東京島

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東京島の評価:

2.99/5点 レビュー 188件。 D ランク

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平均点2.99pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全361件 241〜260 13/19ページ
No.121
(2pt)

設定を飛ばすのに失敗した作品

戦後、1945年から50年、マリアナ群島・アナタハン島に漂着した、1人の女性と30人の男達。
その共同生活の中で、男達は女をめぐって殺し合い、疑心暗鬼の中、次々と男は消え、最後は女を含む
20人ほどが生き残った。
この「アナタハン島事件」を、換骨奪胎した作品である。
「事実は小説より奇なり」と言うのはまさしくこれで、桐野さんは
この設定の飛ばし方に失敗してしまった。
つまり、この小説は「事実の途方もなさ」にすっかり打ちのめされる結果になってしまったのである。
東京島 Amazon書評・レビュー: 東京島より
4104667021
No.120
(2pt)

設定は良いけど、、、

漂流の末に無人島にたどり着いた夫婦と島に捨てられた男だけの若者たち、
そして流れ着いた中国人。
彼らのサバイバルと微妙に変わっていく力関係を島で唯一の女である清子を主人公として
描かれていく。
よくありがちな若くてきれいな女性、をヒロインとするのでなく、
40代後半に設定しているのは桐野夏生ならではと感じた。
それによって色気だけはなくて、生き延びるための人間のドロドロした部分が
うまくクローズアップされたと思う。
ただし最近の桐野夏生によくあるように、
話の展開に都合が良すぎる部分があったり、
スピード感にもたつきがあり、好きな舞台設定にもかかわらず、
話しに入り込めなかった。
東京島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 東京島 (新潮文庫)より
4101306362
No.119
(2pt)

設定は良いけど、、、

漂流の末に無人島にたどり着いた夫婦と島に捨てられた男だけの若者たち、
そして流れ着いた中国人。
彼らのサバイバルと微妙に変わっていく力関係を島で唯一の女である清子を主人公として
描かれていく。
よくありがちな若くてきれいな女性、をヒロインとするのでなく、
40代後半に設定しているのは桐野夏生ならではと感じた。
それによって色気だけはなくて、生き延びるための人間のドロドロした部分が
うまくクローズアップされたと思う。
ただし最近の桐野夏生によくあるように、
話の展開に都合が良すぎる部分があったり、
スピード感にもたつきがあり、好きな舞台設定にもかかわらず、
話しに入り込めなかった。
東京島 Amazon書評・レビュー: 東京島より
4104667021
No.118
(5pt)

内容的には立派な文学

 途中まで、なんだこれ?と思って読みました。こんなのハードカバーで買ってしまって…と後悔しかけたのですが、後半に入ってからの展開と揶揄と暗喩が最高です。
 文章や描写は荒いし、いろんな面で取捨選択が激しいのもたしかですから、受け付けない人はだめだろうな、と思いますし、登場人物が少し多すぎる感じもします。あまり計画的に書かれたとも思えません。
 しかし、日本という国や日本人を比喩で見事に描ききったと思いますし、最後の章のふたつの視点はスパイスが効いていて、最後まで読んで本当によかったと思いました。
 平成の『吉里吉里人』とは呼べないかもしれないが、大胆なアレンジは必要でしょうが、映画や舞台にする価値があると思います。
東京島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 東京島 (新潮文庫)より
4101306362
No.117
(5pt)

内容的には立派な文学

 途中まで、なんだこれ?と思って読みました。こんなのハードカバーで買ってしまって…と後悔しかけたのですが、後半に入ってからの展開と揶揄と暗喩が最高です。
 文章や描写は荒いし、いろんな面で取捨選択が激しいのもたしかですから、受け付けない人はだめだろうな、と思いますし、登場人物が少し多すぎる感じもします。あまり計画的に書かれたとも思えません。
 しかし、日本という国や日本人を比喩で見事に描ききったと思いますし、最後の章のふたつの視点はスパイスが効いていて、最後まで読んで本当によかったと思いました。
 平成の『吉里吉里人』とは呼べないかもしれないが、大胆なアレンジは必要でしょうが、映画や舞台にする価値があると思います。
東京島 Amazon書評・レビュー: 東京島より
4104667021
No.116
(4pt)

特に強くも賢くもない主人公が、無人島で生き抜いて行くさま

この物語の大きな見どころは、次の二点にあると思う。
・無人島に流れついた32人の中で、女は清子ただ一人であったということ
・脱出が絶望的な無人島での生活の中で、
 何人もの人が様々な形で正気を失っていったこと
島の男たちに翻弄され、時には自分も彼らを利用し、
結局は島に弄ばれたような運命を辿っていく清子。
しかし食べるものにも不自由している島での生活の中で、
何故だか清子は太っていく。
その事実が彼女を悲劇のヒロインから遠ざけ、ユーモラスな印象すら与える。
重くなりがちなテーマでありながらも、全体的に軽快な印象を受ける。
これは秀作である。
東京島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 東京島 (新潮文庫)より
4101306362
No.115
(4pt)

特に強くも賢くもない主人公が、無人島で生き抜いて行くさま

この物語の大きな見どころは、次の二点にあると思う。
・無人島に流れついた32人の中で、女は清子ただ一人であったということ
・脱出が絶望的な無人島での生活の中で、
 何人もの人が様々な形で正気を失っていったこと
島の男たちに翻弄され、時には自分も彼らを利用し、
結局は島に弄ばれたような運命を辿っていく清子。
しかし食べるものにも不自由している島での生活の中で、
何故だか清子は太っていく。
その事実が彼女を悲劇のヒロインから遠ざけ、ユーモラスな印象すら与える。
重くなりがちなテーマでありながらも、全体的に軽快な印象を受ける。
これは秀作である。
東京島 Amazon書評・レビュー: 東京島より
4104667021
No.114
(3pt)

終盤以外なら…

桐野夏生作品は大好きです。
中だるみが無いというか。
この作品は、とある実際にあった事件を題材としたフィクションです。
桐野さんの作品の中ではグロテスクさが薄いですが、桐野節は健在でサクサクと楽しめます。
しかし…最後はいただけません…。
これだけです。
あとは楽しめる作品だと思います。
東京島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 東京島 (新潮文庫)より
4101306362
No.113
(3pt)

終盤以外なら…

桐野夏生作品は大好きです。
中だるみが無いというか。
この作品は、とある実際にあった事件を題材としたフィクションです。
桐野さんの作品の中ではグロテスクさが薄いですが、桐野節は健在でサクサクと楽しめます。
しかし…最後はいただけません…。
これだけです。
あとは楽しめる作品だと思います。
東京島 Amazon書評・レビュー: 東京島より
4104667021
No.112
(5pt)

女性のタフネス

南洋の島アナタハンに漂着した30人の男とそこにいた一人の女性。彼らがその女性を巡って殺し合いを始めた特異な事件は、「アナタハン島事件」として、女性達が米軍に救出された後、国内でスキャンダラスに取り上げられ映画化もされた実話である。
小説「東京島」は事件にインスパイされた桐野夏生が、例によって巧妙な換骨奪胎で、「トウキョウ島」と言う架空の島を舞台に、現代日本の寓話に仕立て上げた野心作である。
日本人漂着者20数人が暮らす「トウキョウ」と、中国人の漂着者が暮らす「ホンコン」。「トウキョウ」の人々は、気のあった仲間同士で「オダイバ」「ブクロ」「シブヤ」などの集落に別れ暮らしている。正体不明の廃棄物が置いてあるため、「トーカイムラ」として恐れられているエリアもある。
「ホンコン」の人々が、生きることにタフで貪欲であるのに対し、「トウキョウ」の人々は、脆弱で無人島の自然に太刀打ちできず少しづつ破綻していく。その様子を、現代日本と現代中国の縮小された戯画としてみることはたやすい。
しかし決して読者を安心させてくれない桐野夏生は、そういった図式的な構図をどんどん破壊しながらストーリーを縦横無尽に展開していく。う〜ん、相変わらずサディステイックだぜ(笑)
桐野自身が描きたかったのは、やはり彼女の永遠のテーマである「女性のタフネス」であったと思う。
男たちが無人島の生活の中で、時に壊れ、時に安易な社会秩序作りに走る中、主人公の清子だけは現実を受け止め、自分が生き残ることだけを考えて予測のできない行動をとり続ける。
それは女性が本来持つ生命力を、極限状況の中で描き出してみたいと言う、作家の根源的な思いなのだろう。
最近の彼女の作品の中では、飛びぬけた名作とはいえないが、相変わらずのお手並みでした。
東京島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 東京島 (新潮文庫)より
4101306362
No.111
(5pt)

女性のタフネス

南洋の島アナタハンに漂着した30人の男とそこにいた一人の女性。彼らがその女性を巡って殺し合いを始めた特異な事件は、「アナタハン島事件」として、女性達が米軍に救出された後、国内でスキャンダラスに取り上げられ映画化もされた実話である。
小説「東京島」は事件にインスパイされた桐野夏生が、例によって巧妙な換骨奪胎で、「トウキョウ島」と言う架空の島を舞台に、現代日本の寓話に仕立て上げた野心作である。
日本人漂着者20数人が暮らす「トウキョウ」と、中国人の漂着者が暮らす「ホンコン」。「トウキョウ」の人々は、気のあった仲間同士で「オダイバ」「ブクロ」「シブヤ」などの集落に別れ暮らしている。正体不明の廃棄物が置いてあるため、「トーカイムラ」として恐れられているエリアもある。
「ホンコン」の人々が、生きることにタフで貪欲であるのに対し、「トウキョウ」の人々は、脆弱で無人島の自然に太刀打ちできず少しづつ破綻していく。その様子を、現代日本と現代中国の縮小された戯画としてみることはたやすい。
しかし決して読者を安心させてくれない桐野夏生は、そういった図式的な構図をどんどん破壊しながらストーリーを縦横無尽に展開していく。う〜ん、相変わらずサディステイックだぜ(笑)
桐野自身が描きたかったのは、やはり彼女の永遠のテーマである「女性のタフネス」であったと思う。
男たちが無人島の生活の中で、時に壊れ、時に安易な社会秩序作りに走る中、主人公の清子だけは現実を受け止め、自分が生き残ることだけを考えて予測のできない行動をとり続ける。
それは女性が本来持つ生命力を、極限状況の中で描き出してみたいと言う、作家の根源的な思いなのだろう。
最近の彼女の作品の中では、飛びぬけた名作とはいえないが、相変わらずのお手並みでした。
東京島 Amazon書評・レビュー: 東京島より
4104667021
No.110
(4pt)

お買い得です。

本がきれいな状態で、新品同様です。購入してよかったです。対応も早かったですよ
東京島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 東京島 (新潮文庫)より
4101306362
No.109
(4pt)

お買い得です。

本がきれいな状態で、新品同様です。購入してよかったです。対応も早かったですよ
東京島 Amazon書評・レビュー: 東京島より
4104667021
No.108
(1pt)

な、なんだこれ・・・

面白くない。
というか、なんか低俗。
桐野さんの作品、好きなんだけどなぁ。
それだけに残念。
私には、良さが解らないだけかもしれませんが・・・
東京島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 東京島 (新潮文庫)より
4101306362
No.107
(1pt)

な、なんだこれ・・・

面白くない。
というか、なんか低俗。
桐野さんの作品、好きなんだけどなぁ。
それだけに残念。
私には、良さが解らないだけかもしれませんが・・・
東京島 Amazon書評・レビュー: 東京島より
4104667021
No.106
(4pt)

桐野ワールド炸裂!

ミロシリーズやグロテスク、OUT好きな人には「なんじゃこりゃ?」かもしれません。が、これも桐野ワールド全開の作品だと思います。混沌とアナーキー、亀の甲羅を背負ってるワタナベやらカーネルクリスピーやら毛流族となって原始生活を受け入れるやら…読んでいない人には「?」でしょうが、この荒唐無稽なシチュエーション化で現れてくるアイテムやらエピソードこそ、桐野さんにしか描けない世界です。この方は元々緻密なプロットを組み立てて書くタイプではないし、その筆の勢いで書き進め、最後にある意味放り出す感覚は、私的にはクセになっています(笑)。あと桐野作品で感情移入できる登場人物を探す読み方はしない方がいいです。作者自身、そういう読まれ方は望んでいないと思いますので。とにかくこういう世界観の小説を書ける人(特に女流作家)は皆無だと思うので、この感性で書き進んでほしいですね。
東京島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 東京島 (新潮文庫)より
4101306362
No.105
(4pt)

桐野ワールド炸裂!

ミロシリーズやグロテスク、OUT好きな人には「なんじゃこりゃ?」かもしれません。が、これも桐野ワールド全開の作品だと思います。混沌とアナーキー、亀の甲羅を背負ってるワタナベやらカーネルクリスピーやら毛流族となって原始生活を受け入れるやら…読んでいない人には「?」でしょうが、この荒唐無稽なシチュエーション化で現れてくるアイテムやらエピソードこそ、桐野さんにしか描けない世界です。この方は元々緻密なプロットを組み立てて書くタイプではないし、その筆の勢いで書き進め、最後にある意味放り出す感覚は、私的にはクセになっています(笑)。あと桐野作品で感情移入できる登場人物を探す読み方はしない方がいいです。作者自身、そういう読まれ方は望んでいないと思いますので。とにかくこういう世界観の小説を書ける人(特に女流作家)は皆無だと思うので、この感性で書き進んでほしいですね。
東京島 Amazon書評・レビュー: 東京島より
4104667021
No.104
(2pt)

好きじゃないです!

桐野作品は私の中で好きな物と苦手な物に極端に分かれる。
で、今回はと言うと…
全く受け付けませんでした。
共感出来る部分も感動・感銘する部分もなく、カタカナ言葉の乱立や表現など、どれを取っても私には苦手分野
それでもラストまで必死に読み進めましたが、読み終わっても特に心に残る所はありませんでした。
次の作品に期待します。
東京島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 東京島 (新潮文庫)より
4101306362
No.103
(2pt)

好きじゃないです!

桐野作品は私の中で好きな物と苦手な物に極端に分かれる。
で、今回はと言うと…
全く受け付けませんでした。
共感出来る部分も感動・感銘する部分もなく、カタカナ言葉の乱立や表現など、どれを取っても私には苦手分野
それでもラストまで必死に読み進めましたが、読み終わっても特に心に残る所はありませんでした。
次の作品に期待します。
東京島 Amazon書評・レビュー: 東京島より
4104667021
No.102
(4pt)

桐野作品だと思うから違和感も。荒唐無稽だが楽しめる娯楽作品

足掛け4年に渡り、「新潮」に掲載された作品。
4年という期間の割には、ボリュームは少ないと感じる。
第1章を読む限りでは、桐野ワールドの新展開かと今後の展開に大いに期待させるが、
最終的にはやや唐突な感じで終わるのが残念。
実は途中で行き詰まり、ネタ切れしたのでは?と勘ぐりたくなる。
本人としても、納得のいく結末ではなかったのではないか。
桐野作品として、「OUT」以降の一連のダークサイドな内容を期待すると肩透かしに合うが、
別の作者の作品として読めば、ここのレヴューでこき下ろされるほど悪くは無い。
だが、本作の主題、何を描きたかったのかは非常に不可解。
人間に潜む闇を描くのに長けた作者にしては、やや箸休め的な作品という気がする。
シチュエーションの唐突感は、個人的には村上龍に通じるものを感じた。
東京島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 東京島 (新潮文庫)より
4101306362