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セカンド・ラブ
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セカンド・ラブの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.36pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全41件 1~20 1/3ページ
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良い作品です。 良い意味でも、悪い意味でも印象に残ります。 他の方のレビューにもありますが、 とにかく後味が悪いです。 それだけなら良いですが、私は一時期トラウマになりました。(ヒロインが悪女過ぎる) それだけ人の心を動かせる作品です。 女性経験の乏しい私には、少々キツい作品ではありましたが、この作品もお気に入りの一つです。 | ||||
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一般的には前作のイニシエーションを推す人が多いようですが、私は本作の方が面白く優れた作品に思えました。 前作に比べ一人二役?と思わせるミステリーがずっとストーリーを引っ張り最後まで飽きずに読めます 最終章でのどんでん返しの連発と、ラスト2行の衝撃も抜群です。 後味が悪いという読者も居ますが、これこそがミステリーの本来の醍醐味でしょう。 くるみさんの最高傑作かも | ||||
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途中から、「もしかすると…」という感覚にはなったら、一気に読む事ができた。 乾さんらしい小説! | ||||
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本好きの人から「乾くるみ」さんは凄いと聞かされて読んだ本書。 懐かしいあの時代の雰囲気と若さなりの屈折した感情が伝わる とても面白い小説でした。そして、物語を彩る秀逸なトリック。 素直に騙されることの喜びを味合わせてもらえる一冊です。 | ||||
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「イニシエーション・ラブ」は大きな謎が分かれば、 細かい謎を見落としても楽しめる作品。 こちらの「セカンド・ラブ」は、 大きな謎だけ理解できてもスッキリしない。 細かな謎や動機などをひとつずつ検証しないと全体像が見えない。 しかも、その細かな部分を解き明かすのが、かなり大変。 「イニシエーション・ラブ」の読書感想で 単純すぎるという批判的な意見が散見されたが それに対する著者からのアンサーなのかも。 ざっくり例えると、「イニシエーション・ラブ」を大人気お好み焼き店だとすると 「セカンド・ラブ」は通好みの場末のもんじゃ焼き店みたいなものかな? | ||||
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いい意味で期待を裏切られました、 ネタバレ書くのはいやなので、そのままの意味です。 いやあ一作目も怖かったけど。2作目はそれ以上です。 恋愛小説として読むと、痛い目をみます。 | ||||
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この手のは何を書いてもネタバレなのでアレですが、一点、叙述モノでそれはナイんじゃない?と思ったので星1つ減点しました。 | ||||
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またしてやられました!(笑) でもおもしろかった!ほんとに!(小並感) | ||||
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噛めば噛むほど味が出る。 感じ方も味わい方も十人十色。 私的にはとても面白かったですけど。 叙述ミステリーってとても苦手なんですが、 この作品も一通り読んだ後、ネットで色んな解説を読み、 再読して楽しみました。 色んな解釈、受け取り方、あるんだなーと、 それを導き出す作者さんはすごいなーと、 ただただ感心するばかりです。 | ||||
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イニシエーションラブを読んであまりに楽しめたものですから、 このセカンドラブをさらに期待して購入しました。 イニシエーションラブを読んでいたため、感動は前作ほどでは ありませんでしたが、作者の世界に充分引き込まれて、 気が付けばあっという間に読み終えていました。 最後の章ですべて理解できますが、 ネット上で解説してくれているサイトを見つけ 確認するとさらに伏線、ミスリードに気付かされ 内容がさらに深み増します。 | ||||
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圧巻の小説だ。序章。そして。ラスト3行。この真相にたどり着けば、この小説の真髄が判明する。 | ||||
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「イニシエーション・ラブ」を読んですっかり打ちのめされ、本作品をすぐに手に取った。 冒頭から結果が分かっている点が異なっていたが、中断を許さない面白さは一緒であった。 ただ、結果が分かっているということもあって、「イニシエーション・ラブ」ほどのインパクトはないまま読了。 内容は女性の怖さが際立っているものであったが、現実的にもありそうなストーリーであり面白かった。 | ||||
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本体価格1円で購入しました。新品のような状態です*イニシエーションにどはまりしたのでこちらを購入 | ||||
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読んでいくと、なんとなく話の展開の予想がついてきましたが、でも、もしかして違う展開に!とか、最後までおもしろく読み事ができました。 最後の展開はやっぱり…となりましたが、余韻を残した結末はたいへんGoodでした。 | ||||
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「イニシエーション・ラブ」同様、ラストでガラッと世界が崩壊する乾くるみならではの作品です。 「イニシエーション・ラブ」がそうであったように、携帯電話のない80年代を舞台に若い男女の恋愛を基軸として進む物語の体をとったミステリーです。ラスト2行からホラーとして捉える方もいらっしゃいますが、シックスセンスがホラー的なエッセンスを借りたヒューマンドラマであったように、この作品もまたホラー的なエッセンスを借りたサスペンスミステリーという方が正しいでしょう。 その伏線見事に散りばめられており、更に真相に関して明言されていない箇所も多々あって、まるでピースの足りないジグソーパズルのようです。そういう意味で、時系列のミスディレクションを用いながら分かりやすさとインパクトを両立させた「イニシエーション・ラブ」と比較するとかなり難解な構造になっています。その為散りばめられたピースを注意深く拾い集め、尚且つ欠けた部分を想像し補いながら読まないと、全体像がつかめず真相を見失う恐れがあり、まるで「イニシエーション・ラブ」に驚き、更に高いレベルを求めている読者に対しての作者からの挑戦状のように感じました。 「イニシエーション・ラブ」が「読むパズル」とでもいうべき作品であり、最後まで読み終えた瞬間こそがゲームの始まりだったのに対し、この作品は読み手の読解力や想像力、推理力によって真相の浮かび上がり方が変わるというまるで「読む積木」のような作品で非常に読み応えがありました。 これも「イニシエーション・ラブ」同様、きちんと時系列に置き換えると分かりやすいかもしれません。 物語の真実は明確に語られていない点が多いので想像に頼らざるを得ませんが、以下のポイントに注意して読めば、恐らく真相が見えてきます。 まず、二人が別人なのか同一人物なのかという謎は実は対して重要ではありませんが、結論から言うと作中での二人はまず間違いなく一人二役です。 また最後まで読んで「何故、あのような事をしたのか動機や目的、意味が分からない」という方もいらっしゃいますが、それ自体が作者のミスディレクションで、そもそもの大前提として「動機も何もそれを始めた事と主人公である正明との間には全く関連性がない」という事です。 終章での会話における「二十歳の誕生日に連絡が〜」や「お互いにこっそり連絡を〜」からも、それが二十歳のころから行なわれていた事が分かりますし、そこから「王子と乞食」のような入れ替わりであった事が伺えます。 別れの手紙を正明が手にする様に仕向ける為、誰が協力したのかを思い起こせば、将来はともかく当面、春香が正明とどういう関係でいるつもりだったかが分かります。 もうすぐ一年というセリフから自殺の時期が分かるのと、免許証の有効期限から更新時期が分かるので、そこから免許証の写真がいったい誰なのかが推察できます。 ラスト2行でシックスセンス状態である事が分かるが重要なのはそこではなく、作中で以前似たようなシチュエーションが有った事の方が重要。その時彼女は「何を見ていた」のか?そして、それは何を意味するのか?を考える必要があります。 いいとこのお嬢様なのに、「いいとこのお嬢様として」というセリフは矛盾しているが、ではそれは何を意味するのか?一人二役とはいえ完全に別人のように振る舞えるのは何故なのかも重要なポイントです。 「イニシエーション・ラブ」では女性が秘めた恐ろしさ、したたかさを如実に描き出していましたが、今作では更に女それを強調しつつ、明言しないながらもサイコパス的な恐ろしさを内在させた上で、表面上はありふれた恋愛物語の体をとっているところに唸らされました。 | ||||
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最高におもしろいです。もう一度読み直しました。女は怖いのかなあ? | ||||
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最近また急に売れ出してきたもともとは地味な原書房からのミステリーリーグの一編として出たイニシエーションラブの続編とは謡ってないが、タイトルから連想されるように姉妹編と言った感じの恋愛ミステリー。 イニシエーションラブが普通の恋愛ストーリーとして進行して最後の最後で物語の構造が反転する手法だったが、本作はストーリー自体にあからさまなミステリー的趣向が盛り込まれており、イニシエーションラブを読んだ人なら当然、このネタできたら落ちはこうだろう・・・と予想していると、全く思わぬ方向からのどんでん返しが炸裂するという技巧作となっている。 物語中のあからさまな捨てネタと言える落ち、そして冒頭とラストで分かる落ち、そしてさらにラストの数行と冒頭数行から判明する本書の一番の衝撃となる落ちの3段どんでん返し構造になっている。が、この最後の衝撃落ちはちょっと文章にはっきりとそう書いてあるわけでもないので気付きにくいのだが、これが分からないと本書を読んだ意味がない。気づいてない人もかなりいるのではないかと思われる。 物語自体は普通の恋愛ストーリーであったイニシエーションラブよりも数段面白い。 イニシエーションのラスト2行落ちと比べるとこちらは冒頭のエピローグに仕掛けが施されている。最後まで読めば本作も冒頭から読みなおしたくなること確実。 イニシエーションラブよりも乾氏の近作のリピートやスリープなどのテイストに近い作品と言える。 | ||||
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今も昔もこんなふうな恋愛っておこるのかしら?って感じました。 | ||||
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イニシエーション・ラブのレビューが多いのに対し、こちらはあまり評価が少なく、星5も少ないのでこういうレビューを作ってみました。私は、こちらの方が好きです。 まず、イニシエーション・ラブは「最後の2行で驚く」というものですが、セカンド・ラブは「最後の3行くらいでゾッとする」といったらよいでしょうか。そして、この作品は2回読みたくありません。前作と驚きの種類が違うのです。好奇心で謎を解くというより、衝撃に目を背けたくなるが、それでも向き合わなくてはならない。・・・そんな感じでしょうか。 注意点としては、全ての伏線が回収されるわけではないのですが、よく考えると、うっすらとストーリーに何かが関係しているような気がします。個人的には、「男性より女性の方が怖いし、凄いんだよ」というような隠された喩えが、随所にちらばってる気がします。本の副題の意味としても・・・。すごく具体的なストーリー展開なんですが、抽象化して考えると一貫してるように思え、そういう点で後味は悪くないです。 セカンドは2番目です。2番目だから、1番がある筈です。自分はずっと1番でいるが、2番になってしまったり、それに気づいたり、気づいていないふりをしたりする。そのとき、私たちは一体どういう気持ちになるでしょうか?2番じゃなくて1番でいたい、と思うのでしょうか?ずっと2番で耐えられるほど強くいられるのでしょうか? | ||||
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乾くるみさんの本に興味がありイニエションラブの次に購入しました。皆さんも是非読んで下さい。 | ||||
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