東京島

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東京島の評価:

2.99/5点 レビュー 188件。 D ランク

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Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全361件 61〜80 4/19ページ
No.301
(3pt)

静かな狂気。

「OUT」の桐野夏生が描くサバイバルミステリー。

要約すると、31人の男とたった1人の女が無人島で生活しなければならなくなったら、というお話です。
こうくりゃ、もう気が狂うだらけか、レイプだらけのどっちかしかないだろう、と思うのですが、桐野さんはそういう風には描かず、むしろ日常の延長線上のような不思議な世界を作り出しています。

島をトーキョー島と名づけ、オダイバ、ジュク、シブヤ、キタセンジュ、コウキョ前広場、トーカイムラなどの名前を付けていく漂流者たち。
その都度の力関係で変わっていくリーダー。
中国人に対する蔑視と憧れ。
仲間内で広がる嫉妬と差別と絶望と静かな狂気。

小説はすべて主人公の清子か、仲間外れにされているワタナベの視点から描かれ、本当に意味で他の人が何を考えているのかはわかりません。それだけに、いやでも想像力がかきたてられます。

ただ、設定が設定だけに、どことなく浮世離れした感があるのが残念でした。もう少しサバイバルの様子を詳しく描いたらもっと面白かったんではないでしょうか。(たぶんそこは作者の興味外だとは思いますが)

ちなみに、ラストのラストは「えっ、それで終わり」って感じですが、その前の展開は驚きます。この辺りはさすがに上手だなぁと思いました。よかったです。
東京島 Amazon書評・レビュー: 東京島より
4104667021
No.300
(3pt)

静かな狂気。

「OUT」の桐野夏生が描くサバイバルミステリー。

要約すると、31人の男とたった1人の女が無人島で生活しなければならなくなったら、というお話です。
こうくりゃ、もう気が狂うだらけか、レイプだらけのどっちかしかないだろう、と思うのですが、桐野さんはそういう風には描かず、むしろ日常の延長線上のような不思議な世界を作り出しています。

島をトーキョー島と名づけ、オダイバ、ジュク、シブヤ、キタセンジュ、コウキョ前広場、トーカイムラなどの名前を付けていく漂流者たち。
その都度の力関係で変わっていくリーダー。
中国人に対する蔑視と憧れ。
仲間内で広がる嫉妬と差別と絶望と静かな狂気。

小説はすべて主人公の清子か、仲間外れにされているワタナベの視点から描かれ、本当に意味で他の人が何を考えているのかはわかりません。それだけに、いやでも想像力がかきたてられます。

ただ、設定が設定だけに、どことなく浮世離れした感があるのが残念でした。もう少しサバイバルの様子を詳しく描いたらもっと面白かったんではないでしょうか。(たぶんそこは作者の興味外だとは思いますが)

ちなみに、ラストのラストは「えっ、それで終わり」って感じですが、その前の展開は驚きます。この辺りはさすがに上手だなぁと思いました。よかったです。
東京島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 東京島 (新潮文庫)より
4101306362
No.299
(4pt)

女性って逞しい

遭難した夫婦が無人島に漂流した。
そこに新たな漂流者達が加わり「トーキョー島」での生活が始まる。

漂流者の中に女性は一人。40代の女性。

女性のしたたかさと逞しさを描きながら物語は進んでいく。

はたして彼らは無事に元の場所に帰れるのか?

とてつもなく面白いものではなかったけど、十分に楽しめた。
東京島 Amazon書評・レビュー: 東京島より
4104667021
No.298
(4pt)

女性って逞しい

遭難した夫婦が無人島に漂流した。
そこに新たな漂流者達が加わり「トーキョー島」での生活が始まる。

漂流者の中に女性は一人。40代の女性。

女性のしたたかさと逞しさを描きながら物語は進んでいく。

はたして彼らは無事に元の場所に帰れるのか?

とてつもなく面白いものではなかったけど、十分に楽しめた。
東京島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 東京島 (新潮文庫)より
4101306362
No.297
(5pt)

東京島はパラダイスなのに、何故逃げたがるのか?!


桐野夏生さんの作品で文庫本になっているものは、もうほとんど読んでしまったので、最近の単行本を探してきて読んだ。

この「東京島」は、無人島に流れ着いたらどうなるかということを桐野夏生の世界で描いている。

20人の男性の中で女性が1人だけという状況でどうなるか、法律も常識も通用せず、力だけが罷り通る無人島では、こういうことは十分に考えられる。

そして、唯一の女性の清子も、そういう状況を十分に楽しんでいた。

しかし、自分の女性としての特権が通用しなくなった時、清子はお腹の中の子供を水戸黄門の印籠のように利用して生き延びた。

みんな生き残るために必死である。

しかし、ここで僕は考えた。

何故、この人達は、日本に戻ることだけを考えているのか?

どうせ無人島に流れ着いて、食べる物も死なない程度には手に入るのだから、南洋の美しい海に囲まれた無人島での夢のような生活を、何故楽しもうとしないのか?

僕には、その無人島がパラダイスのように思えたのだ。

確かに、5年間という無人島での生活は長いが、5年間もその美しい島に住むことができた幸せを噛みしめることはできないのだろうか?

考え方を少し変えれば、地獄も天国に変わると思うのだが・・・。

実際、逃げ延びた渡辺や清子以外は、その島に残り、一つの共同体を作って生活したことになっている。

それでも問題ないと僕は思う。

しかし、渡辺や清子が島に自分達以外にも生存者がいることを他の人達に話さないという冷酷さには驚かされる。

人間は、そういう根っこの所では信じられる存在であってほしい。

人の生死に関わることでも、自分のことしか考えられない人間は、一番大切なものを失っていると思う。

僕達は最後まで、人としての尊厳を忘れたくないと思う。

今回の桐野夏生さんの作品中の人物の壊れ方は、少し物足りなかったような気がする。

「蝿の王」ほどの壊れ方をしてもよかったのではないか。

そういう点で、常識の枠を抜け切れなかったような気がする。

桐野夏生さんの次の作品では、もっと突拍子もない壊れ方を期待したい。

桐野夏生さんの作品を読んでしまうと、他の作家の作品では物足りなくなってしまった今日この頃である。


東京島 Amazon書評・レビュー: 東京島より
4104667021
No.296
(5pt)

東京島はパラダイスなのに、何故逃げたがるのか?!


桐野夏生さんの作品で文庫本になっているものは、もうほとんど読んでしまったので、最近の単行本を探してきて読んだ。

この「東京島」は、無人島に流れ着いたらどうなるかということを桐野夏生の世界で描いている。

20人の男性の中で女性が1人だけという状況でどうなるか、法律も常識も通用せず、力だけが罷り通る無人島では、こういうことは十分に考えられる。

そして、唯一の女性の清子も、そういう状況を十分に楽しんでいた。

しかし、自分の女性としての特権が通用しなくなった時、清子はお腹の中の子供を水戸黄門の印籠のように利用して生き延びた。

みんな生き残るために必死である。

しかし、ここで僕は考えた。

何故、この人達は、日本に戻ることだけを考えているのか?

どうせ無人島に流れ着いて、食べる物も死なない程度には手に入るのだから、南洋の美しい海に囲まれた無人島での夢のような生活を、何故楽しもうとしないのか?

僕には、その無人島がパラダイスのように思えたのだ。

確かに、5年間という無人島での生活は長いが、5年間もその美しい島に住むことができた幸せを噛みしめることはできないのだろうか?

考え方を少し変えれば、地獄も天国に変わると思うのだが・・・。

実際、逃げ延びた渡辺や清子以外は、その島に残り、一つの共同体を作って生活したことになっている。

それでも問題ないと僕は思う。

しかし、渡辺や清子が島に自分達以外にも生存者がいることを他の人達に話さないという冷酷さには驚かされる。

人間は、そういう根っこの所では信じられる存在であってほしい。

人の生死に関わることでも、自分のことしか考えられない人間は、一番大切なものを失っていると思う。

僕達は最後まで、人としての尊厳を忘れたくないと思う。

今回の桐野夏生さんの作品中の人物の壊れ方は、少し物足りなかったような気がする。

「蝿の王」ほどの壊れ方をしてもよかったのではないか。

そういう点で、常識の枠を抜け切れなかったような気がする。

桐野夏生さんの次の作品では、もっと突拍子もない壊れ方を期待したい。

桐野夏生さんの作品を読んでしまうと、他の作家の作品では物足りなくなってしまった今日この頃である。


東京島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 東京島 (新潮文庫)より
4101306362
No.295
(1pt)

これで賞をもらったなんて

無人島という設定も陳腐。まあ女一人だけでしかも美女じゃなく中年というところだけが目新しいだけで、
設定から言ってセックスしまくるのはだれが考えても予想通り。
谷崎潤一郎賞をもらったということだったので期待していたが、はっきり言って面白くない。
ビートたけしが絶賛したらしいが、やつの作る映画もやくざと暴力だけで国際的評価が高い理由がわからないのといっしょ。
二度と読む気が起きないつまらない本。
東京島 Amazon書評・レビュー: 東京島より
4104667021
No.294
(1pt)

これで賞をもらったなんて

無人島という設定も陳腐。まあ女一人だけでしかも美女じゃなく中年というところだけが目新しいだけで、
設定から言ってセックスしまくるのはだれが考えても予想通り。
谷崎潤一郎賞をもらったということだったので期待していたが、はっきり言って面白くない。
ビートたけしが絶賛したらしいが、やつの作る映画もやくざと暴力だけで国際的評価が高い理由がわからないのといっしょ。
二度と読む気が起きないつまらない本。
東京島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 東京島 (新潮文庫)より
4101306362
No.293
(2pt)

残念な作品

期待が大きかった分、裏切られた感が強い。
人物描写もちぐはぐで、
狂気に至る過程も至ってからの描写も矛盾だらけ。
バトルロワイヤル的であるが
それ以上ではない。
オチも今一歩。
残念な作品である。
東京島 Amazon書評・レビュー: 東京島より
4104667021
No.292
(2pt)

残念な作品

期待が大きかった分、裏切られた感が強い。
人物描写もちぐはぐで、
狂気に至る過程も至ってからの描写も矛盾だらけ。
バトルロワイヤル的であるが
それ以上ではない。
オチも今一歩。
残念な作品である。
東京島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 東京島 (新潮文庫)より
4101306362
No.291
(2pt)

手抜き感のある作品だ

孤島に漂着した人々の群像劇。
多くの漂着者たちの中で、女は一人だけという設定は魅力的。
期待しながら読み始めたが、良くない。
落胆させられた。

掘り下げると面白くなるのではないかと思わせられるようなプロットが、素っ飛ばされるような感じで書き進められており、
登場人物の造形も、十分に書き込まれないうちにどんどん先へと行ってしまう印象を強く受けた。
あらゆる細部が書き込まれないまま、進んでいってしまうので、孤島での生活がどんなものであるのかもよく分からない。

ひとつ例に取れば、
>清子はどういう訳か、島で一番太っていた。困窮生活なのになぜ太るのか、自分でもよくわからない。
人が太るのには理由があるのではないか、ましてや孤島での生活なのだから……と首をかしげたくなる。
よくわからないのは、ひょっとすると、作者さん御自身なのではないですか、と突っ込みを入れたい気分になった。

失礼ながら、手抜き感の漂った作品であるように感じた。
東京島 Amazon書評・レビュー: 東京島より
4104667021
No.290
(2pt)

手抜き感のある作品だ

孤島に漂着した人々の群像劇。
多くの漂着者たちの中で、女は一人だけという設定は魅力的。
期待しながら読み始めたが、良くない。
落胆させられた。

掘り下げると面白くなるのではないかと思わせられるようなプロットが、素っ飛ばされるような感じで書き進められており、
登場人物の造形も、十分に書き込まれないうちにどんどん先へと行ってしまう印象を強く受けた。
あらゆる細部が書き込まれないまま、進んでいってしまうので、孤島での生活がどんなものであるのかもよく分からない。

ひとつ例に取れば、
>清子はどういう訳か、島で一番太っていた。困窮生活なのになぜ太るのか、自分でもよくわからない。
人が太るのには理由があるのではないか、ましてや孤島での生活なのだから……と首をかしげたくなる。
よくわからないのは、ひょっとすると、作者さん御自身なのではないですか、と突っ込みを入れたい気分になった。

失礼ながら、手抜き感の漂った作品であるように感じた。
東京島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 東京島 (新潮文庫)より
4101306362
No.289
(4pt)

転換点

桐野夏生さんの転換点となるのではないでしょうか。ミステリー作家としてではなく、新たな桐野さんのこれからに期待します。
東京島 Amazon書評・レビュー: 東京島より
4104667021
No.288
(4pt)

転換点

桐野夏生さんの転換点となるのではないでしょうか。ミステリー作家としてではなく、新たな桐野さんのこれからに期待します。
東京島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 東京島 (新潮文庫)より
4101306362
No.287
(4pt)

これって実話があるんですね

島に取り残された
男の中に女が一人

女を巡って
殺し合う悲劇‥

ありえないと思っていたら
この他のレビューで『アナタハン島事件』というのが
実際にあったということを知り
驚愕です。

結構、事実に基づいて
でも暗くならない感じでうまく
まとめてるんじゃないでしょうか。

しかし、そうかぁ。
実際にあったんだぁ。。。

事件の後
主人公(?)である女性が主演で
映画化されたらしく

しかもその女性が
私と同じ郷里(沖縄)であったにも関わらず
まったくこの事件を知らなかった

事実はまさに小説より奇なり。

本も楽しめますが
事件を調べた後
もう一度、読んでみたくなりました。
東京島 Amazon書評・レビュー: 東京島より
4104667021
No.286
(4pt)

これって実話があるんですね

島に取り残された
男の中に女が一人

女を巡って
殺し合う悲劇‥

ありえないと思っていたら
この他のレビューで『アナタハン島事件』というのが
実際にあったということを知り
驚愕です。

結構、事実に基づいて
でも暗くならない感じでうまく
まとめてるんじゃないでしょうか。

しかし、そうかぁ。
実際にあったんだぁ。。。

事件の後
主人公(?)である女性が主演で
映画化されたらしく

しかもその女性が
私と同じ郷里(沖縄)であったにも関わらず
まったくこの事件を知らなかった

事実はまさに小説より奇なり。

本も楽しめますが
事件を調べた後
もう一度、読んでみたくなりました。
東京島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 東京島 (新潮文庫)より
4101306362
No.285
(4pt)

サバイバー

サバイバル。蝿の王とアナタハン島事件にインスパイアーされてるか?
東京島 Amazon書評・レビュー: 東京島より
4104667021
No.284
(4pt)

サバイバー

サバイバル。蝿の王とアナタハン島事件にインスパイアーされてるか?
東京島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 東京島 (新潮文庫)より
4101306362
No.283
(5pt)

大ドンデン返しのストーリー。

無人島でのサバイバルサスペンスかと思いきや実は大作コメディとは(笑)

東京島 Amazon書評・レビュー: 東京島より
4104667021
No.282
(5pt)

大ドンデン返しのストーリー。

無人島でのサバイバルサスペンスかと思いきや実は大作コメディとは(笑)

東京島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 東京島 (新潮文庫)より
4101306362