エヴァン・スコットの戦争
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この本は面白い、だけど万人向けでは無いかもしれない。 戦争と言うけど実際のアクションシーンはまぁ なかなか出 てこない。 だからって戦争が始ってない訳ではない。 そこのところのお楽しみは読んでからと言うことに成るけど、 人によっては冗長と感じるかもしれない。 私自身20〜30代だったらもしかして途中で投げていたか もしれない。 だけど若い人でもアメリカ人のWASPとかそういう人達の生活 文化に興味が有ったら、この本は面白い。 もちろん原作者の 取材・記述の正確性にも寄るだろうけど。 私としては初めて そういう階級の人たちの生活文化を垣間見たような 楽しさも十分味わいました。 冗長とは書いたけどそれはアクションを期待してならと言う こと、だけど実際には上記のような生活・文化の詳細?な記述 とあいまって主人公の身に迫る危険を恐怖心たっぷりに味わえ る。 この作者の作品はこれが初めてだがこれを読んで他の作品も 読んでみたくなったし、実際のWASPの生活様式って云う物にも 興味がわいてきた。 こういう人達が恐らく居るのでしょう 。 些細な物言いも、推測し憶測し、そういうクラスについての 描写と思うと味わい深い。 これを原作の英文で読めたら(そんな英語力が有ったら)楽 しいだろうと思うと同時に、この本を日本語で読ませてくれた 翻訳者に感謝したい。 私がこの本を楽しめたことの半分以 上は翻訳者の力量によるものだからこそと思う。 原題は「カルマ」なのにこれを「〜の戦争」と言う訳も見事 だと思う。 多分読み終えてから原題の意味するところを考 えてみるのも良いかもしれない。 読み進むほどに恐怖感がひしひしと増して行き、早く解決に 向かって欲しいと思うのに、ページ半ばを過ぎて来る程に別れ が惜しくなる様な思いも募ってくる、傑作だと思います。 | ||||
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