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奇術師
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奇術師の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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19世紀末から20世紀初頭にかけて、イギリスに、アルフレッド・ボーデンとルパート・エンジャという、2人の奇術師がいた。 ある事件により、2人の間に確執が生まれ、2人は反目し合うようになった。 やがて2人は、それぞれに『瞬間移動』のイリュージョンを生み出し、事態は意外な方向に動いていく……。 この小説は、ほとんどの部分が、2人の奇術師の手記によって記述されている。同じ『事件』に対しても、2人の記述が微妙に、あるいはまったく異なっているのが、ちょっと混乱させられるが、おもしろく感じた。 ボーデンの子孫であるアンドルー・ウェストリーが感じる、『双子感』の謎は? ボーデンとエンジャの瞬間移動のトリックは? 分厚い本ですが、興味を保ちながら、読み進めることができた。 しかし、この小説を、狭い意味でのミステリーと思って読むと、謎解きの部分で、肩透かしを喰らってしまう。謎解きミステリーでは、使ってはいけないトリックが、使われているのだ。 でも、小説自体は、おもしろい小説だと思う。読み終わってからわかったのだが、この本は、ミステリーではなく、SFファンタジー小説なのだ。 | ||||
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カバーデザインから、 昔出たミステリーかなにかの復刻かと思って見過ごしそうになってました。 気づいたらプリーストの久々の新作! 思えば4年前にでたのってクロネンバーグの映画のノベライズだったんですよねえ。小説としては、面白いし、読ませます。 さすがプリースト! 長い長い小説書いてるだけあります。 って、それはプルースト・・・だけどですね。もうちょっと期待をしてたんですよ。 すごい舞台装置だったんで何がでてくるかなあ・・って。 で、鳩が出てくるだけかい!というような感じです。イリュージョンのような、おおっという「!」がないんですよねえ。そういえばクロネンバーグの映画でも・・・(以下ネタバレになりそうなので自粛) | ||||
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