江南の鐘
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Robert van Gulikの『The Chinese Bell Murders』(1958年)の翻訳。 本書の邦訳はかつて、1955年に抄訳「狄判官蒲陽での記録」(池田越子訳)、1989年に『中国梵鐘殺人事件』(三省堂,松平いを子訳)と出ているが、新訳である。 初期の作品で、ポケミスで読んできたものからすると、ちょっと違和感を覚えるような箇所も少なくない。シリーズが展開して行くにつれて、かなりスタイルや書きぶりが変わったようだ。 蒲陽に赴任してきたディー判事が、3つの事件を解き明かしていくというストーリー。それぞれにどんでん返しやトリックがあり、なかなか良くできている。 著者の後書きに、中国の公案ものからの翻案であることが述べられている。それもふくめ、中国という異国趣味でもって、ヨーロッパの読者に挑戦しようという著者の意識が伺われる。それにしても、刑罰の残虐さにはギョッとさせられる。 | ||||
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