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邪光
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邪光の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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大阪に暮らす主婦、真琴は、同じマンションに殺人犯の娘が越して来ることを知る。隣の住人となった彼女は、外之原黎子・12歳。彼女は、大量バラバラ殺人事件を起こした宗教団体「赤光霊宝会」教祖の娘であった。まるで覚りの化け物のごとく、察しが良すぎる黎子にとまどう真琴。そして、黎子の周りでは殺人事件が多発し始め…。 人から人へ移っていく「邪光」の概念は魅力的なのに、期待したほどはこの設定が目立たなかった。ホラーというより可哀想な女たちの物語。ある仕掛けもあって凝っているとは思うが、甘えん坊のヒロインの心理について行きがたかった。見えすぎるゆえ、孤独な少女があまりに悲しい。 | ||||
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「邪光」読書歴は長い物の初めてのジャンルの本。最初、どんどん、読んで、新鮮なおもしろみがあった。けれど、私は、この本の最後につきる。どんなに、「よい能力」を持って生まれてきたところで、この世は、あまりにひどい人と物にあふれている。「よい能力」は「悪の力」へと。やむなく、変わってしまう。主人公の真琴も、この不思議な少女にさえ出会わなければ・・・きっと、みんなと同じように、「ごまかした人生」を穏やかに過ごしていったのだろう。少女は、きっと、疲れ果ててもいたのだろう。見えないものが見えることで、疲れ果て、希望もなく絶望の中で生きてきたのだろう。読み終わった後味が、悪い。事実、この世もそういう「悪」だらけなのだし・・???私は、やはり、このジャンルにははまれそうにない。 | ||||
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