紅楼の悪夢
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中国の一種独立した歓楽街での怪事件を当地の知事に 揉め事を押し付けられたディー判事が担当する一編官僚のエリート候補や歓楽街一の花魁の怪死 更に30年前の同様の事件を 判事が解決します それぞれが少し関連性に乏しいのが難点 | ||||
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唐王朝時代の実在の人物をモデルにした中国を舞台にしたミステリーシリーズの特徴は、当時の風俗描写が良く出来ていて、かつ作者自身が中国風(時代がやや下るが)の挿絵でも表現している点と、キャラクターたちが京劇のようにはっきりした役割を持って表現されている点に尽きると思います。主役のディー判事は、水戸黄門と大岡越前級の名裁ききに、人柄の厳しさと温かかさを感じます。副官のマーロンは、男気あって腕もたつうっかり八兵衛といったところでしょうか。 今回の事件は歓楽島の高級娼婦殺人と、過去の自殺を結び付けつつ、マーロンの失恋?ありと、悲惨な苦しみを抱えた人間に対する温情ある裁きに、最後はホロリとさせられました。 | ||||
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おなじみのディー判事もの。時系列的には『観月の宴』の直前に当たる。もし『観月の宴』が未読なら、こちらから読んだ方がいいだろう。 楽園島という歓楽地に立ち寄ったディーは、友人のルオから奇妙な自殺事件の操作を押しつけられる。なんと事件はディーが泊まることになった、まさにその部屋で起こったのである。楽園島を取り仕切る3人の男たちに、高慢な花魁、部下のマーロンも絡んで謎は30年前までさかのぼることになり…。 ディーが迷走するのが面白いが、謎自体は単純で、ミステリとしての出来はいまひとつ。プロットが良く出来ているだけに、冒頭部で犯人のわかってしまうようなトリックが残念。 | ||||
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