死者の長い列

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評判

死者の長い列の評価:

4.36/5点 レビュー 11件。 A ランク

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平均点4.36pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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未読の方はご注意ください

全22件 21〜22 2/2ページ
No.2
(4pt)

創元スカダー文庫??

僕はここでスカダーもののレビューをいくつか書いてきたが、決まって「プロットはそれほど凝ってはいないが、スカダーの存在感で読ませる」という類の内容だったと思う。しかし、なんとなく読みそびれていた本書を手にしてびっくりー緻密なプロットに支えられた「本格推理小説」の様相を呈しているではないか!年に一度、秘密の会をもよおす31人の男たちーここからしてもう推理小説のノリだ。そのメンバーが30年かけて半数近く殺されていくという途方もないスケールの事件をスカダーが調べ始める。そんな状況でもスカダーの調査は相変わらずだ。そこらへんの混ぜ合わせ方が絶妙。これが同じブロックでも、バーニイのシリーズになると(たとえば「泥棒は図書室で推理する」)完全にパロディになってしまうのに、こちらはちゃんとスカダーものとして立脚している。わりあいと早くに犯人がわかってしまうのはご愛嬌だが、ミック・バルー(スカダーとのお喋りが最高)とAAの集会が重要な複線となっているところなど、ブロックのうまさには舌を巻く。そのほか、エレイン、TJ、「ハード・ウエイ・レイ」など脇を固めるキャラクターもしっかりと機能していて、初期の「ネクラなアル中探偵」の物語ーという範疇にはもはや収まりがつかなくなっている。
僕はその頃のほうが本当は好きなんだけどな。
死者の長い列 Amazon書評・レビュー: 死者の長い列より
4576951599
No.1
(4pt)

創元スカダー文庫??

僕はここでスカダーもののレビューをいくつか書いてきたが、決まって「プロットはそれほど凝ってはいないが、スカダーの存在感で読ませる」という類の内容だったと思う。しかし、なんとなく読みそびれていた本書を手にしてびっくりー緻密なプロットに支えられた「本格推理小説」の様相を呈しているではないか!年に一度、秘密の会をもよおす31人の男たちーここからしてもう推理小説のノリだ。そのメンバーが30年かけて半数近く殺されていくという途方もないスケールの事件をスカダーが調べ始める。そんな状況でもスカダーの調査は相変わらずだ。そこらへんの混ぜ合わせ方が絶妙。これが同じブロックでも、バーニイのシリーズになると(たとえば「泥棒は図書室で推理する」)完全にパロディになってしまうのに、こちらはちゃんとスカダーものとして立脚している。わりあいと早くに犯人がわかってしまうのはご愛嬌だが、ミック・バルー(スカダーとのお喋りが最高)とAAの集会が重要な複線となっているところなど、ブロックのうまさには舌を巻く。そのほか、エレイン、TJ、「ハード・ウエイ・レイ」など脇を固めるキャラクターもしっかりと機能していて、初期の「ネクラなアル中探偵」の物語ーという範疇にはもはや収まりがつかなくなっている。
僕はその頃のほうが本当は好きなんだけどな。
死者の長い列 (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション) Amazon書評・レビュー: 死者の長い列 (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)より
4576022040