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ほうかご探偵隊



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ほうかご探偵隊の評価: 4.05/5点 レビュー 20件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.05pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

懐かしい…

冒頭の神宮寺くんの口調から、明智くんを連想しました。ら、やっぱり出ました江戸川乱歩!
江戸川乱歩に影響を受けた子供たちが、楽しく探偵ごっこをするという趣旨なんですが、可愛いをちょっと通り越して、凄いぞ龍之介くん!!って感じですw
龍之介くんのおじさんて、まさかあの方ですか?
容姿からしてそうですよね?

ラストは、本の中にはもっともっと楽しい話が詰まってるんだよ!というメッセージで終わりました。
私も小学生の時に江戸川乱歩にめちゃめちゃはまっていたので、著者のあとがきも楽しく読みましたv

少年探偵団じゃなく、少年探偵隊にしたところも、小学生らしくて可愛いですw
また明智探偵のシリーズを読み返してみたくなりましたv
あの言葉遣いが心地良いですよね。
たまに一巻を借りて読み返すんですが、今読んでも楽しいですv

探偵は謎を解く役割なわけですが、小学生の龍之介くんたら、人の裏側をあばくのは、あまり気持ちよくないって言ってます。
あの方の気持ちも同じなのでしょうか?
他の作品の登場人物がちょいっと出てくるのは、著者のファンにはたまらんですなv
ほうかご探偵隊 (ミステリーランド)Amazon書評・レビュー:ほうかご探偵隊 (ミステリーランド)より
4062705745
No.1:
(3pt)

五年三組の四人組、不要物連続消失事件の謎を追う

小学五年生の僕、藤原高時。五年三組の僕のクラスメイト、龍之介(りゅうのすけ)、吉野明里(あかり)、成見沢めぐみ。彼ら四人が、江戸川乱歩の少年探偵団のようにチームを組んで、不要物連続消失事件の謎を調べ、真相を推理していくミステリ。
 消えたものは、クラスメイトが描いた絵、飼育小屋で飼っていたニワトリ、募金箱として作られたハリボテの招き猫、そして僕のたて笛のまん中の部分。なぜ、この四つの“要らないもの”が消えたのか? 犯人は一体だれなのか? 四人はあれこれと意見を出し合いながら、消失事件の謎を追って探偵活動を始めます。 四人組のリーダーとして名探偵ぶりを披露するのは、龍之介くん。小柄で、リスのようなまん丸の目をくりんとさせる少年。このキャラって、倉知さんのミステリに出てくる名(迷?)探偵にちょっと似ているんですね。と思いながら読んでいたら、龍之介くんと(倉知ミステリの)名物キャラにある接点が……。そんなところも面白かったな。 で、事件の真相が明らかになる「解決編」の部分が結構長い。本書の、実に三分の一くらいの分量があります。そして、それにはちゃんと理由があります。この「解決編」の中で、本書に対する評価が猫の目のようにくるり、くるりと変わりました。こうしたジュブナイルの読み物でも、そう簡単には終わらない、終わらせないぜいという作者の心意気というか“ミステリ・スピリット”のようなものを感じました。 本の箱に空いた丸い穴から招き猫が顔を覗かせています。○の中の猫。倉知ミステリのあるキャラの名前が浮かんできて、にやにやしてしまった私です。
ほうかご探偵隊 (ミステリーランド)Amazon書評・レビュー:ほうかご探偵隊 (ミステリーランド)より
4062705745

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