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第三の男
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【この小説が収録されている参考書籍】
第三の男の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.77pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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G・グリーンのオリジナルシナリオ。 これはまず映画ありきの原作なので本人も認めているように映像に軍配が上がる。 ラストシーンの違い。チターの伴奏。大下水道と大観覧車。 モノクロ映像のタッチと相俟って大戦後間もないウィーンの独特の世界に浸れます。 | ||||
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映画の傑作「第三の男」の紙書籍版。連合国軍による分割占領時代のオースト リア、旧友のHarry Limeから招待を受けた作家のRollo Martins はウィーンを 訪れますが、折しもHarry は交通事故で亡くなったとされ、葬儀に参列。その後 RolloはGalloway 少佐からHarry はペニシリンの闇取引の中心人物と聞かされ、 その真相を探るため自ら調査に乗り出します。 本編は短くテンポは速く展開していきますが、登場者個々の感情表現は巧みで 含みがあります。ただ映画の映像や音楽の印象が余りにも強烈で、読んでいて 文字の奥に映画の場面が現れてくるような錯覚を起こしそうになります。小説 はGalloway 少佐の視点で捉えられ進んでいきますので何か違和感を覚え、 かの有名な ”スイスのハト時計” の台詞のある映画の方が楽しめると思います。 | ||||
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