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セカンド・ラブ



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【この小説が収録されている参考書籍】
セカンド・ラブ
セカンド・ラブ (文春文庫)

セカンド・ラブの評価: 3.36/5点 レビュー 84件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.36pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全19件 1~19 1/1ページ
No.19:
(3pt)

仕掛けに対する驚きより後味の悪さが勝つ

後味の悪さを感じる小説は色々あるけど、読んで損したなと感じるタイプだった。
イニシエーションラブも後味が悪すぎた。
個人的にはこちらは許容範囲を越えていたのと、最後まで読んだ結果、仕掛けのための強引なキャラ設定と感じた。
イニシエーションラブからの流れを汲む2作目で、3作目も予定されているそうだけど、もういいかな。
セカンド・ラブAmazon書評・レビュー:セカンド・ラブより
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No.18:
(3pt)

読みやすいけれど読み取りにくい?

前作イニシエーションラブで衝撃を受けたので購入しました。

ミステリーはあまり読み慣れていないですが、ダラダラと1日、4時間程度で最初から最後まで読了しました。
読みにくいことはなくサラッと読めましたが、節々で何故こんな行動を取ったのだろうか?という点がでてきました。
最後まで読んでまあそうだろうなという謎もありましたが、大どんでん返しにやられました。
ただ、気分はやはり良くありませんでした。

ミステリーでは読了後、伏線などをレビューサイト等で確認したりするのですが、いろいろ読んでも推測でしか無さそう、読者の想像にお任せしますのような部分がちらほらあったみたいでモヤモヤが残りました。

前作が良かった分期待値が上がっているからこそ評価は上下してるだろうし、人によっては前作以上に不快感を感じることもある、読み手を選ぶ作品だと思います。
セカンド・ラブAmazon書評・レビュー:セカンド・ラブより
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No.17:
(3pt)

それなりに楽しめましたが…

『イニシエーション・ラブ』と同様、男性目線で書かれた小説です。前作ほど騙された感を感じられなかったのが少し残念でした。物語にもう一捻り、欲しかったなーという感じです。
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No.16:
(3pt)

最後のどんでん返しがイマイチ

読んでいる途中から、結末が見えてきてしまった。
最後まで読んで、「騙された」ではなく、「ああ、やっぱり」という
感想だ。
 「お嬢様の二面性(表の顔と裏の顔)」ということか?
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No.15:
(3pt)

ちょっとだけミステリー

99%がスピードののろい恋愛小説です。
残り1パーセントが、やっとミステリーです。
正直言って、本の8割を読んだところで、退屈の余り、読むのをやめようかと思ったほどです。
それでも我慢して最後まで読むと……。
確かに最後だけはミステリであり、ラストは衝撃的です。
しかし、それに驚いて喝采をあげるには、あまりにも疲れてしまっていました。
また、伏線が回収されていない、という感じもしました。
ミステリを期待する人にはお勧めできません。
セカンド・ラブAmazon書評・レビュー:セカンド・ラブより
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No.14:
(3pt)

重苦しくて非現実的

「イニシエーション・ラブ」が面白かったので、こちらも読んでみたのですが、「イニシエーション・ラブ」がキツネと狸の化かし合いみたいな軽いノリのラブコメでお気楽に読めるのに対して、こちらはドロドロ重い。
 まず主人公がしつこいほどに「結婚相手としかセックスしない」「セックスしたら結婚」みたいなことを語るのに辟易するし、たかが失恋ごときで自暴自棄になる人が続々と登場するのもあまりに非現実的。とにかく全体に重苦しい。
 何より、動機がさっぱり分からない。いかにもありそうだな、という感じで笑ってオチを楽しめた「イニシエーション・ラブ」に比べて、こちらはトリックのために無理矢理作ったあり得ないお話という感じ。
 読んでいる途中はそこそこ楽しめたけど、オチには不快感しか感じない。
 最後の「見えてたんだ」「ごめん」には、つい笑ってしまったけど。
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No.13:
(3pt)

二度読みはしませんでした

イニシエーション・ラブでは、コピーの通り不覚にも二度読みしてしまいましたが、本作ではそうはなりませんでした。
中ほどで、ミステリ好きなら誰でもメイントリックが分かってしまいますので、それがどういう結末を引き起こすかということが残る興味となり、楽しさが前作の半分です。
最後に、実はこうだったああだったと、登場人物のセリフで解説が入りますが、ちょっと興ざめでした。確かにそうしないと判り難いと思いますが、その必要が無く驚かして欲しかった、とワガママを言わせていただきます。
そして何より、後味が悪すぎます。前作では健気なしたたかさにガンバレと言いたくもなりましたが、この物語ではそういうことがありません。手の込んだ行為と嘘の動機が”遊びもしくは気まぐれ”としか思えない物語を読めば、大抵の読み手は不快になるでしょう。
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No.12:
(3pt)

いくらなんでも苦しい

スキー旅行から交際が始まった2人はやがて結婚式を上げるが,
式の半ば,男は新婦の正体について毒づくのだった.

(ネタバレ注意)
いくらなんでも一人二役が厳しすぎる.
たまたま同じ顔の免許証を手に入れたからといって,
こんなことをする動機もわからないし,
その言い訳として提示される話も荒唐無稽すぎて信じる方もいかがなものか.

トリックのためのトリックという感がありすぎてリアリティが感じられない.
それは単にトリックや設定の問題だけでなく,
登場人物の心理とか行動も含めて,である.
イニシエーション・ラブのときの,
最後の一行ですべてひっくり返るような衝撃と比べるとかなり質は落ちる.
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No.11:
(3pt)

「普通」評ではなく、「最高」でもあり+「最低」でもある

冒頭の結婚式シーンからして、読者はほぼ間違いなく、作者のミスリーディングに乗らされてしまっているだろう。そういう意味での文章は異様なほど上手。
ただ、登場人物への共感、各人物の心の動き、などの点では、読後感としての満足度はかなり低いとしか言いようがない。
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No.10:
(3pt)

読みやすかったし、分かりやすかった

ミステリー好きの同僚に勧められて、「イニシエーション・ラブ」を読み、そのあと続けてこの作品を読んだ。いずれの作品も、ストレートに読むとミステリーと言うより単なる恋愛小説である。時代背景が、自分の経験とカブってるのでスムーズに読めたし、たまにはこういうジャンルもいいかな、とは思ったが、そろそろ食傷気味。

セカンド・ラブを読む時、まず目次をじっくり眺めてみた。案の定、歌のタイトルをもじったものだった。全てはわからなかったが、中森明菜と宇多田ヒカルのタイトルが入っているのは分かった。相変わらず遊んでいるな、と。この二人の歌手もリアルで聴いていたので、馴染みやすかった。逆に言えば、若い読者や興味のない人には無意味なものでしかないであろう。伏線でもないだろうし。

読み物としては、イニシエーション・ラブより、スムーズに一気に読めた。もちろん、途中の違和感に引っ掛かりつつも、最後にちゃんと伏線回収してくれることを期待しながら、いや、むしろ違和感を楽しみにしてる感じになっていたと思う。そういう作品なのかも知れない。ただし、大前提としては最後までには違和感を全て解消してくれること。それが有耶無耶になっていたとしたら、次はないだろうな、と。

ただし、例外がある。それば、作者の他の複数の作品と絡み合って、どこかで全てが繋がり謎が解消される、と言う構成であれば、それはそれで素晴らしい作品群として評価出来るが。とりあえず、今後の展開に注目したいとは思っている。同世代の作家としても応援したい。
セカンド・ラブAmazon書評・レビュー:セカンド・ラブより
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No.9:
(3pt)

悪い意味で意外性はある

同じ顔を持つ二人の女性を前に揺れ動く男心……と、まあイニシエと同じ恋愛叙述ミステリで、
イニシエ同様恋愛部分に面白みはなく、読むのは苦行

またイニシエでは伏線などがさりげにあったが、今作はかなりその辺がかなり雑で、
読み直してこれが伏線だったのかと考えさせられるようなことはないという点では
イニシエより劣っているかもしれない

そしてラスト、意外性があるといえばあるのだが良くも悪くも邪道で、前作が楽しめた人が今作を
楽しめるという保証はないだろう

路線変更が残念でならない一冊だった
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No.8:
(3pt)

消化不良…

イニシエーションラブが面白かったので読んでみました。
う〜ん… 最後のオチには気がついて「なるほど」となりましたが、
そもそもなぜこんなことになったのかという、人物の動機は良く分かりませんでした。

登場人物たちが「仕掛け」のために動かされているので
性格も何だか薄いし、行動も無理矢理な感じがしました。

イニシエを読んだ後、リピート、Jの神話、セカンドラブと読んできましたが…
最初にイニシエを読んだので、乾さんに過度な期待をしすぎたのかもしれません。

イニシエを知らずに読んでたら悪くなかったと思います。
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No.7:
(3pt)

面白かったけど...

どうしてそこまで頑張って一人二役するのかが理解できなかった。トリックありきのためのストーリー。驚いたけど...
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No.6:
(3pt)

最終章勝負

1日で読了。衝撃はあるが、未読の方は先に「イニシエーションラブ」をどうぞ。未解決な謎(不要な挿話)・納得いかない行動も、「終わり良ければそれで良し」と自分自身を納得させる。読後、序章と終章を読み返す。それだけの為に紙を捲る感覚は、苛立たしくもあり楽しみでもあった。
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No.5:
(3pt)

最終章勝負

1日で読了。
衝撃はあるが、未読の方は先に「イニシエーションラブ」をどうぞ。

未解決な謎(不要な挿話)・納得いかない行動も、
「終わり良ければそれで良し」と自分自身を納得させる。

読後、序章と終章を読み返す。
それだけの為に紙を捲る感覚は、苛立たしくもあり楽しみでもあった。
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No.4:
(3pt)

「イニラブ」続編というにはちょっと・・・。

「イニラブ」であれだけの作品を書いてしまい、評価も高いところに、「○○○ラブ」という、続編のようなタイトルで作品を発表するにはそれなりのレベルが要求されるし、プレッシャーもあった・・・。当然読者は期待する。衝撃度はあった。ホラーだけど。しかし、いかんせん、登場人物の設定や行動動機が弱い。。。正明の頼りなさは「イニラブ」同様、話の流れにおいて不可欠であるが、大前提としての春香の行動に至る狙い、魅力がない和彦なのになぜこうなる?、真実を隠しながらもその隠蔽手法が中途半端、倉持失踪理由の放置・・・。美奈子がああなる理由に、倉持の過去がリンクしているのかと考えたが・・・?いくらああいう状況で、童貞男子でも、「コト」をいたしてると、騙されないもんじゃないかな。逆に、慣れてない方が、警戒心もあるし、じっくり観察して、おかしいと思うはず。「イニラブ」同様、バブル期の話にした理由も不可解。著者は40代〇子で、バブル期の青春を十分謳歌できずに、このような女子に辟易していたので、あて付けでこんな設定にしたのか?プロローグをじっくりと読み返す必要があるという意味では、「イニラブ」テイストな作品なのだが、春香の特異体質も、トリックのためのこじつけ程度に表記されているだけで、説得力に乏しい。まぁ、まゆ=春香という、テーマとして流れる自分勝手なオンナが跋扈する内容は同じであるが、無理やりな話のキモにはかなり落胆した。どんな作品でも、大ヒットしたもののパート2を、満足できる作品にするには、かなり難しいということなのかな。世の中には、パート2の方が当たったものも皆無ではないから、期待していたけど・・・。最後の8行で、「ん?」と思ったところだけは、トリックの妙を満喫できました。
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No.3:
(3pt)

「イニラブ」続編というにはちょっと・・・。

「イニラブ」であれだけの作品を書いてしまい、
評価も高いところに、「○○○ラブ」という、
続編のようなタイトルで作品を発表するには
それなりのレベルが要求されるし、プレッシャー
もあった・・・。

当然読者は期待する。

衝撃度はあった。ホラーだけど。

しかし、いかんせん、登場人物の設定や
行動動機が弱い。。。

正明の頼りなさは「イニラブ」同様、
話の流れにおいて不可欠であるが、
大前提としての春香の行動に至る狙い、魅力がない
和彦なのになぜこうなる?、真実を
隠しながらもその隠蔽手法が中途半端、
倉持失踪理由の放置・・・。

美奈子がああなる理由に、倉持の過去が
リンクしているのかと考えたが・・・?

いくらああいう状況で、童貞男子でも、
「コト」をいたしてると、騙されないもんじゃないかな。
逆に、慣れてない方が、警戒心もあるし、
じっくり観察して、おかしいと思うはず。

「イニラブ」同様、バブル期の話にした
理由も不可解。
著者は40代〇子で、バブル期の青春を
十分謳歌できずに、このような女子に辟易していたので、
あて付けでこんな設定にしたのか?

プロローグをじっくりと読み返す必要があるという
意味では、「イニラブ」テイストな作品なのだが、
春香の特異体質も、トリックのための
こじつけ程度に表記されているだけで、
説得力に乏しい。

まぁ、まゆ=春香という、テーマとして流れる
自分勝手なオンナが跋扈する内容は同じであるが、
無理やりな話のキモにはかなり落胆した。

どんな作品でも、大ヒットしたもののパート2を、
満足できる作品にするには、かなり難しいということなのかな。

世の中には、パート2の方が当たったものも
皆無ではないから、期待していたけど・・・。

最後の8行で、「ん?」と思ったところだけは、
トリックの妙を満喫できました。
セカンド・ラブ (文春文庫)Amazon書評・レビュー:セカンド・ラブ (文春文庫)より
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No.2:
(3pt)

「イニシエーション・ラブ」と同じ衝撃を期待すると残念

「イニシエーション・ラブ」の乾くるみ氏の最新作です。過去に読んだ「イニシエーション・ラブ」と「スリープ」のどちらも面白かったので、かなり期待しながら読みました。乾氏はどんでん返しものの名手なので、かなり伏線を気にしながら読み進めていったのですが、本作に限ってはオチが中途半端な印象でした。うり二つの正反対の二人、というミステリー的には決して新しくない舞台設定ですが、会話や描写が優れているので、自然と引き込まれていきます。そして、最大限に引っ張っておいて、結末でドーンとなる予定だったのですが、残念ながら首を傾げてしまいました。惜しいですね。筆力は抜群にあると思いますので、是非、「イニシエーション・ラブ」のような、次回はあっと驚く作品を生み出してほしいものです。
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No.1:
(3pt)

「イニシエーション・ラブ」と同じ衝撃を期待すると残念

「イニシエーション・ラブ」の乾くるみ氏の最新作です。
過去に読んだ「イニシエーション・ラブ」と「スリープ」のどちらも面白かったので、かなり期待しながら読みました。

乾氏はどんでん返しものの名手なので、かなり伏線を気にしながら読み進めていったのですが、本作に限ってはオチが中途半端な印象でした。

うり二つの正反対の二人、というミステリー的には決して新しくない舞台設定ですが、会話や描写が優れているので、自然と引き込まれていきます。そして、最大限に引っ張っておいて、結末でドーンとなる予定だったのですが、残念ながら首を傾げてしまいました。

惜しいですね。

筆力は抜群にあると思いますので、是非、「イニシエーション・ラブ」のような、次回はあっと驚く作品を生み出してほしいものです。
セカンド・ラブ (文春文庫)Amazon書評・レビュー:セカンド・ラブ (文春文庫)より
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