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華麗なる誘拐
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【この小説が収録されている参考書籍】
華麗なる誘拐の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.39pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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鉄道モノ専門と言うイメージが定着している西村だが、以前は様々なジャンルのミステリを手がけていた。本書は、西村が今の路線に移行する、執筆活動期間中期に書かれた「左文字探偵」シリーズである社会はミステリだ。「日本国民を全員誘拐した」というのはすなわち「無差別殺人」を繰り広げる犯人の宣戦布告。まず、この描写が面白い。なるほど、たしかに無差別殺人は誘拐という犯人にイニシアチブが与えられる行為と同意だ。一人二人と殺されていく中、左文字夫婦が推理し犯人に迫っていく。この夫婦のやり取りがなんとも楽しい。壮大なスケールで始まるものの、真相は意外に小粒なものなのだが、スリリングな展開などでなかなか楽しめる一作となっている。 | ||||
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