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博士の愛した数式



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【この小説が収録されている参考書籍】
博士の愛した数式
博士の愛した数式 (新潮文庫)

博士の愛した数式の評価: 4.32/5点 レビュー 849件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.32pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全704件 141~160 8/36ページ
No.564:
(5pt)

心温まる

こころがほっと温まったり、自分まで心配になったり、心を揺さぶられました。恋愛でなく 家族や他人との間に生まれる愛情でほっこりしたい人、数学が好きな人にオススメです!
博士の愛した数式 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.563:
(5pt)

面白い

惹き込まれました。小川洋子さんを初めて読みました。他の作品も読んでみたいと思います。
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No.562:
(4pt)

数学の嫌いな自分が数学の世界に引きずり込まれた

数学が苦手だったこともあり少し読むのに抵抗はあったもののまんまとはめられた。
数字は生きている。
ただの数字が博士の手によって様々な意味をもつ、そしてそれにひきこまれていく家政婦さん。
そして野球が大好きなルート。
少しせつなく、でも美しさの詰まった小説。
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No.561:
(5pt)

いいですね、やっぱり。

ゆっくりとじわじわと染み渡ってくる物語でした。とにかく登場人物の魅力がすごい。
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No.560:
(4pt)

ほっこりする

心温まるストーリーです。長く記憶が続かない博士ですが家政婦?とその息子とのやり取りが私は凄く好きでした。
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No.559:
(5pt)

数学をきっかけに家族の幸せを語っているかのよう

数学に少しでも興味があるなら本書を読むといい。数学が好きになるから。数学が好きな人も本書を読むといい。素数など数論が好きな人は悶え苦しむほど数学の世界に浸れる。この物語は交通事故で80分しか記憶がもたない数学博士の物語。博士を支える家政婦さんが主人公であり、家政婦の息子も重要な役割となる。それにしても、経験を記憶できないとはいえ、この博士は好きなことをして日々を過ごし、人間として大事な事だけを気にかけて暮らしている。周りから見れば博士を「かわいそう」と思うかもしれないが、私は博士が幸せに日々を過ごしているようにも見え、幸せな生き方なのではないかと感じた。博士と家政婦とその息子で囲む食卓や野球をラジオで聞く風景は、両親と子どもが過ごすシーンに投影でき、現代社会ではそのような時間を過ごすのが貴重な出来事になっていることも多く、物語では家族ではないが、家族のような時間を体験できる関係は、やはり幸せのひとつのありかたなのだろう。数学の話をきっかけに、中高生にも読んでほしい作品である。
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No.558:
(5pt)

Kindle版で再読しました

私は52歳で、記憶の障害を得ました。なんとなく親近感がもてるような気がして、楽しんで読みました。コミカルに、また淡いあわい恋愛感情もにじむようで、暖かな感じです。
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No.557:
(5pt)

面白い!

数学が嫌いとかでも楽しめる本です!読んでいて、面白い部分がちょこちょこあってよかった。
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No.556:
(5pt)

凄く素敵な気分になれました

最近数学にはまって、とあるホームページからこの本の存在を知り、なんとなく購入してなんとなく読み始めたんですが、本当に幸せな気持ちになりました。私も生粋の阪神ファンであり、あの八木のマボロシのホームランのことはよく覚えています。ですがそれ以上に背景を多く説明せず、非日常が日常的に過ぎて行く様相がなんだか凄く素敵でした。
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No.555:
(4pt)

最後に小さい謎が

映画やネタバレを見ていないのでもしかしたら答えが出ているのかもしれませんが。
後半になって博士の記憶が持続する時間が減っているのが謎で謎で。もう1回読んでみようかな…。

そんなことはさておき、まず作品のテーマの選び方がすごいとただただ感心。
数学者の著作を読み、実際に著者に会い、それから色々紆余曲折あったのだろうが最終的にこの作品になったというのが驚きであります。
常識とか日常とかに埋もれて想像力が乏しくなってしまうと、こういう作品に出会えることは幸せでもあり、同時に悲しくもあるわけですが。

作品そのものは長いと思ったけども意外とすんなり読み進めることができましたが、ネックなのは要所要所に出てくる数式とその解のくだり。普段は難しいところはわかった顔をして無視してしまうのですが、いかんせん話の鍵がそれらの数式である以上は目を背けるわけにはいきません。正直読み終わった今でも理解できたかと言われると怪しい。
勉強のできない私にとっては読み方を考えさせられる一冊でした。
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No.554:
(5pt)

自戒のひとときに読みたい本なのです。

思い出の本だったのでまた手に入れられてよかったです。
読み直してますがゆっくりゆったり出来る時間に読み進めて行きたいです
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No.553:
(4pt)

沢山の人に読んでもらいたい。

人を愛する、そんな事を優しく考えさせてくれる小説でした。
心温かく、そして切なく。また数学の考え方、子供との接し方、学ぶことも沢山ありました。
読んで良かった、そう思える本でした。
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No.552:
(5pt)

本当に良い作品は言葉にできない

記憶障害の数学者「博士」とその家政婦、そして家政婦の子ども「ルート」の3人の愛の物語。
愛の物語と書いたが、恋愛小説ではない。無償の愛、慈悲の愛のほうである。

今まで沢山の本を読んできたが、どんなジャンルであれ、良い本ほど言葉にできないという自説が私にはある。
この本はやはりその部類で、言葉では伝えられない温かさや寂しさがある。

読んでいて心が震えた。
博士と家政婦という「契約」の付き合いにルートの「愛」が加わって、何とも味のある物語が形成されている。
あぁ、自分の文章ではこの作品の片鱗すら紹介できない…。とにかく心に充実感が残っている。
とにかくこの本は全ての人に読んでもらいたい!全ての人に!

内容は若干外国の物語のように感じるが、日本の作品である。
野球選手の江夏が出てくるところからも、この作品の舞台は日本であることが分かる。
ただ、頭の中でアメリカを舞台に話を読んでみると、意外としっくりきた。
日本ではきっとこんな無償の愛を感じられる場所が無いからなのだろうか…。
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No.551:
(5pt)

不朽の名作

主人公の一人称で描かれてはいるものの、博士の行動・言動が丁寧に描かれているため彼の心理が手に取るようにわかりました。
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No.550:
(4pt)

『記憶が80分しか持たない』博士。ほのぼのとして、

47歳のとき 交通事故にあった 大学の数学研究所の元教授。
その人は 『博士』とよばれる。正真正銘の博士であるが。
博士の家政婦さん、その息子 ルート。元教授の義理のお姉さん

登場人物がとても少ない物語。
『記憶が80分しか持たない』博士。
この仕掛けが 実に巧妙に 物語をドラマチックにする。
数学的な原理は忘却していない。他人を識別する能力が 80分間しか持たない。

数学的の専門的な言葉を知らなかったが、実にわかりやすく 説明してあるのには、驚くばかりだ。
小説を書くのは文科系という固定概念は、古いようだ。
いや、文科系でも 『数学』を理解するというのが重要なのかもしれない。
学問に ボーダーラインはなくなってきているのだ。

友愛数とは『約数の和がお互いの数自身になる数の組』を言う。
たとえば、220の約数の和が284
284の約数の和が220・・ということ。
完全数は現在39個発見されているそうだ。

28が、完全数ということから、江夏豊の背番号が 28.
博士は阪神ファンであり、江夏豊のことが、しっかりと印象付けられている。
江夏豊は、完全を成し遂げる男だった。
完全数 という言葉が 重みがある。
フェルマーの定理、オイラーの公式と突き進んでいく

この数学を基礎としながら記憶が 80分しか持たないが、さらに、短縮されていく。
読んでいて、ほのぼのしたものが伝わってくる。
家政婦の視線が 優しくて 数学に取り組む姿勢がほほえましい。
しかし、知らないことが多くあるよ。
友愛数、完全数、三角数・・・・。

リスペクト、やさしさ、バカにしない。真正面に眼を見る。
そこには、ニンゲンが ちゃんと生きている。
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4101215235
No.549:
(5pt)

すぐれた文章。描写の美しさ

まだ最後まで読んでいませんが、強い魅力を感じたので評価します。

読み始めて最初に思ったのが「文章が正しく、描写が簡潔であり的確だ」ということでした。最近あまり本を読まなくなり、これではいけないと中編小説を数冊、よみました。いまさら明治大正の文豪作品を読んでも仕方がないから昭和10年以降で拾っていこうと決めました。で、『太陽の季節』『異形の者』『図書館戦争』『KAGEROU』・・・などを読みましたが、どれもあまり、読んでいて惹かれませんでした。小説としての出来映え以前に、文法の間違いがとても多いのです。「彼は」ではじまった文節が「どんどん寒くなる光景だった」で終わるとか、短い古典的言い回しとして「眉をしかめる」「十年ひとむかし」「八面六臂」などが出てくるとか、そんな塩梅です。例外として『バラバ』『野火』などが読み応えのある作品でしたが、ほほえましい内容ではないですね。

文庫本のカバー見返しによれば小川氏の最終学歴は文科系4大卒とあります。文章に登場する定理や数式のレヴェルは大学院博士課程のそれではないでしょうか。よくお調べになったものだと感心しました。わたしが理解できたのは等差数列の和の公式あたりまで。フィボナッチ数列の領域ですから1200年頃の解法ですが、一般的には1710年ごろに小学生のガウスが即座に解いたエピソードで有名です。私事に亘って恐縮ですが、わたしは小学校5年のとき「1から100まで足すといくつになるか」という問題が出たのですぐ手をあげて「5050です」と言ったら太田という担任から腕にうなりをつけて平手打ちをくいました。「何を偉そうに。生意気だ。教師を馬鹿にするな」と怒鳴られました。塾に通うでもなし、家庭教師が来るでもなし、小学校4年のときになんとなく自分で発見したのですが・・・。

読了して、付け加えることがあったら加筆します。
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4101215235
No.548:
(5pt)

完全数28

江夏の背番号が、28。
数学にちょっと詳しいひとなら‥ 「28言うたら完全数と思いますもん」
らしいですね(小川洋子さんと河合隼雄先生の対話から‥)

私は小川洋子を、友人からすすめられて読み始めました。心身のバランスを崩し、会社を辞めた頃‥ うつのようになり少しひきこもっていたようなころでした。そのころに最初に読んだのがこの「博士の愛した数式」だったか‥「薬指の標本」だったか いまでは朧なのですが‥

小川洋子の小説世界というのは ひととき現実からひき離されて そのなかに守ってもらえるような 不思議な感覚がありました
ユング心理学の河合隼雄先生との対話のご本「生きるとは、自分の物語をつくること」にも、随分助けられたような気がします
すてきな物語‥対話を どうもありがとうございました

「これをアレンジしたのはだれか」
博士の愛した数式 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.547:
(5pt)

優しい気持ちになれる小説

家政婦とその子供ルートと、老数学者の話。一つ一つの挿話にリアリティが感じられ、読みを進めさせる。時々入ってくる数学の挿話は違和感もあるが、知的好奇心をそそられる。2日で読めた。面白かった。
博士の愛した数式 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.546:
(4pt)

穏やかな気持ちにさせてくれます

登場人物の名前は一切出てこないのに、全員に親しみが湧きます。
博士の時間の流れが、物語全体を包み込み穏やかに流れています。
読み終わっても、まだ続くような感じが残り、ふんわりとした気持ちにさせてくれます。
博士の愛した数式 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.545:
(5pt)

文理の融合

数学をここまで文学に生かしきれた作家さんは初めてです。
博士と「私」、ルートの生活感が丁寧です。
数学に限らず、人間が学問を学ぶ理由はこの世の核心的なものに触れること、そして学ぶことで人と人とが繋がり会うため・・・
それを感じさせる作品でした。
博士の愛した数式 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235

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