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プラチナデータの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全260件 241~260 13/13ページ
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常日頃は、純文学を主に読んでいますが、東野圭吾が読まれている、 と聞いて手に取りました。 話はアップテンポで進み、物語に引きずり込む力は大したものです。 しかし犯罪の謎解きが、荒っぽいですね。 本格推理とは言えないのではないでしょうか。 物語が会話で進んでいきますが、純文学では要約会話の手法といって、 御法度です。つまり会話で描写を省略しているのです。 人物の造形描写や情景描写がないので、抒情性に欠けます。 一昔のミステリーには抒情性や社会性があり、かつ事件の本格トリック がみられる傑作があり ましたが、管理社会というテーマのみ前面に出て、 細部に工夫が施されていないのが、残念です。 | ||||
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過去作の「変身」「パラレルワールドラブストーリー」「宿命」「光を操る少年」を想起させる懐かしい感じるのする東野作品でした。 科学ミステリを中心に、芸術とは何か、結果に至るプロセスの重要性、情報を扱う意味、人の純粋さと醜悪さ、国家権力や階級制度の闇、淡いラブストーリー、そして主人公(神楽&リュウ)の心の成長と開放が描かれています。 多くのサブテーマを抱え込み消化し切れず作品の完成度は高くないですが、一気に読ませる展開と表現力に加え、昔懐かしい東野作品の薫りがしたので甘めに星4つとしました。 | ||||
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常日頃は、純文学を主に読んでいますが、東野圭吾が読まれている、 と聞いて手に取りました。 話はアップテンポで進み、物語に引きずり込む力は大したものです。 しかし犯罪の謎解きが、荒っぽいですね。 本格推理とは言えないのではないでしょうか。 物語が会話で進んでいきますが、純文学では要約会話の手法といって、 御法度です。つまり会話で描写を省略しているのです。 人物の造形描写や情景描写がないので、抒情性に欠けます。 一昔のミステリーには抒情性や社会性があり、かつ事件の本格トリック がみられる傑作があり ましたが、管理社会というテーマのみ前面に出て、 細部に工夫が施されていないのが、残念です。 | ||||
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過去作の「変身」「パラレルワールドラブストーリー」「宿命」「光を操る少年」を想起させる懐かしい感じるのする東野作品でした。 科学ミステリを中心に、芸術とは何か、結果に至るプロセスの重要性、情報を扱う意味、人の純粋さと醜悪さ、国家権力や階級制度の闇、淡いラブストーリー、そして主人公(神楽&リュウ)の心の成長と開放が描かれています。 多くのサブテーマを抱え込み消化し切れず作品の完成度は高くないですが、一気に読ませる展開と表現力に加え、昔懐かしい東野作品の薫りがしたので甘めに星4つとしました。 | ||||
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東野圭吾さんの多くのファンの中の一人です。 新刊を見つけたら、即行で買っているのですが、 今回は期待しすぎたのがいけなかったのかな、と思った作品。 冒頭から数ページは引き込まれました。 ああいう管理社会という設定は、ハリウッド映画とかでも登場して 現代社会に対して警鐘を鳴らすテーマにもなっていますし、 もう偶像の世界ではなくなっている気がします。 ですから、すごく面白く始まったのですが、 中盤がダラけてしまった感があります。 クライマックス部分も、ちょっと盛り上がりにかけて不完全燃焼気味でした。 東野圭吾さんには、どうしても過剰な期待がかかってしまうのかなと反省もするのですが それだけ今までは面白い作品もあったので、仕方ないことかもしれませんけど。 なので、反省しつつも次回作に期待したいと思っている自分がいます(苦笑) | ||||
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東野圭吾さんの多くのファンの中の一人です。 新刊を見つけたら、即行で買っているのですが、 今回は期待しすぎたのがいけなかったのかな、と思った作品。 冒頭から数ページは引き込まれました。 ああいう管理社会という設定は、ハリウッド映画とかでも登場して 現代社会に対して警鐘を鳴らすテーマにもなっていますし、 もう偶像の世界ではなくなっている気がします。 ですから、すごく面白く始まったのですが、 中盤がダラけてしまった感があります。 クライマックス部分も、ちょっと盛り上がりにかけて不完全燃焼気味でした。 東野圭吾さんには、どうしても過剰な期待がかかってしまうのかなと反省もするのですが それだけ今までは面白い作品もあったので、仕方ないことかもしれませんけど。 なので、反省しつつも次回作に期待したいと思っている自分がいます(苦笑) | ||||
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東野圭吾さんの作品は、文章がよいので、どの作品も読みやすい。但し、内容については、 賛否両論が出やすい。 で、この作品、読んでいてミステリーとして軽く楽しむには充分だが、提示された壮大な テーマを味わうには物足りない。いや、もったいない。最後の一文は美しいが、犯行動機が 陳腐で物足りない。こうした不満を補うヒントは、作品の随所に散りばめられているのに、 ああ、もったいない。かつて、イギリスの首相チャーチルは、こんなことを言った。 「民主主義は、ひどい政治形態だ。しかしながら、人類は、いまだに民主主義より優れた 政治形態を発見できずにいる」 今の日本の状況も同様だ。しかし、遺伝子とか、管理社会といったテーマを持ち出すと、 やがて民主主義は否定される。そして、それは、人類の次なる進化を促すことになろう。 但し、そうした変化が、多くの人々にとって幸福な姿かどうかは保証の限りではない。 | ||||
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東野圭吾さんの作品は、文章がよいので、どの作品も読みやすい。但し、内容については、 賛否両論が出やすい。 で、この作品、読んでいてミステリーとして軽く楽しむには充分だが、提示された壮大な テーマを味わうには物足りない。いや、もったいない。最後の一文は美しいが、犯行動機が 陳腐で物足りない。こうした不満を補うヒントは、作品の随所に散りばめられているのに、 ああ、もったいない。かつて、イギリスの首相チャーチルは、こんなことを言った。 「民主主義は、ひどい政治形態だ。しかしながら、人類は、いまだに民主主義より優れた 政治形態を発見できずにいる」 今の日本の状況も同様だ。しかし、遺伝子とか、管理社会といったテーマを持ち出すと、 やがて民主主義は否定される。そして、それは、人類の次なる進化を促すことになろう。 但し、そうした変化が、多くの人々にとって幸福な姿かどうかは保証の限りではない。 | ||||
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エンターテイメント色が特に強い本作。こういうサスペンスはわりと久しぶりな気がします。 読んでみて思ったのは「近未来SFサスペンス」て事。 流石に本格的なSF描写は無いですが、極近未来を思わせる部分が随所にあります。 内容自体がP.K.ディックの「マイノリティ・リポート」に似てますし。 登場人物も比較的個性が強い感じで、結構好きです。 感動とか深さとかは特別無いですが、普通に面白かったです。 けど、東野作品だけに何かもう一捻り欲しかったかなとも思う。 | ||||
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エンターテイメント色が特に強い本作。こういうサスペンスはわりと久しぶりな気がします。 読んでみて思ったのは「近未来SFサスペンス」て事。 流石に本格的なSF描写は無いですが、極近未来を思わせる部分が随所にあります。 内容自体がP.K.ディックの「マイノリティ・リポート」に似てますし。 登場人物も比較的個性が強い感じで、結構好きです。 感動とか深さとかは特別無いですが、普通に面白かったです。 けど、東野作品だけに何かもう一捻り欲しかったかなとも思う。 | ||||
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途中まで引き込まれたので星4つつけようかと思ったけど、好きというよりOKのレベル なので3つにしました。 どこにでも監視カメラがあり、犯罪者は登録したDNAですぐ突き止められる。 近い将来にありうるかもしれない管理社会を描いていて、斬新なテーマかなと思いきや、 プラチナデータの正体が意外性がなかったり、犯人の動機や行動が一昔前のSF映画 みたいだったり、なんですぐ殺さないの? とか、いろいろ引っかかるところがあって、 結末もあまりカタルシスを得られませんでした。 東野圭吾の作品だからハードルを上げてしまったっていうのもあるのかも。 | ||||
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一言で言うと、この小説は管理社会を題材にしたミステリーですが、エンターテイメントとして楽しむべきものでしょう。 東野圭吾の作品の中で上位に入るかといえば、難しいかもしれません。 しかし、東野圭吾の作品となるとどうしても辛口になる人が多いですが、流石に基本のレベルが高いというか、過剰の期待をせずに読めば普通に面白い作品です。 話の掴みはうまく、最初から最後まで引き込まれる展開でした。 ただし、最後の落ちとしてはインパクトに欠けるものであるし、ある程度予想できる人も多いと思います。 私の場合はその点に関してはそんなに拘っておらず、逃亡者である「神楽」を主人公としたヒューマンドラマのような感覚で読んでいたので、普通に楽しめました。 まぁほとんど予想通りであった「スズラン」の正体ですが、半ば予想しながら二人のやり取りを読んでいて「神楽」が可哀相に感じました。 ラストのシーンも一応うまくまとめたということなんでしょうが、自分としてはあまり救われた気持ちにはなれませんでした。 結局「神楽」も「リュウ」も「スズラン」も最後まで被害者のままだった気がします。 長々と述べさせていただきましたが、東野ファンなら何も言わなくても買うでしょう。 | ||||
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途中まで引き込まれたので星4つつけようかと思ったけど、好きというよりOKのレベル なので3つにしました。 どこにでも監視カメラがあり、犯罪者は登録したDNAですぐ突き止められる。 近い将来にありうるかもしれない管理社会を描いていて、斬新なテーマかなと思いきや、 プラチナデータの正体が意外性がなかったり、犯人の動機や行動が一昔前のSF映画 みたいだったり、なんですぐ殺さないの? とか、いろいろ引っかかるところがあって、 結末もあまりカタルシスを得られませんでした。 東野圭吾の作品だからハードルを上げてしまったっていうのもあるのかも。 | ||||
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一言で言うと、この小説は管理社会を題材にしたミステリーですが、エンターテイメントとして楽しむべきものでしょう。 東野圭吾の作品の中で上位に入るかといえば、難しいかもしれません。 しかし、東野圭吾の作品となるとどうしても辛口になる人が多いですが、流石に基本のレベルが高いというか、過剰の期待をせずに読めば普通に面白い作品です。 話の掴みはうまく、最初から最後まで引き込まれる展開でした。 ただし、最後の落ちとしてはインパクトに欠けるものであるし、ある程度予想できる人も多いと思います。 私の場合はその点に関してはそんなに拘っておらず、逃亡者である「神楽」を主人公としたヒューマンドラマのような感覚で読んでいたので、普通に楽しめました。 まぁほとんど予想通りであった「スズラン」の正体ですが、半ば予想しながら二人のやり取りを読んでいて「神楽」が可哀相に感じました。 ラストのシーンも一応うまくまとめたということなんでしょうが、自分としてはあまり救われた気持ちにはなれませんでした。 結局「神楽」も「リュウ」も「スズラン」も最後まで被害者のままだった気がします。 長々と述べさせていただきましたが、東野ファンなら何も言わなくても買うでしょう。 | ||||
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読後はもやもや。結局、何が言いたかったのかよくわからないままに終わってしまう。科学技術はつねに権力者に乱用される危険があるよということを言いたかったのではないかと思うのだが、そんなことはありきたりだし、結局主人公たち(被疑者とされてしまう研究者とノンキャリアの刑事)は何もできずに終わってしまうわけで、研究者にいたっては事件後隠遁生活に入ってしまう。どうせつくり話なんだから国の策略が失敗してくれないと、カタルシスが得られない。殺人事件の方も、途中で犯人が途中で予想できてしまうという、東野圭吾らしくない展開。また、ほかのレビュアーさんも書いているけれど、二重人格や精神障害を安易に取り上げるのはどうかと思う。せめて『片想い』くらいのことは書いて欲しかった。多作だとこういう作品もできてしまうのかなぁ。残念。 | ||||
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読後はもやもや。結局、何が言いたかったのかよくわからないままに終わってしまう。科学技術はつねに権力者に乱用される危険があるよということを言いたかったのではないかと思うのだが、そんなことはありきたりだし、結局主人公たち(被疑者とされてしまう研究者とノンキャリアの刑事)は何もできずに終わってしまうわけで、研究者にいたっては事件後隠遁生活に入ってしまう。どうせつくり話なんだから国の策略が失敗してくれないと、カタルシスが得られない。殺人事件の方も、途中で犯人が途中で予想できてしまうという、東野圭吾らしくない展開。また、ほかのレビュアーさんも書いているけれど、二重人格や精神障害を安易に取り上げるのはどうかと思う。せめて『片想い』くらいのことは書いて欲しかった。多作だとこういう作品もできてしまうのかなぁ。残念。 | ||||
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東野圭吾さんはたまにこんなんやってしまうんだよね。 2つ前の作品もそんな感じでした… 初の幻冬舎からの作品でしたが… きっと次の作品は良い感じの作品が出るのではないでしょうか。 | ||||
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東野圭吾さんはたまにこんなんやってしまうんだよね。 2つ前の作品もそんな感じでした… 初の幻冬舎からの作品でしたが… きっと次の作品は良い感じの作品が出るのではないでしょうか。 | ||||
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全編を通して飽きることなく楽しんで読めました。 しかし、読み終わった後に心に残るものがあるかというと、 残るものはありません。 これは批判ではなく、 この作品がそういう娯楽作だということです。 お手軽に読めて楽しく時間を過ごすことが出切る。 これは本当に素晴らしいことだと思います。 全ての人が重く心に残るものばかりを求めているわけではないと思いますし。 こういう作品も大事だと思います。 ですが、私が東野圭吾さんに求めるものとは少し違ったので、 星を1つ減らして4つとさせていただきました。 あくまで個人的主観ということをお断りしておきます。 最後に苦言を 解離性同一性障害を便利に使うのはやめた方がいいと思います。 黒幕が陰謀論的な形で提示されましたがちょっとステロタイプすぎると思います。 二つとも娯楽策としてお手軽に楽しむための装置だと思いますが、 もうちょっと何とかならないのかと感じました。 | ||||
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全編を通して飽きることなく楽しんで読めました。 しかし、読み終わった後に心に残るものがあるかというと、 残るものはありません。 これは批判ではなく、 この作品がそういう娯楽作だということです。 お手軽に読めて楽しく時間を過ごすことが出切る。 これは本当に素晴らしいことだと思います。 全ての人が重く心に残るものばかりを求めているわけではないと思いますし。 こういう作品も大事だと思います。 ですが、私が東野圭吾さんに求めるものとは少し違ったので、 星を1つ減らして4つとさせていただきました。 あくまで個人的主観ということをお断りしておきます。 最後に苦言を 解離性同一性障害を便利に使うのはやめた方がいいと思います。 黒幕が陰謀論的な形で提示されましたがちょっとステロタイプすぎると思います。 二つとも娯楽策としてお手軽に楽しむための装置だと思いますが、 もうちょっと何とかならないのかと感じました。 | ||||
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