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暗殺者
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暗殺者の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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巨額の煙草訴訟でメーカーに大打撃を与える重要証人を亡き者にすべく、世界でも超一流の暗殺者が雇われた。ボディーガードのアティカスは証人警護の依頼を受けるが、正体不明の殺人者がどんな手段で襲撃してくるか分からない。一瞬たりとも気を抜けない緊張感の中、プロとしての誇りを賭けた闘いが始まる。 | ||||
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ボディガード、アティカス・コディアックシリーズの第3作。今作では、第1作、第2作(私は未読)での騒動のお蔭で、ボディガードとしての評判が下がってしまったアティカスの元に、仕事仲間スーザンの父親である警備会社社長から下請け仕事が廻ってきた所から始まる。スーザンは現在、アティカスの恋人であるのだが、父親はまだそのことを知らない。これまでの因縁でアティカスを快く思っていない父親からの仕事は、蓋を開けて見れば、囮を護衛させるという、アティカスを捨て駒にした様なもの。 諸々の騒動の果て、本来の被護衛者を護ることになったアティカス達。仲間内の裏切りなどに翻弄されつつ…。 間を飛ばした第2作も読んでおこうか、とは思えるほどの作品ではあったが、私の個人的な見解から言うと、今作よりは第1作の方が面白かったようだ。 | ||||
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ボディガード、アティカス・コディアックのシリーズ3作目。僕は話題になった最新作の「耽溺者(ジャンキー)」から読み始めたのだが、読み終わるや前3作を買い求め、むさぼるように読みきってしまった。 ルッカは若く柔軟性のある作家だ。骨太のプロットに読者の好みそうな味付けをちゃんと心得ている。でも僕は本書ではそれがところどころで上滑りをみせ、アティカスがスペンサーのように、物語の後半はジェフリー・ディーヴァーのような「どこかで出会った」味わいに流れてしまったような気がしてならない。アティカスはもっと朴訥に、ブリジッドはもっと不器用にーもっとシンプルで内面的なシリーズになっていって欲しいと思う。 しかし、そんな屁理屈を僕がいくら並べ立てたとしても、シリーズを一気に4冊も読みきらせてしまう、このパワーはホンモノだ。とても良質のエンタテイメントに仕上がっている。ルッカはもうこれくらいの「地位」を得られたのだから、もう読者にへつらうことはない。これからはもっと研ぎ澄まされた、プリミティヴな作品を発表していってもらいたいと思う。 | ||||
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