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奇術師



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【この小説が収録されている参考書籍】
〈プラチナファンタジイ〉 奇術師 (ハヤカワ文庫 FT)

奇術師の評価: 4.11/5点 レビュー 18件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.11pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

『週刊文春』2004ミステリーベスト10海外部門第5位。世界幻想文学大賞受賞の幻想巨篇。

19世紀末から20世紀初頭にかけて、イギリスに、アルフレッド・ボーデンとルパート・エンジャという、2人の奇術師がいた。
 ある事件により、2人の間に確執が生まれ、2人は反目し合うようになった。
 やがて2人は、それぞれに『瞬間移動』のイリュージョンを生み出し、事態は意外な方向に動いていく……。
 この小説は、ほとんどの部分が、2人の奇術師の手記によって記述されている。同じ『事件』に対しても、2人の記述が微妙に、あるいはまったく異なっているのが、ちょっと混乱させられるが、おもしろく感じた。
 ボーデンの子孫であるアンドルー・ウェストリーが感じる、『双子感』の謎は? ボーデンとエンジャの瞬間移動のトリックは?
 分厚い本ですが、興味を保ちながら、読み進めることができた。
 しかし、この小説を、狭い意味でのミステリーと思って読むと、謎解きの部分で、肩透かしを喰らってしまう。謎解きミステリーでは、使ってはいけないトリックが、使われているのだ。
 でも、小説自体は、おもしろい小説だと思う。読み終わってからわかったのだが、この本は、ミステリーではなく、SFファンタジー小説なのだ。
〈プラチナファンタジイ〉 奇術師 (ハヤカワ文庫 FT)Amazon書評・レビュー:〈プラチナファンタジイ〉 奇術師 (ハヤカワ文庫 FT)より
4150203571
No.1:
(3pt)

カッパーフィールド VS マギー司郎

カバーデザインから、
昔出たミステリーかなにかの復刻かと思って見過ごしそうになってました。
気づいたらプリーストの久々の新作!
思えば4年前にでたのってクロネンバーグの映画のノベライズだったんですよねえ。小説としては、面白いし、読ませます。
さすがプリースト! 
長い長い小説書いてるだけあります。
って、それはプルースト・・・だけどですね。もうちょっと期待をしてたんですよ。
すごい舞台装置だったんで何がでてくるかなあ・・って。
で、鳩が出てくるだけかい!というような感じです。イリュージョンのような、おおっという「!」がないんですよねえ。そういえばクロネンバーグの映画でも・・・(以下ネタバレになりそうなので自粛)
〈プラチナファンタジイ〉 奇術師 (ハヤカワ文庫 FT)Amazon書評・レビュー:〈プラチナファンタジイ〉 奇術師 (ハヤカワ文庫 FT)より
4150203571

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