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奇術師



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【この小説が収録されている参考書籍】
〈プラチナファンタジイ〉 奇術師 (ハヤカワ文庫 FT)

奇術師の評価: 4.11/5点 レビュー 18件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.11pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(1pt)

読み終えてブン投げたくなるほど下らない作品

二人の奇術師の瞬間移動の「トリック」(!)が
 ボーデン→(やっぱり)双子でした
 エンジャ→テスラの発明した電気による超科学的移動装置でした
って、アホか。

冒頭のアンドルーの語りの部分で「双子/分身」のテーマが出ており、ボーデンの語りでも「わたし」の複数性が何度も「明示的」に言及されているのだから、読者は騙されようが無いだろうに。エンジャの移動装置に関してはバカバカしすぎて何をか言わんやである。ほぼテクストの力だけで「奇術」ならぬ「奇蹟」を起こしてみせたキャロル・オコンネルの名作『クリスマスに少女は還る (創元推理文庫)』のような筆力と配慮は望むべくもなかった。

本書を読むくらいなら、同じ「分身」をテーマにしながら無駄に分厚い本書よりずっと短いナボコフの『セバスチャン・ナイトの真実の生涯 (講談社文芸文庫)』を読み返す方が10倍マシである。解説を書いている若島正氏はこんなものを傑作と褒めてていいのかね。
〈プラチナファンタジイ〉 奇術師 (ハヤカワ文庫 FT)Amazon書評・レビュー:〈プラチナファンタジイ〉 奇術師 (ハヤカワ文庫 FT)より
4150203571

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