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オフシーズン
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オフシーズンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.02pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全50件 21~40 2/3ページ
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これでもかというぐらいの惨劇。映画なら即刻上映中止かなという内容ですが、印象に残るのはただそれだけで、ストーリーとしては特に工夫もなく、まあこんなもんかって印象。 | ||||
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アメリカ最高の鬼畜系作家の1人ケッチャム。 本格的な長編の第一作目であり、かつ最初の出版社から何度も書き直しを求められたいわく付きの作品です。 こちらの日本語版は、結末などをケッチャム版(いわゆるディレクターズカット版?)みたいになっています。 物語の内容としては、都会人vs食肉人の血なまぐさい争いって感じなのですが、 基本的にダークで、エグくて、とことん後味も悪い。 どーんと重く、それでいて切れ味も鋭いですが、 それでも、某スプラッターネット小説とは違って、何かすがすがしさも感じるのは、 人間の善と悪、美と醜、生と死みたいなものにきちんと向き合っているからでしょう。 プロットも良く練り上げられていますし、翻訳版でも文章はキレイでうまい。 「東京伝説」「独白するユニバーサル横メルカトル」の平山夢明、粘膜シリーズの飴村行が好きな人には超おすすめです。 | ||||
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背筋が凍るとはこういうことか・・・ってくらいの作品。目を伏せたくなるような言葉なのに、とりつかれたように読みすすめてしまう矛盾差が、この人の作品って感じ。怖いの、えぐいの好きな人は読むべし。 | ||||
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出版当時そのあまりにもリアルで残酷な描写、救いのない物語と結末により大幅に削除されて出版されたケッチャムの処女作。 本書はその削除部分を復刻し、結末も暗黒の現実をつきつける新版の翻訳である。 女編集者カーラは人里離れた海岸沿いの土地に家を買った。 友人6人がバカンスに訪れる。しかしこの地は遠い昔から自分たちの伝統と食生活を持つ「食人族」たちの居住地であった。 先住民と侵入者(新入者)の文明の衝突が始まる。 腐臭をはなち、血みどろで人肉だけを食物とする人々と、都会人たちの凄惨な殺しあいと救いのない結末。 ケッチャム文学はここから始まった。 | ||||
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避暑を目的とした遊楽客が去り、「オフ・シーズン」となったメイン州の片田舎。 アメリカにならどこにでもありそうな、この小さな町も、例年どおり平凡で退屈な日常を取り戻すかに見えた。 ――ひとりの女性が半死半生の大怪我を負って発見されるまで。 そう、このありふれた町の藪陰には、人間を狩り、喰らう恐るべき異人達が潜んでいたのだ…… 時季外れにこの地を訪れた6人の避暑客は、この異人達の凄惨極まりない暴力に晒されることになる。 ――と、設定だけ見れば「それ何てラノベ?」と突っ込みを入れたくなる荒唐無稽かつ陳腐な筋です。 グロテスク、ゴア、ショッキングなシーンもありますが、そこを推せるほど描写は鮮烈ではありません。 しかし、面白いのです。 まず、敵が「意思疎通が不可能な集団」という点。 「彼ら」はひたすら愉しみを求め、笑いながら私たちの胸部から性器までを一直線に切り裂き、素手で内臓をえぐり出して、むしゃぶるように喰います。 しかし、「彼ら」の行動は終始意味不明です。なぜそうするのか、私たちにはほとんど何ひとつ理解できません。同じ人間なのに。 固有名詞のない「子ども」、「少年少女」、「男女」に集団で襲われ、囚われれば死んだ方がマシだと思えるほどのなぶり殺しに遭う。怖ろしすぎます。 登場キャラクターの心理描写も読んでいて引きこまれます。 極限状態に適応するのが早すぎるだろ感も否めない所ではありますが、全体としてはパニックホラーに相応しい激しい躁鬱の波がきちんと描写されていて、登場人物と一緒にドキドキできます。 そして何より、物語の締め方は特筆すべきでしょう。 ネタバレになるので詳しくは書きませんが、最高のENDでした。こういう終わり方でなければ、ケッチャム自身が言うように、この物語を書いた意味がありません。 最終章は是非刮目して読んで下さい。ここにこそ、「オフ・シーズン」の全てがあります。 【こんな人にオススメ】 ・パニックホラーが読みたい気分だ(要グロ耐性) ・アメリカ文学が好き(要グロ耐性&解説必読) ・ゾンビ映画が好き 【こんな人にはオススメできず】 ・暴力描写が苦手 ・スプラッターフリーク ・謎を残す物語が好きではない ・本を読むと「またこのパターンか」と思う傾向がある | ||||
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ちょいちょいアメリカンなジョークや、皮肉めいた表現が引っ掛かってイライラしました。 読解力を要求されている感じがして☆減 本の3/5くらいからはジェットコースターのように、数日で読み終わりました。 グロすぎてカットされた部分もあったようなので、そこが気になります。 | ||||
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久々にそう思える作品に出会えました。 本物の恐怖に浸りたい、ホラー映画では飽きてしまったという方にはお勧めですが、 普通のホラー映画でさえ一人では観られないまたは、トイレに行けなくなる方にはお勧めできません。 これほどの暴力的な表現はこれまでに見たことがなく、初めは理解するのにも努力が必要ですが、 自然と吸収できるようになっている頃には、すっかりこの作品にはまっています。 丸一日で読み終えました。 まえがきは読んでも読まなくてもいいです。大したこと書いていないので。 海外の作品で、日本語に翻訳されている作品ですが、案外読みやすかったです。 | ||||
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本物の恐怖に浸りたい、ホラー映画では飽きてしまったという方にはお勧めですが、 普通のホラー映画でさえ一人では観られないまたは、トイレに行けなくなる方にはお勧めできません。 これほどの暴力的な表現はこれまでに見たことがなく、初めは理解するのにも努力が必要ですが、 自然と吸収できるようになっている頃には、すっかりこの作品にはまっています。 丸一日で読み終えました。 まえがきは読んでも読まなくてもいいです。大したこと書いていないので。 海外の作品で、日本語に翻訳されている作品ですが、案外読みやすかったです。 | ||||
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隣の家の少女を読んだ後ではあまり衝撃はありませんが 普通に面白かったです 隣の家の少女とは違ハラハラ感がありました | ||||
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だいたい、私という人間は、集中力に欠ける性格で、いざ本を読み始めても他の事が気になって、いつのまにか他の事をしてしまっているのですが (;°Д°)この作品は違った… 悲惨で危機迫る恐怖、その場に居る様に情景が無理なく浮かんで…ケッチャムのこの作品はもう冒頭から既にその世界に引き込まれ、読み続ける事しかできませんでした。 昔、本当に海岸の洞窟に住む食人鬼の集団家族が居た様です。 彼等は近親相姦を繰り返し、かなりの大家族だったとか… 子供達だけで狩をして失敗して足がついたそうですが その話のノンフィクション?! とにかく…平日の寝る前、数日に分けと少しづつ読む代物ではない 翌日差し支えない休日前や、休日には食事を先にして準備万端で読み始めた方が良い本です。 胸糞悪いけど怖い。 読み続けてしまう文章力 ちょっと脱字があるけど… それをカバーする力 ビックリ… | ||||
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食人族(というか野人?)たちが、人を襲いまくり食するお話。 やっぱりエロ行為に及ぶカップルは真っ先にやられるのだなぁと しみじみするところもあったりして。 そこそこホラーは読んでいますが、 読み終わってみると、それなりに激しい描写はあるものの、 不思議にぐちゃどろ感がありません。 なので、痛さや不快感を感じることはあまりなかったです。 物語は、淡々としたどこか第三者的な視点でさくさくと描かれていきます。 かといって寂寥感や静謐感があるわけでもなく、 何とも不思議なホラー作品でした。 ラストの警官たちの、人間から理性が奪われるときどうなるか、 という描写が、一番息詰まるシーンだったように思います。 尚、誰がやられる・生き残るのかが読めない作品ではありませんが、 やはりこの前書きは反則だと思いますので、本文にすぐ入ることを お勧めします(後読みの習慣があったので助かりました)。 どこか突き放したような冷めた感覚、これがケッチャムの魅力なのかもしれません。 | ||||
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こんな事って、本当にありそうな、なさそうな。あったら困りますが・・・ 襲われる側は、悲惨このうえない!でも、生きようとする力、何とかしようとする努力ってすごい。その反面、自分が助かるための他人の犠牲を望んでしまうダークサイドな部分。 子供から妊婦から、人間としての一線のない生活。ある意味、欲望、本能のままに生きるってこういう事?何が正しいのかさえ、自分でも説明のつけ方が、よくわからない感じになりました。そして、胎教について考えてしまいました。その環境に育つということは、疑いもなく受け入れその世界に生きると言う事の恐ろしさ。今地球上で起きている事と、類似点が沢山あるように感じました。色んな意味で考えさせられる作品でした。食人族ってむかし聞いたことありましたが、この本の描写はリアルで寝る前に読んでしまったため、しばらく寝付けませんでした。恐怖を倍増させたい人は、深夜に読むことをお勧めします | ||||
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内臓のプールで泳いでいたら溺れかけたようなそんな気分がしてくる‥。 ケッチャムのデビュー作にして代表作。 カニバリズムがここにあり。無論、エロスの方もバッチリ。 ソニー・ビーン・ファミリーを彷彿させる展開に俺はトロトロだぜ。 ごちゃごちゃしてて何がなんだか分かんねーって? だったら、てめーの育ちの良さに感謝しろよ。 | ||||
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こんなネタバラシもいいところのまえがきを読者に読ませてから本編に入ろうとする編集者の感覚を疑いますな。 なぜこんなことをしたのだろう? 読者のショックをやわらげるため? これはちょっとひどすぎるな。 読書の楽しみを奪ってどうするのか? 日本語版を出した扶桑社の担当者も、ちょっと考えてほしかった。 | ||||
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高評価につられて呼んでみたけど期待はずれだった。 物語は田舎に住む友達の家に仲間が遊びに訪れた時に 人食い集団の標的にされ、次々に仲間が殺されていきます。 最後は捕まった仲間を助けるべく、勇気ある一人の仲間が 助けにいくという話です。 ストーリーは在り来たりで一本調子の展開 それはそれでいいけど 描写が過剰にグロデスクなだけで 恐怖や緊迫感は伝わってこなかった。 そして最後の展開は残虐なシーンを 作者の自己満足の為に付け足したような内容で バランスが崩れてしまっていた。 ここでの評価が高すぎるんでギャップが大きかったです。 オンリー・チャイルドの方は面白かったんだけどな | ||||
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途中、「あれ?ちょっとここ設定・・・?」と思うところがあっても、 そのままバーッと読めてしまう凄さ。 ラストが書き換えられていますが、私はこっちのほうが好きです。 文明対野性の生きるための戦いが、 いつの間にか人間本来がもつ野生の覚醒につながるところなんか 何度読んでもぞくぞくします。 ハンパ無いグロテスクさも大好きです。 | ||||
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問答無用の怖さです。不条理な怖さです。日本では友成純一先生がこれに匹敵します。 「食人族」とは何なのでしょうか。少々説明めいたことはありますが、詳しいことは抜きです。でもそんなのは関係ないのです。これでもかこれでもかという、グロテスクなシーンが満載です。とにかく覚悟して読みましょう。なお、ネタバレになるので、序文とあとがきは、最後に読みましょう。 | ||||
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多少おかしな趣味を持つ彼女が「これは凄いで」と貸してくれた本だったのですが、読み始めてビックリ!止まらない。日本の作家じゃありえない完全にボーダーラインを超えた恐怖の演出と狂気の沙汰のリアルな描写。これは差し止めされるのも納得してしまう。 ケッチャムのファンは意外と多いと聞いていたがレビュー数が多いのを見て納得。 星4つにしたのは続編の「襲撃者の夜」が更に凄いから。本書を読んだら続けざまに読むべし。 | ||||
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すっごく楽しかったです。もとになった事件を先に知っていて、その後 ケッチャム作品を知ってから買ったのですが、満足しました♪ 最後にやっぱり救いがないのも、(あっても気分よくはない) よしです。 すごくおすすめです。これと「隣の家の少女」はケッチャムの中で抜きん出てますね。 でもこれの続編はちょっとイマイチかな… | ||||
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人間ではないやつら。食人さえする集団。 子どもでもない。心を持たない者たちが洞窟にたむろしている。 生きる意味さえないような集団が 善良な生ある世界を壊していくストーリー。 その集団は仲間同士でさえ、思いやりや愛情の気持ちはなく ただ、殺し、奪うだけ。動物よりもひどいものである。 そんなものに襲われて、それまでの人生を突然なくすことの恐怖。 読んでいると途中から暗い気分にとらわれていく。 本をおくことは出来ない。最後まで読み進むしかない。 そして二度と開きたくない。 けれどもまたケッチャムが出たら読むだろう。 | ||||
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