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夜は終わらない



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【この小説が収録されている参考書籍】
夜は終わらない (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

夜は終わらないの評価: 3.33/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

途中まで、本当に面白かったんだよ〜

ワシントン市警 巡査部長ガス・ラモーンの息子 ディエゴの友人の射殺死体が見つかった。ラモーンは、周囲の状況と被害者の名前から、20年前に連続した回文殺人事件との類似性に思いあたる。第一発見者で、ラモーンとの因縁浅からぬ元刑事ホリデーもまた、これに気づいていた。 ・・・ワシントン・サーガで大興奮したものの、『野獣よ牙を研げ』あたりから、ペレケーノスの「男の世界」から遠ざかっていたのだが、本書(なぜか本書はポケミス)の冒頭と、解説を読んで手にとることに。捜査の過程や、それに関わる人々を丹念に描いた警察小説の趣で、今までのペレケーノスの作風とかなり印象がかわった。私と同世代のラモーンとディエゴの親子の情愛や、ホリデーとの複雑な心情が、ちょっと胸を熱くさせたりして。妻のレジーナとの愛情表現もいい!これがペレケーノスとは。(で、Pとれた?)変わらないのは、ワシントンDCに生きる人々と、音楽がいい雰囲気出しているところか。2010年のベストかも ・・・と、絶賛したいところなのだが、終盤にかけて不思議な展開に。事件の顛末はともかくとして、ごろつきロメオ・ブロックに関わるどたばたは、いらなくね?興をそがれた感ありだけど、途中まで、本当に面白かったんだよ〜。残念。名前だけデレク・ストレンジが登場している。これはご愛嬌か。
夜は終わらない (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)Amazon書評・レビュー:夜は終わらない (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150018421

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