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プラチナデータ
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プラチナデータの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全260件 121~140 7/13ページ
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2日ほどで一気に読みました。 非常に読みやすい小説だと思います。 ただ,肝心のクライマックス以降がほんとに残念。 それまでは面白かったのに…。 殺人事件の真相がわかっても,それほどの感慨もインパクトもなく, プラチナデータの真相も,予想通りというか,ありきたりな感じでした。 ラストも個人的にはつまらない終わり方でした。 なので,映画化するならばぜひクライマックス以降の内容は原作と変えてほしいです。 二宮さんの演技は好きなので,期待してます。 | ||||
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皆さんご指摘の通り、ミステリーとしてはプロットが大味で尚且つ多重人格モノは作者自身過去に何作も書いておられるため二番煎じ感が否めませんでした。喪われてゆく人格が恋人に見せる執着を絵で表現するくだりまで同じであった為、作者のファンである程「またか」感が強いというか… 作者に限らず近年多重人格モノのミステリーが増える中、意外性のある作品は作りにくいのかとも思います。 オーウェンのビッグブラザーに気をつけろ的な、個人をナンバー付けしDNAで紐付けする行きすぎた近未来管理社会への警鐘を鳴らす社会派小説という意味合いでは佳作かなという気はします。 | ||||
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読んでて恐ろしくなりました。 DNA鑑定は、現在はかなりの確率で的確に犯人を見つけることが できますが、この小説のようになったならば・・・・。 恐ろしい世界になります。 決して架空の世界とは思えず、ひょっとしてあり得ることだから背筋がぞっとします。 | ||||
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先月のアメリカ出張の機内で読んだ本。 ホントは、積読になっていた本を数冊持って行ったんですが、 スーツケースに入れたまま、入れ替えせずにチェックイン しちゃったので、あわてて空港の本屋で買った本です。 国民の遺伝子情報から犯人を特定するDNA操作システム。 システムの穴、そして、また殺人。 管理社会、多重人格、格差社会。 さりげなくちりばめられたテーマ。 近未来、国家による情報管理はここまで進むのかっていうお話。 そして、そこにおける聖域のプラチナデータの存在と。 最後で真犯人に気づいた時は、ハッとしました。 まあ、近未来にありそうな、なさそうな。 そんなお話しで、すいすい読み進めることができました。 東野圭吾を読むのはこれが初めてですが、 確かに売れそうな書き方だなぁと感じましたね。 | ||||
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「人を愛する気持ちもDNAで決まるのか」と帯に書いてあったので、科学的見解と大胆な想像力を駆使した、壮大なサイエンス・ミステリーなのかと勝手に思いこんで読んでみたら、DNAの奥を解き明かす話ではなく、国がDNA情報を管理したらというだけのお話。思い込みのイメージが先行して読んでしまったので、あれあれという感じになってしまい、途中からは、毎度おなじみの犯人に疑われた主人公が逃亡しながら真相を追うという火曜サスペンス劇場に終始し、最後の結末は、まあ好みは人それぞれです。ハリウッドあたりなら逃亡している最中に派手なアクションでもあるのだろうが―例えば「マイノリティ・リポート」とか― そういうわけでもなく、人の心の不思議に触れていく―でもこれは「ビューティフル・マインド」でやってたし―、いや、あくまで帯を読んで勝手に勘違いをした私に問題があるのです。肝心のDNAにおける合理性を重視した捜査手法というのも、TVシリーズ「CSI」を見ていたら、いや、それはちょっと、いやだから、を連発。「CSI」はもちろんフィクションだが、DNA捜査における問題点や困難さもかなり描かれているので、DNA発見!容疑者発見!逮捕!、では、毎回5分で終わる番組になるわけで、いや、「CSI」は本物の専門家が何人もいて、さらにライターも数人がかりで書いているものだし比較してはいけません。あまりハリウッド映画やテレビを見ないで読めば楽しめると思います。 | ||||
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小さな書店で手に取った本。 なのでよく売れている本。 選んだ理由はズバリタイトルの「プラチナデータ」。 でも珍しくブックカバーをつけていたので、最後までタイトルは意識していないで読み進めていきました。 ドキドキ感がある内容で、読んでいるときは中毒(ジャンキー)になるストーリーは著者ならではのモノだと思います。 読んでいきながら、昔読んだ栗本薫の本を想い出したりしながら、そんなことを想い出させてくれるのは、やはりこれが面白かったからでしょう。もっと刺激の多い本はあるけれど、小説ながら思考を巡らせてくれるのは、この本が持つ独特の感覚がなせる技なのでしょう。 | ||||
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ハゲタカ、龍馬伝などで知られる大友監督の次回作がこちらだと聞いて、原作を読む気になった。 評者はほとんど小説を読まないので、作者の東野氏が当代きっての売れっ子作家であるくらいの予備知識しかない。もちろん氏の作品の初体験である。 近未来のSFサスペンス。DNA解析による犯罪捜査を巡るストーリーだが、誰が敵か味方か?最初から最後まで息つく暇のない展開。 これを、我らが大友監督がいかに映像化するのか、今から大いに楽しみである。 | ||||
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映画「マイノリティリポート」のような感じで、 それなりに面白く読めました。 が、多重人格の話は必要だったのでしょうか? 正直、物語を複雑にする為だけに、 上っ面だけ面白く取り上げているような気がしました。 多重人格についてちゃんと調べたのか怪しすぎます。 反転剤って何だ(笑)。都合良すぎ…。 あと、神楽さんについてあれだけ細かく描写しているのに 浅間刑事についてはほとんど描写がなくて 年齢すらあやふやだったような。(読み落としたかしら?) 二宮さんが演じるのだから思ったより若いのですね。 東野さんのSFものといえば、「変身」「分身」が思い浮かびますが それらには及ばないなーというのが正直な感想です。 この作者には、もっとじっくり作品を練って 過去の傑作のような重厚なものを出して欲しいです。 | ||||
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テ−マも面白い。。 読んでる時に、「山中教授のノ−ベル医学賞の受賞」があり、 遺伝子を扱うとこんな世の中も あるのかな。。と 思わせる。 登場人物の何人かは、もう少し深い必要がある。 組織とか体制側は、このような形で管理し「利権」に ありついているのでしょう・・・ 二重人格をテ−マにしたかったのか、DNA鑑定なのか? どちらかでも充分面白い深い話が出来たのでは?? | ||||
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DNA捜査システムを軸に,コンピュータと人間の違いは何?みたいな問いを発する小説です。 その問いに対する答えの描き方は,さほど斬新ではなく,むしろ月並みな感じがしてしまいましたが, 相変わらず一気読みさせるストーリーと筆力はさすがだと思います。 ストーリーの仕立ては,裏表紙に 「神楽龍平はシステムを使って犯人を突き止めようとするが,コンピュータが示したのは,なんと彼の名前だった。」 「鍵を握るのは・・・もう1人の『彼』。」 とあることから連想されるとおり, 超有名な外国の小説をベースにした感がありますが, うまく現代の日本に置き換えられていて,面白かったです。 映画化するらしいですが,ファンタスティックな要素もあるし,主役格の神楽龍平がドラマティックな存在なので, 確かに映画向きかもしれません。 | ||||
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東野圭吾はいくつか読み、特に初期の作品はミステリー作家としては「まあまあ面白い」という印象で読んでました。 そのなかで、容疑者X…は、文学作品としてもかなり良いのではないかとも思いました。 でも、これは全く受け付けられないです。 ガリレオシリーズといい、この方はどうして科学を小説のネタにするのでしょうか? 少なくともこの作品はコンピューターの扱い方がお粗末すぎて、まるで子供向けのマンガを読んでるようでした。 人間関係の描写は少女漫画の定番ネタのようにも感じました。 日本のミステリーの読者を舐めているのではないかとも思いました。 もう科学をネタにするのはやめてほしいです。 というか、たぶん二度とこの人の作品は読まないと思います。 | ||||
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「どの世の中でも格差は存在しうる」 本の帯には、 〜合理性を追求した捜査員が、その手法で自らを断定せざるを得ない時に、どうするかを追求した〜 とあるが、どちらかといえばテーマとしては、冒頭に私が述べた文言の方が印象的だ。 ただ、実際には、例えプラチナデータやこの操作手法がなくとも、 システムを操る側に、有利な仕組みに成りがちなのは、 作り手が一方であれば必然であって、 どれだけ”第三者”が入り込む余地があるか、適切に監査がされるか、 を加味したシステム構築ができるか、が問題であるように感じられる。 しかしながら、それが”格差”によって、有利、不利が生まれる過程は、 これまでの多くの物語、ドラマ、映画で語られてきた範疇を超えていない。 (踊る大○査線などなど) 本書では、それを乗り越える形が、”組織と対峙しない”という形で示されているが、 私自身、その答えを探す必要性を読了後に感じさせられた。 そういった意味で、再度数年後に読み返したい1冊である。 | ||||
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テンポ、展開、人物像、どれをとっても 東野作品の醍醐味がありました。 一気に読めました。 エンタメ作品としては良く出来ていたし面白かったと思います。 二人の主役が魅力的なので、映画化も納得です。 | ||||
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読む前にどういうストーリーか想像しましたが、読み終えてやはりそんな感じかと思いました。 国家権力の話をDNAと絡ませた長いストーリーだった。星3つです。 | ||||
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実は著者の本はほとんど読んでないのですが 江戸川乱歩賞受賞作「再会」の横に本作が平積みされておりまして 双方同時に購入した次第です。 失礼ながら「再会」の帯に謳われていた文句や粗筋に 「ちょっと求めるものと違うかな?」と臆したのもあり 予防線といえば語弊があるかもしれませんが 筆力に定評のある著者の作品も入手しておこうと思ったのが購入の切欠です。 たしかに定評通り、質実剛健な筆致で息もつかせず読ませます。 読後感としては、こりゃちょっとした近未来SFかもなあ、というところ。 引用が正しいかどうかわかりませんが、ややもすると「ブレードランナー」的な匂いも感じました。 推理的な面では、賢明なる推理マニア諸氏の目にかかれば 真犯人は誰か?スズランの正体は何か?は 中盤あたりに察することが可能だったのではないでしょうか。 (犯人の動機はともかくとしても) なぜそれが可能かと言うと、それは著者が非常に丁寧に、というか フェアにというか、理路整然と道具をきちんと揃えて置いてくれていたからかなと。 読書量の多い推理マニア読者にはやや物足りなく、バックに寝そべるテーマも ちょい古めかしく感じたかもしれませんが、個人的には満足できた一冊です。 | ||||
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さすが東野圭吾氏の作品。 読んでいて飽きさせることも無くテンポ良く物語が進んでいきスッと終わるさまはまるで砂時計のようです。 物語も非常に近い近未来的で良かった。 ただ、登場人物が全員一途な性格なせいで良くも悪くも展開が読みやすすぎだわ。 | ||||
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通勤時間にぴったりの極上のエンタ科学サスペンスです。 こまかい描写が上手くて丁寧なので、映像化が楽しみですね。 また、個人情報管理社会、DNA捜査、二重(三重)人格など、 興味深いプロットが満載されていて、お勉強にもなります。 映像キャストは二宮和也、豊川悦司とのこと。 脱力してやれば丁度いい感じになりそう。。。 | ||||
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画期的なDNA解析とデータベースによる犯罪捜査. その捜査網を逃れる犯罪と,開発者の殺人事件の真相は?! DNA解析という技術の進歩とデータベース化の組み合わせで犯罪捜査がどう変わるかというセンスオブワンダーと それを取り巻く人間が何を考えるかということに焦点としたテーマ性の高い作品. 捜査手法の変化だけでなく,法的整備の問題や警察組織のなわばり争い, 多重人格,社会に張り巡らされた捜査に使えるテクノロジーなど,盛りだくさんの内容である. 真相への興味と緊張感を保ったまま終盤まで読ませるテクニックはさすが. とはいえ,気になる部分もちらほら. DNA解析だけでなく,端々に現在よりもテクノロジーが進歩していることをうかがわせる記載があるので, 近未来のアナザーワールドという設定なのだろうか? そのあたりがあいまいなため,世界観を受け入れるのにやや抵抗を感じる. また,せっかくこのような革新的技術をモチーフにするのであれば, 組織の中核でのやり取りの方がこのテーマにふさわしいような気がする. 末端で躍らされる人間を描いてしまうと 単に陰謀史観的な社会像になってしまって,犯人がステレオタイプな悪人で終わってしまう. | ||||
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文庫派なので、文庫化を待っていました。 (ハードカバー時は未読) 正直いま一つだ、という評判は伝わって来ていましたが・・・ 『秘密』でのブレイク以降の作品としては下位ランクなのは否めないですが、 あまりに期待値の高い作家さんなので・・・ 個人的には評判以上には楽しめた作品。 DNAの詳細な管理によって犯人を暴き出すシステムが登場し、 いずれ現実のものとなりそうなリアリティ・アイデアは良かった。 ただ、どうも登場人物の魅力が足りない気がしました。 DNAシステムの発想は非常におもしろいと思うのですが、登場人物のせいで それを活かしきれなかった感があります。 システムの開発者(事件の容疑者)と、それを追う刑事の二人が 主人公と言って良いと思いますが、そのどちらもイマイチ親近感の湧かない性格で、 物語に深く入り込めませんでした。 ハッキリ言って、システム開発者・神楽(かぐら)の「二重人格」という設定は 要らなかったように思います。 物語とは直接には関係ないですが、東野さんのこの文章の読みやすさは、 もはや天才的としか言いようがないです。 最近、久々に別の作家のミステリーを読み始めたのですが、 あまりのよみやすさの違いに驚きました。 何はともあれ、これからも新旧問わず東野作品を読んで 東野さんを応援していきたいです。 | ||||
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DNA捜査システム、およびシステムをめぐる陰謀というテーマには日本の近未来を暗示するような リアリティがあり、すいすい読み進めることができました。 無駄に長く、映像化ありきで書かれたような感じがして、 東野さんの作品の中ではあまり魅力を感じませんでした。 | ||||
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