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(アンソロジー)
文藝百物語
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文藝百物語の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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本自体はちょっと古さを感じられましたが汚れているわけではないので全然オッケーです。 なにより内容が面白かったので購入してよかったです | ||||
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「新耳袋」が王道で、それ以外は・・・と思っていたけど、こちらこそ本当の王道かも知れない。(「三国志の本当の主人公とも言われている」をマネしてみました。) 実際に、旅館ににて結界を張ったのちに、百物語を行い、そこで話されたものを集めた。というものです。 第十一話 追いかけられて と 第三十三話 丑の刻参りの女 は、話が似ているようで、でも断然怖いのは、第三十三話の方である。 第二十五話、第七十九話、第八十七話は、怪談好きなら、何度か耳にしたことがある、あの話の続きというか、詳細と言うか・・・。 第二十三話 三角屋敷の怪 がベスト怖い話でした。 | ||||
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解説まで全て拝読しました。 語り下ろし形式で書かれており、全体的に非常に読みやすかったです。 霜島ケイさんの「三角屋敷の怪」は勿論ですが、 特に印象深かったのは竹内義和さんの話。 私のお気に入りは「丑の刻参りの女」「鬼伝説の山で」「わたしにも聞かせて」 怪談好きには是非読んでほしい一冊です。 | ||||
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僕にとっては「新耳袋」に出遭う呼び水になった貴重な本。今回文庫になって嬉しいです 車座になって・・・これが怪異を騙る理想であると再認識。 怖くないのもあるという指摘もありますが怪談=怖い話ではないんだと思います 怪談ですから「怪しい(不可解な、奇妙な、不思議な)話」が怪談であり 幽霊である必要もない。でも不思議・・・・・・ また怪談は「語り」「聴く」ことに醍醐味があり本質があると改めて実感 心霊スポットを肝試しのノリでウロウロすることではないと思います | ||||
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ホラー小説家が実際に旅館に集まって、怪談話をするという企画は斬新ですね。でも、ゾクッとするのもありますが、怖くないのも多いですかね。実話だから仕方がないのかもしれません。 話は短いのが多いですから、気軽に通勤電車で読めるのはいいかもしれません。 | ||||
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1997年にぶんか社から出た単行本の文庫化。 1997年3月の夜に古い旅館を借り切って行われた百物語の記録をまとめたもの。 参加したのは、井上雅彦、竹内義和、加門七海、菊地秀行、篠田節子、霜島ケイ、田中文雄、森真沙子。 本当は130篇あまりが語られたらしいが、スタッフのもの、断片的なものは除かれ、計99篇が本書に収められている。 基本的には体験談、実話系(という語り口)。短いものが多いが、優れたホラー小説の書き手が集まったためか、ちゃんとストーリーがあってオチのある話に仕上がっている。 当日の様子や裏話を伝える解説も。 本になっていて、明るいところで読む分には恐いというほどのものではないが、百物語形式でやったら、けっこう盛り上がるかも知れない。やってみたいな。 | ||||
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(笑) ←が多く、興が削がれます。 これを読むなら平山夢明作品か「新耳袋」を読んだ方が良いと思います。 ただ、竹内義和氏の「鬼伝説の山で」は、意味が分からなくて怖い。 北野誠氏も行ったことで有名な「あの」牧場?の話です。 菊地秀行さんは歌舞伎町に行けなかったのが相当悔しいみたいです。 | ||||
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かなり怖い話からそうでない話まで、いろいろな話が語られています。 興味深いのは、実際に作家達が集まってその場で話ている百話であるということ。自分もそこに参加しているような気分になります。 特に加門先生の話は、ホテルや旅館の話が多くありましたが、私も出張で地方のビジネスホテルに泊まることも多々あるので、今まで自分は怖い体験をしたことはありませんが、もし、怖いことがあっても、「こういう経験は多くの人がしているんだな。(?)」と思えば怖くないかも。と思ったりしました。 あとがきでそれぞれの作家の方々が感想を書かれていますが、こんなに怖い体験をしたり、小説を書いている人々が、実際の百話に参加するのは結構怖かったんだな、というのが分かり、怖いまま終わらないところがまた、良い締めくくりだと感じました。 | ||||
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今作は稀代のホラー作家8人によって、実際に行われた『百物語』を文章に起こしたものです。 ご存知の方ばかりだとは思いますが、『百物語』とは、 『数人が夜、一箇所に集まって、1つずつ順番に『恐ろしい話(怪談)』を語り、話し終える度に 目の前の蝋燭の炎を消していき、100本目の炎が消えた時に『何か(よからぬこと)』が起こる』 というアレです。 今回の『百物語』は、1997年3月17日の夕刻から、東京・根津の路地裏に佇む古びた旅館で、 会場には『結界』を張り、外界との連絡を一切絶った上で、執り行われました。 しかも話される内容は、参加した作家が『実際に体験した実話』ばかり。 普段から『怪異』を求めて取材などを行っている作家だけあって、 語られる内容は信じられないものばかりです。 さて、始めは周りの出方を伺うかのように、『恐怖』よりも『違和感』や『奇妙さ』が目立つ話が 披露されますが、徐々にヒートアップし、文字通り『身の毛がよだつ』ような鬼気迫るエピソードが、 次から次へと繰り広げられていきます。 それは既に語られた話を、文字で追っているだけの読者にも、まるで今目の前で語られているかのような 『臨場感』と『迫力』で迫ってくるのです。 いや、背後には実際に『何か』がいる気配まで・・・。 最後の『百話目』を読み終えたら、こちらの身にも『何か』が起こるのでは、という気にすらさせる 8人+αの語り部たちの『百物語』。 西洋のハロウィンもいいですが、和のハロウィンもまた、長い秋の夜を過ごすにはいいのでは ないでしょうか。 ちなみに、今回参加の作家です。 ・井上雅彦 ・加門七海 ・菊地秀行 ・篠田節子 ・霜島ケイ ・竹内義和 ・田中文雄 ・森真沙子 (・東 雅夫:編者) いずれも、『あっちの業界』では押しも押されぬ一流のホラー作家揃いです。 (更に言うと、皆『異形シリーズ』の常連でもあります。) | ||||
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実話とは言いますが、本当に実話なの?と思える程の内容と量です。 (疑ってる訳じゃないです…。) そこまで怖いとは思えませんでしたが、面白いと思いました。 | ||||
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ホラー小説に興味がある方なら聞き覚えのある作家8人を集めて、結界まで作って本格的に百物語をやっちゃった、という九十九話が収められています。 ホラー小説家らしくみんなさらさら語っているので、話自体は怖いというより面白くすいすい読めてしまう。驚くのは実体験の多いこと。こんなに怖い目にあっていたら、旅行どころか自分の家の暗がりも怖くなりそうだけど、見えてしまう人には予感したときに避ける手はあっても、出会ってしまったものは仕方ないようです。で、これが自分の身に降りかかることだったらと、改めて読んだ話を思い返すと後ろを振り返ることが怖くなること請け合いです。 百物語をしている時にずっと聞こえていた鈴の音や、参加者の一人が窓の裂け目から何か入ってくると言い募って、穴を塞いだなんて百物語の時に実際に起こった出来事の方が深々と迫ってきます。これだけの体験をしている方々ですから、何年か後にまた企画して頂きたいものです。 | ||||
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この本には、色々旅先での話も書いてあるのですが、 特に、自分が行ったことのある土地の話は、身に染みます。 知っているホテルや、旅館、地元での話は、 ああ、あそこ有名やんな…って感じ。 あちこち行かれる旅行好きな方が読まれると、 また違った楽しみ方ができるのではないでしょうか。 | ||||
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由緒があっても古いホテルには怖くて泊まれない・・・。新耳袋より怖かったです。現場で話を聞いてるかの様な臨場感がたまらないです。このお値段は安いと思いました。 | ||||
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怖い話好きには伝説化している「文藝百物語」がついに入手できるようになりました.井上雅彦,加門七海,菊地秀行,篠田節子,霜島ケイ,竹内義和,田中文雄,森真沙子の各氏が実際に百物語を行った様子を記録したものです.単行本が手に入らなくなっていたので,非常にうれしいことです.内容のほうも,霧島ケイの三角屋敷をはじめ,怖い話が満載です.実話系の怪奇を読むかたは必読でしょう. | ||||
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