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ストーン・シティ



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ストーン・シティの評価: 3.88/5点 レビュー 8件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.88pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(3pt)

リアル

暴力や同性愛など、かなりきわどい内容が、張り詰めた描写で描かれる。面白い題材なんだろうけど、とにかく刑務所の中というのは余裕がなさすぎる。その特殊な環境の中で生き抜くこと、のし上がることには、才覚と運が必要なんだけど、暴力と切り離せないことが、人物造詣の多彩さを損なわせていることはまちがいない。つまらなくはない。確かに一気読みに近い形で上巻を読破したことは事実。しかし作品のタッチや世界観が自分の好みに合っていたのか、下巻まで読むのか、読む必要があるのかどうかは思案中。
ストーン・シティ〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ストーン・シティ〈上〉 (新潮文庫)より
4102365028
No.7:
(4pt)

刑務所内の生態を克明に描写した文化人類学的小説

アメリカの刑務所囚人たちのキチガイぶりにはびっくり仰天。主人公は所内で起きた2件の暗殺事件の捜査をやらされるわけだが、どうもこの刑務所は面と向かっての殺人はよいが暗殺は御法度のようです。誰がやったか分からんのは気持ちが悪いもんね。犯人の動機と衝撃のラストには唖然。
ストーン・シティ〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ストーン・シティ〈上〉 (新潮文庫)より
4102365028
No.6:
(4pt)

面白いと思います。

堀の中の人たちのお話ですが、あまり汚い言葉なく読みやすいと思いました。すごいサスペンスというわけではないですが、それなりに面白いと思います。
ストーン・シティ〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ストーン・シティ〈上〉 (新潮文庫)より
4102365028
No.5:
(4pt)

いいと思います。

寝る前に読んでいますが、言葉も汚すぎないしそれなりに面白いと思います。刑務所内のお話なので、こんなものなのかと驚きもありますね。まずは読んでみてください。
ストーン・シティ〈下〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ストーン・シティ〈下〉 (新潮文庫)より
4102365036
No.4:
(5pt)

ダークサイドバイレンス物の頂点。怖い、でもページをめくる手が止まらない

とにかくエグイ、そして傑作。
エロ・グロ・バイオレンスこそ最高に面白いエンタメ小説だけだど、
刑務所はまさにぴったりのシチュエーション。

登場人物は全員悪人!
少しでも行動を誤れば、即殺されるっていう、
かつてのアメリカの刑務所独特の緊張感がたまらない。

終わり方もダークサイドの頂点って感じ。
ストーン・シティ〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ストーン・シティ〈上〉 (新潮文庫)より
4102365028
No.3:
(3pt)

キーワードは暴力と汚物、まさに石の都ストーン・シティ

’93年、「このミステリーがすごい!」海外編第1位に輝いた問題作。

舞台は、約2000人の凶悪犯が収容された、ひとつの街ほどの規模を持つ巨大な重警備刑務所。ストーリーは、飲酒運転で少女を轢き逃げし、実刑を食らった大学教授バウマンが、刑務所内で起こった連続殺人事件の捜査を強制的にさせられるというもの。バウマンは、殺人の被害者と親しかったゲイの青年の助けを借り、事件の関係者を洗うのだが・・・。

<暴走族クラブ>、<終身刑囚クラブ>、<白人同盟>、<黒い国士軍>の各グループを始め、メキシコ人グループやインディアングループが、それぞれ覇権を争い、それに看守や警察・検察がからんで捜査は一筋縄では行かない。

しかし本書は、とおりいっぺんの犯罪捜査小説ではない。スミスはむしろ刑務所の内部実態を生々しく描くことを主眼においているように思える。バウマンにしても青白い学者としてではなく、『ダイ・ハード』のようなタフな主人公として描かれる。

キーワードはまさに暴力と汚物だろう。本書で詳細に、「これでもか」と容赦なく描かれる刑務所内部はまさに地獄か魔界。悲劇的な幕切れと共に、桁外れの凄まじさが読む者を圧倒する。

ストーン・シティ〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ストーン・シティ〈上〉 (新潮文庫)より
4102365028
No.2:
(4pt)

深い。スリリング。そして暗い。

ストーン・シティは、1993年「このミス」海外部門で一位になった本。
それが理由で読んでみた。

けっして立派とはいえない主人公の、
どうしようもなくはまってしまった最悪の環境の中での、
まわりと自分との葛藤、焦燥感がいやと言う程迫ってくる。
作者の、これでもか、これでもか、の描写は息苦しくなるくらい。

一つ言わせてもらえば、実際に物語が始まるまでが長過ぎる。
上巻の後半からやっと本題、は、ちょっとつらかった。
ただ、それからは、息をもつかせぬ展開で、驚きの結末まであっと言う間。

読後は、がっくり。落ち込み。どよよーん。うーーー。
けっして、爽快な読後感ではありませんね。
人間のどうしようもなく暗ーい側面を、いやというほど見せてもらった感じ。
そんな本にどっぷりはまってみたい人には、おすすめです。
個人的には、この結末は辛すぎでした。
特に、主人公が一つ肝がすわって、苦い経験から何かを悟ったのか、と、
少し救われた気分になった後だけに、、。

とにかく深い本です。
ストーン・シティ〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ストーン・シティ〈上〉 (新潮文庫)より
4102365028
No.1:
(4pt)

深い。スリリング。そして暗い。

ストーン・シティは、1993年「このミス」海外部門で一位になった本。

それが理由で読んでみた。

けっして立派とはいえない主人公の、

どうしようもなくはまってしまった最悪の環境の中での、

まわりと自分との葛藤、焦燥感がいやと言う程迫ってくる。

作者の、これでもか、これでもか、の描写は息苦しくなるくらい。

一つ言わせてもらえば、実際に物語が始まるまでが長過ぎる。

上巻の後半からやっと本題、は、ちょっとつらかった。

ただ、それからは、息をもつかせぬ展開で、驚きの結末まであっと言う間。

読後は、がっくり。落ち込み。どよよーん。うーーー。

けっして、爽快な読後感ではありませんね。

人間のどうしようもなく暗ーい側面を、いやというほど見せてもらった感じ。

そんな本にどっぷりはまってみたい人には、おすすめです。

個人的には、この結末は辛すぎでした。

特に、主人公が一つ肝がすわって、苦い経験から何かを悟ったのか、と、

少し救われた気分になった後だけに、、。

とにかく深い本です。
ストーン・シティ〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ストーン・シティ〈上〉 (新潮文庫)より
4102365028

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