆく理性と増幅してゆく狂気は、まさに本作で描かれているものだ。その驚くべきシンクロニシティーは、本書が人間の本性を炙り出した証なのか、はたまたディストピックな予言書の証なのか。 いずれにしても、本書が価値ある一冊であることに疑いの余地はない。 | ||||
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作品の出来栄えは素晴らしいが、内容はひどすぎる。 それが、架空の話ではなく現実の話なんだからなおさらだ。 日本でも女子高生コンクリ殺人事件とかがあったが、そういう事件を 二度と起こさない為に、こういう本を読んで胸糞を悪く出来るような 人が増えたら良いなと思う。 | ||||
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実際、胸糞悪くなる内容です。陰湿な虐待とか嫌な人には全くお勧め出来ません。 が、ケッチャムの淡々と綴る文章にぞわぞわした心えぐられるような思いをしたい人にはお勧めです。 | ||||
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わたしは、ここに書きてあるレビューを見てから読み始めたため、内容についてはある程度覚悟していた。とても残酷な小説であることは知っていたのだ。にもかかわらず、読むのが苦痛で仕方がなかった。心の準備が出来ていても苦痛なのだ。もし、前知識なしでこれを読んだら何日か眠れないかもしれない。それほど衝撃的な物語だった。 しかし、ぜひ読んで欲しい。残酷ではあるが、心には残る作品だ。決して忘れることの出来ない小説として頭に残り続けるだろう。読んだ後どう思うかはその人次第だと思う。 わたしには、最低だけど忘れられない一冊となった。 | ||||
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この手のノンフィクションを多く読んできたが、ここまでの残虐性は他とは比べ物にならない。救いようのない虚無感が終始モヤモヤと渦巻いて、最終的にはやり場のない感情に苦しみ咽び泣いた。 読みやすいと言ったら語弊があるが、一気に読み終えてしまうほどの魅力があった。 伝え聞いた話ではなく、その核心にいた人間目線の生々しい表現が現実かどうかの判断を鈍らせ、目を逸らしたいはずなのに、いつの間にかどっぷりと深く引き込まれていったのだ。 読み終えて尚モヤモヤとした気持ち悪さが続く。 決してオススメしたくはないが、色々と考えさせられるという意味で、広く知って欲しい作品とも言える。 | ||||
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悪臭漂う暗闇の中に、人間の尊厳が一瞬だけ輝く。ほんの一瞬だけ。 しかしそれもたちまち闇に覆われ、地獄絵図が現れる。 癌細胞が健康体を蝕むように、健全さ、善良さが邪悪に押し退けられてしまう。 傍らで理不尽な虐待的行為が行われているのに、自己保身や卑しい感情や無力感に遮られて、傍観者的態度から抜け出せないことがあるが、この小説はそのような人間の身勝手さ、卑劣さ、俗悪さを極限形式で描いている。 しかし、虐待の主犯はなぜこのような常軌を逸した悪逆を行うに至ったか、その心理的過程を読者が理解するための記述は十分ではない。ただの「異常者」と決めつけて終わってよいものか。 閉鎖的空間を、人間性の欠如した病的なボスが支配し、善悪の基準がムラ内だけの「よい・わるい」になるとき、人は他人の痛みにも無関心になっていき、異常を異常とも思えなくなり、遂には破滅へと突き進んでしまう危険性を示した小説とも言える。 | ||||
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三上延・倉田英之両氏の『読書狂の冒険は終わらない!』(集英社新書)で絶賛されていたので(同書29~34頁参照)、読んでみた一書。いや、スゴイ(特に後半)。ネタバレになるので一切内容には触れませんが、夜読むと間違いなく眠れなくなる一冊かと。カバー後ろのあらすじ欄も末尾の解説(何と、スティーヴン・キングによる)も訳者あとがきも一切読まずに全ての情報を遮断して、本文をそのまま読み始めるが上策。「滑りだしは牧歌的」(433頁)だが、恐るべき結末との余りの落差には参りました。 「これにかんしては語りたくない。ごめんこうむる。話すくらいなら死んだ方がましという事柄があるものだ。目にするくらいなら死んだほうがましという事柄が。わたしはそれを目のあたりにしたのだ」(363頁)。 以前、評者が米国に在住していた際に居住していた一軒家にも地下室と屋根裏があり、外見は二階建てでしたが実際は四階建てで、暗い階段で降りていく地下室の広さと中の闇と湿っぽさは驚くべきものでした。(かつて燃料にしていた石炭がそのままになっていたり、射撃の的などが置いてあったり・・・)こうした実体験も、個人的には本書の怖さを倍加しましたね。なお、手元の辞書(『リーダーズ英和辞典』初版、研究社)によると、「イギリスの絞首刑執行人」(417頁)を意味する英単語は「Jack Ketch」と記されており、「17世紀の英国の有名な絞首刑吏の名から」とあります。 | ||||
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日本でも女子高生の監禁・暴行・殺害事件ありましたよね。 生前で自分が知っているのは、当時はやりの聖子ちゃんカットで笑っている、アイドル風の彼女の写真。 コンクリ詰めで見つかった少女の遺体は悲惨なもので、膣内にオロナミンCの瓶の破片が発見され、顔は変形して目鼻口の位置すらわからなくなっていたそうで。 何のためにここまでしたのかな? 性癖とかSMとか近親相姦・ぺドとかもういろんな吐き気を催すことを調べても答えは見えず。 この事件でも、実はこの一人称語りの男の子のような子が実在したみたいで。 途中で生きている女の子の傷から腐臭がしてきて、暴行に加わるのはやめたんですって。 世界的に何て同様なことが起こるのかと? この分野に学術的研究の手が及ばないのは、自分が闇に引っ張られないためかもなと思う。 でも世界中で起きてることなんですよね。 | ||||
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読むごとに胸が痛くなる 自分が置かれている環境がどんなにいいかが分かる これを読み、気持ち悪いだなどえろいだなどいうのはダメだと思う 伝えたいのはそういうのではなく、 この事件のこと、改善策や、生きること、行動力のない主人公、それぞれの心境を読み取るべきだと思う これをよんで、気持ち悪いとおもい読むのをやめてはいけない 気持ち悪い部分を読むからこそ事件の重大さや重みが伝わり涙となる | ||||
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