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オフシーズン
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オフシーズンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.02pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全50件 1~20 1/3ページ
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面白いとオススメされて購入。文章が海外作品という感じ。読みづらくて途中でやめてしまった。 | ||||
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内容紹介を読んで本書の薄気味悪さは覚悟していた。 その本領は中盤あたりから発揮されるが、恐怖は予想以上にすごく、私は悪寒に見舞われた。 でも途中放棄は絶対できない、止まらない。それだけ読者を引き込む内容だ。 「人間を殺して食する」という行為については、第二次世界大戦において日本軍が捕らえた米兵に対して事実行ったという文書を数か月前に読んだ。その日本軍の上官は率先して食し、部下にも強制したという。確かに狂っているが、だからと言ってこの時代精神異常者として処分されたわけでもない。人食に関しては異常なりとも長い歴史において実際あったことだ。 私が本書で恐怖を強く感じたところは、殺人のグロテスクな描写。非常におぞましい。 ……だが見入ってしまう。野生人たちの生きざまなども、読者を惹きつける筆力が見事だ。 そしてラスト。<作者あとがき>によると編集側と大いにもめたという。私も最初は読後感が悪かった。しかし少し時間をおいたら、この方が現実的だし重みや暗さがさらに増すと思えた。作者の本意はそこにあるのだろう。 私にとってこの暗さは『無垢なる者たちの煉獄』(カリーヌ・ジエベル/2019.1/竹書房文庫)以来だ。 | ||||
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「オフシーズン "Off Season"」(ジャック・ケッチャム 扶桑社BOOKSミステリー)を読みました。初出は、2000/9月だそうですね。初期のスティーヴン・キングは読み漁りましたが、近頃はホラーを積極的に読む習慣はありません。今回、ダグラス・E・ウィンターの序文も巻末の幾人かのあとがき、解説も読まずにこれを書いています。 舞台はそのキングの土地、メイン州の海沿い。書籍編集者・カーラが借りた家に6人の男女が休暇でやってきます。背景にはそれはそれ、何らかワケありの人間関係があります。その到着した晩に事件は起こります。<食人族>が彼らに襲いかかり、中盤からはこの時代に読んでも、極端で、グロテスクで、読むに堪えない(笑)、死闘が繰り返し描かれます。かつての映画、ペキンパーの「わらの犬」の死闘なども想起しましたが、とてもそれどころではなかった(笑) 私はホラーとしてよりも或る種の「冒険小説」として読みました。十分、ページターナーだと思います。途中、地元警察も加わり、誰がサヴァイブするのか?幕切れはどうなるのかというストレートなスリラーとして読むことができたと思います。とても面白かった。 かつてボストンから、ニューハンプシャー、メイン州・ポートランドを通って、カナダのニューブランズウィックまでドライブしたことがありました。セントジョンで昼食のため、ローカルのレストランに立ち寄りましたが、1軒目は入っただけで剣呑な雰囲気が漂っていて、注文もせずに出ることになりました。アジア人が来るところではないという視線のようなものにたじろいだのだと思います。勿論、私の思い過ごしかもしれませんし、所詮は昔のことです。決してオープンではない土地柄にあって、オフシーズンであれば、様々なことが起きるのかもしれませんね。 | ||||
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隣の家の少女でも思いましたが、翻訳が下手な上に自己主張が激しくて嫌になる。 スティーブン・キングやジャック・ケッチャムに対して軽すぎるというか、友人みたいに言うのも嫌でした…… 変な前書きもいらない。 「翻訳を自分なりに翻訳し直して読む」という作業が苦痛です。 あとこれといった怖さもグロさも無いので物足りないです。 というかそもそも、そういった描写が少ない。 食人や捌くシーンはほぼ無かったです。 登場人物がやたら多い為、一人一人の死があっけないです。 折角人物の設定だけは細かく描写されてるのに。 全然スカッとしない。 殺人一族から逃げるシンプルなパニックホラーです。 心理描写、登場人物のバックボーンが沢山書かれていますが、翻訳が翻訳なだけに全然共感出来ない。 | ||||
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ケッチャムがいいと聞いて初めて読んだ。 血みどろだが端正で、極力装飾を排した、突き放したような筆致。 「恐ろしい」出来事に晒された人間からあらゆる欺瞞が剥ぎ取られ、 本質的な部分が骨のように露わになる。 ものすごく醜悪な肉片の山の中に、ほんの少しの美しさと読んでもいいものがあるような気がする。 多くの流された血と暴力の果てに、不思議な静寂にたどり着く作品。 | ||||
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本作の主人公は二組だ。かたや都市部に住む人間たち。かたや田舎で近親相姦し、幼児を拾ってきては自分たちの子として育てている一族(ソニー・ビーンがモチーフとなっているのは有名な話だ)。 都市部の人間たちが彼らに標的にされ、一人、また一人と喰われるのはB級ホラーの王道路線である。 ……などと油断してはいけない。痛々しい暴力描写は強烈だし、展開も「物語がどうすれば盛り上がり、読者がページをめくる手を止められないのか」をわかっている手練れ職人のそれだ。 大まかな展開は『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』や『サランドラ』と同じである。作者のあとがきにもそっくりな展開で自分が寝ている間に驚いた、という記載があるぐらいだ。 遭遇、闘争、監禁、と三つの展開から魅せる食人族との戦いは『グリーン・インフェルノ』と比較しても劣ることはない。この後、ケッチャムは現代ホラー小説史に名を残すおぞましい傑作を発表することになる。 | ||||
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展開が早く、エロもグロもあります。どんどん殺されます。終わり方も良いと思う。 | ||||
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まず序文は読まずに飛ばして下さい。 ラストの重要なネタバレがされています。 ケッチャムの小説は「隣の家の少女」を数年前に読んだだけで他に代表作とされるこれをなんとなく読んでみました。 中盤からグロ描写が凄くてこれがケッチャムか…と圧倒されながら読み終わりました。 この作品を好きだということも憚れるし、リアルで人に勧めることが出来ない作品ですね。 しかしいい意味でも悪い意味でも感銘を受けてしまい、その後ケッチャムの小説を何冊も買ってしまいました。 ケッチャムの原点でありアメリカンホラーを代表する一冊だと思います。 | ||||
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恐怖の感じ方は人それぞれだと思いますが、私にとっては「怖い」というより、グロテスク。別にグロテスクが嫌いなわけではないのですが、、、。今回求めていた怖さはありませんでした。 | ||||
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Jack Ketchumの名前を一躍有名にしたCannibal Horror『Off Season』の翻訳です。 読めばわかりますが、誤植がかなりあり、ホラーなのに笑えてしまうのは作者が気の毒だと思います。 原書で読んだ方が恐怖を味わえるので、原書で楽しみましょう。 (ネタバレしたくないので、内容には触れません) 本来なら恐怖度抜群というか、不快指数の高い長編ですが、翻訳がイマイチなので衝撃を受けることなく読了しました。 Richard LaymonやBrian Keeneも似たようなCannibal Horrorを書いていますが、いずれも本家の『Off Season』には遠く及びません。 いつか『Off Season』を超える作品を読んでみたいものです。 ※レビューに「Amazonで購入」の文字が表示されていませんが、「注文履歴」で購入したことを確認済みです。 | ||||
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これ、ソニー・ビーン一族をモチーフにした話では・・・? TOCANA好きにとっては、変に現代風にアレンジしてある分、面白味に欠けますね。 ジャック・ケッチャムがセールになっていたのでまとめ買いしてみたけど、う~ん・・・。他の作品も元ネタありきなのかな? 「隣の家の少女」も既に実際の事件のあらましを知ってるので、こっちは購入しませんでした。 やはり実際の事件のほうがショッキングです。 小説のように脚色されると、リアリティがなくなりますね。 | ||||
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Kindleで購入。 出版元の扶桑社は、Kindle版にするとき校正と動作確認くらいちゃんとしてほしい。 内容は100点以上。 「本当」の版に近いものを翻訳の原本にした編集も100点以上。 しかし、校正に手を抜いているのがマイナス100点。 | ||||
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ただ一言「人肉を食べて生きる民族」に 狙われる一家のお話です。 | ||||
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ホラーの帝王・キング推薦作家ということで初読み。 序文がありますがこれはいっそ潔いほどネタバレなため本編を読み終わった後に読むのを強くおすすめします。序文なのだから序文に読んで差し障りないものを掲載してほしいものですがとりあえずそれは置いといて。 不穏な空気を感じさせながら進む物語の進行速度は比較的ゆっくりめ。このじわじわ侵食する感じはどことなくキングの作風に通じるものがあるなと思いました。 この本はざっくり言うと食人族を相手に奮闘する物語で、食べる者と食べられる者、この両者がぶつかり合う中盤から一気に面白くなります。 正直食人族と人間、どちらも詰めが甘い部分がありそこはこうしたらこんなことにならなかったんじゃないの?と白けかける部分も多々ありますが、読み進めるうちに食人族は野生の動物のように狩りを楽しんでいるからこその詰めの甘さだったんだと気付きました。 相手を同じ種族だと思っていない、狩るべき『動物』だからこそ甘く見ている…という点に背筋が寒くなりました。 初期に出版されたオフシーズンは出版社の意向でかなり内容に改変があったようで、そうだろうなと頷けるほどこのオリジナル版の内容は残虐性に富んでいます。肉体的にかなり痛い描写がありますので苦手な方は避けた方がいいでしょう。 食人族がテーマということでショッキングなシーンはあるものの、全体的には普通という印象でした。中盤からの怒涛の展開は見事ですが、かと言ってこちらの予想を超える展開はありません。 視点が各登場人物にコロコロ変わり、食人族視点からも物語が読めるというのがこちらの恐怖を削いだ理由でした。食人族視点がなく、食人族がなにを考えて行動しているのかわからない状態ならばもっと怖かっただろうと思うだけにちょっと残念でした。 | ||||
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内容に関しては世捨て人みたいな食人族がバカップルたちを襲うって言う、エロありグロありのB級ホラー映画そのものって感じの話です。悪魔のいけにえやクライモリなどのホラー映画が好きなら一読して損はないかと。 他の方も仰ってますが、一番最初に糞みたいにカッコつけた「序文」という名の「駄文」があるので、そこは飛ばして読んでください。絶対です。 それから気に入らなかったところと言えば、翻訳が下手な気がします。(もしかするとキンドル版を買ったせいかも知れませんが)へんな誤字を文中一箇所見つけました。なんか文字の間に脈絡なく「遊」って書いてあった気がします。それから女の子達をからかうときの台詞、男の兄弟が続けて同じことを言うシーンがあるんですが、ここがすごく読みづらくて、えっ?えっ?ってなりました。たいして重要なシーンでもないのにテンポが悪くて・・・。例えばブラックバードのような声がどうのとか言ってるんですが、これカラスのことですよね・・・?カラスでいいじゃん(笑)。そのほかにも硬い翻訳だなあと思うところが多々ありました。慣れるまでは正直疲れます。最後のほうに訳者のあとがきが癪に障りますね。そんなものいいから本編読み返してよって思いました。 内容に関しては良くあるホラーとしていいなって思ったんですが、作者の言っているような「世の中ってこんなものだ」感はあんまりありません。訳のせいかも知れませんが。あとがきを見る限りそこを大事なテーマにしてたみたいなんですけど、読み終わった私からすると「え・・・そこなんだ・・・へぇ」みたいな感じです。ようするに高尚なことは考えないで楽しんだほうがいいです。 食人族を虫みたいな表現で描くのはいいなと思いましたが、アクセサリーを身につける知力はあるのに、家族愛はないってとこにはちょっと首を捻りました。なんかそれって完全に悪魔的な存在すぎませんかね。どっちにも善悪や正義があって、お互いにとっては間違いじゃないみたいなことあとがきで言ってるんですが、それにしては食人族の設定があってない気がします。 | ||||
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今となってはそれほどの衝撃的な内容とは言えないかもしれないが、ラストまで一気に読んでしまった。意外と爽やかな読後感でした! | ||||
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今までに読んだホラーの中では一番面白い。 最初のほうはネタバレになるためなるべく読まない方がいい。 | ||||
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ホラー系のものは割りと見慣れているがそれでもこの作品は怖かった。 文字だからこそより想像が働いたり思わず目を背けたくなるような生々しい&痛々しい描写もある。 怖いものやグロイものが苦手な方は間違っても読むべきでない。 | ||||
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悪魔のいけにえシリーズや二千人の狂人みたいなホラーが好きならすらすらページをめくってしまうような本です。 残虐ではありますが、読むに耐えないような内容という印象はありませんでした。 ホラー映画をだいぶ観てきたこともありグロ耐性がついてしまったようで、 登場人物(=被害者候補)が思ったより少ないのを残念に思ってしまったりしてしまいました。 最後あたりのシーンは普通の感覚の人だと確かにきついかもしれません。 ストーリーはアメリカンホラーのごとく単純明快で、日本のホラーのような精神的にジメジメした おどろおどろしさはありません。私は一本の洋物ホラー映画を観ている感覚で楽しませてもらいました。 | ||||
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