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(短編集)
往復書簡
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往復書簡の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.61pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全66件 41~60 3/4ページ
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告白、少女など読了感が悪過ぎるものばかりで以来、湊作品は敬遠して来ました。 こちらはそうでもなさそうなので、手に取りました。泣けました。 女性の手紙を読んでいると、どれもが自分を少し投影出来そうな、改めて湊かなえのそこはかとない凄さを感じました。 こういう、心理を手玉に取るのが上手だからこそ、読了感の悪い作品は徹底して読了感が悪いのでしょうね。。。 | ||||
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手紙でのやりとりで物語の進む全4編の短編集。 手紙を通じて明かになる昔の真実。 その真実に対して主人公達はどう考え、どう行動するのか? 映画「北のカナリアたち」の原作は、「二十年後の宿題」。 手紙のやりとりという構成は大変珍しい。 手紙を貰った主人公に感情移入もしやすいと思う。 湊かなえらしく、読了してもモヤモヤ感が残るが、良作ミステリ−。 久しぶりに直筆での手紙も書きたくなった。 | ||||
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湊さんらしいなと思った。 でも告白や少女のようにドロドロと重いものではなくて、読み易かった。 | ||||
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湊かなえさんの本は割と好きでよく読んでいます。 この小説は手紙のやりとりで構成されているので最初はもどかしい気持ちで読んでいましたが、 だんだん夢中になり、するすると読み終わりました。 やっぱり女同士のゴチャゴチャした感じを描くのが上手ですよね。 この感じ分かる分かる〜と思いながら読みました。 映画が全然違う感じになっていそうですが、見に行こうと思います。 | ||||
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自分は湊さんの展開の仕方や人物の心理描写,シニカルな表現が好きなので、この作品も楽しませて頂きました。順番を付けると、3→2→1の順番で好きです。1は少し無理がある感じがしたけど湊さん特有の後味の悪さがでて良いと思うし、あとの2作は救われる?話なの読後は爽快感がありました。手紙形式で読むのが煩わしいという方もいますが、特に意識しなければ気になりません。買って損はないです。 | ||||
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はじめのタイトル「十年後の卒業文集」 この登場人物はアホなのかと思いました。 手紙のやり取りがかみ合っていないし、お互い疑っているし・・・ ラストで納得できました。 面白かったです。 真相を打ち明けたときの登場人物の反応もかいてほしかった! | ||||
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「十年後の卒業文集」「二十年後の宿題」「十五年後の補習」と、三作品が収録されていますが、最後の「十五年後の補習」が一番面白かったです。 手紙を書く必然性が一番感じられた作品だからかもしれません。 他の方のレビューにざっと目を通してみると、かなり厳しい意見が多いようですが、まだ「告白」を読んでいない私は、大ベストセラーと比較のしようがないせいか、十分楽しめました。 何となく、読みそびれていた「告白」を読んでみようと思います。 | ||||
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今の時代メールや携帯電話、スマホなどの便利なものであふれかえっている中 なぜか新鮮な気持ちで読みふけってしまいました。 手紙方式の短編集。読みやすかったし面白かった ただこの作者のレビューをみると必ず「告白」と比較されてて不憫です(笑 自分も告白を読んで、そのあとこの作者の作品を少なからず期待して読んだ時もありましたが。。 今は告白とは全く別の目線で読む事にしています。 そしたら結構いい作品もあるんだけどー。甘いかな?? | ||||
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文章も上手なんだけれど、感性と言われるものがこんなにも豊かだと感じる著者は珍しい。 あくまでも褒め言葉なんだけど、何故かいつもネガティブと言うか卑屈と言うか物事を斜に構えると言うか・・・そっちがわの感性を感じます。 それなのにどうしてこんなに面白いw | ||||
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篇の中編小説が収録されています。いい感じの長さで読みやすかったかなと思います。毒があるのはいつものことだが、読後感のいい作品もありましたね。手紙の形式の独白というのが良かったかな。手紙というやつがいい舞台装置になったのかなと思う。著者の湊さんの特徴にあっていたように思います。今までは、『告白』の2番煎じの作品ばっかりだったけど、この作品は、『告白』の次によかった作品だったと思う。 十年後の卒業文集:高倉悦子は千秋の事を聞きだすためにクラスメートに手紙を書く。 二十年後の宿題:大場は過去の恩師のお願いにより、6人にあって来て、現在の様子を伝えるために手紙を書く。結果的にはこの話がいちばん好きですね。 十五年後の補習:日本にいる万里子と国際ボランティア隊で仕事をしている純一との往復書簡。 | ||||
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私個人としては楽しめた。著者の作品は今のところハズレがない。 | ||||
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湊かなえさんは「贖罪」「少女」、そして今回の「往復書簡」を読みました。 毎回、1つの事件や事故に対する、個々の思いが誤解して交差して、真実が明るみに出るパターン化に…。 独白形式は現代版「夏目漱石」? とは言え、心理描写は上手く、伏線も丁寧、素敵な言葉もありました。 後、読後感が1番良かったのは、この作品かな。 | ||||
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3編ありそれぞれ独立しています。 他のレビュアーのご指摘どうり1編目はちょっと無理があるように 感じますが、2編目、3編目の話はとてもよくできています。 「告白」でこの作者が苦手に感じた方にも本作なら大丈夫かもしれませんよ。 | ||||
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どんでん返しは湊かなえさん、得意ですよね! 今回もどんな結末になるのか ドキドキしながら読みました。 単純な私は結構どれも面白かったです。 最高!!とまでは叫ばなかったので★5より一つ下としました。 | ||||
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「告白」がとても面白かったので、2作目としてこれを手に取りました。 期待が大きかったのもあって、1番目の話は、正直いまひとつでした。 こんなの、ないない!って思ってしまいました。 が、読み返したら、更に誰がどの手紙を書いてるのかが解らなくなるという不気味さで、 ひねってるのか〜って思ったり。 2作目は一番面白く、一番好きです。 電車の中で読んでいたのですが、降りる駅になっても本から目が離せないくらい惹きつけられました。(勿論降りましたけどね) 主人公の気持ちが伝わってきて、最後のほうは読んでいて力が入ってしまいました。 3作目、一番男女間の愛情が溢れてる気がしたなぁ。 トータルで、やっぱりオススメの1冊です。 | ||||
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著者自身がどこまで計算しきって書いているのかわからないが、 相変わらず、深読みしようと思えばきりがない。 ミステリー界では、「地の文」には嘘を書いてはいけない事になっている そうだが、『告白』での「独白」スタイル(一部は日記)同様、「手紙」も いわば作中人物の発言であるわけで、その内容がすべて(作品世界内での) 真実とは限らないのかも。 ・・と考え出すと、“設定に無理がある”というコメントの多い一編目にしても、 最後のあの手紙を書いたのはほんとにあの人だったのか?とか、しまいには、 そもそも往復書簡でさえなく例えば放送部顧問がかつての教え子をモデルに書いた シナリオなのではないか、ま、さすがにそれはありえないか、いや、まてよ、 この独立した中編3編が実は連関した1つの作品であるとすれば・・・・ などと妄想が暴走してしまった。 さておき、自分としては「面白い」作品であったことは間違いないので☆4つ。 ・・・再読。 妄想はすれど、ディープなミステリ読みのように論理的?に考えられない自分は ますますもやもや。 ネタばれな疑問をこのレビューのコメント欄に書くので、誰か考えを聞かせて〜。 | ||||
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どの物語も読みやすくてわかりやすいですね。この本を読み終わったあと、幸せな気分になりました。わたしは湊さんの文体が好きなので、短編でもその良さが伝わってきました。最近のわたしのお気に入りの東野圭吾さんや神崎和幸さんと同じぐらい、湊かなえさんは好きな作家さんです。 | ||||
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3編の中編が収められており、全て手紙のやり取りで構成されているという点が共通しています。最初の「十年後の卒業文集」がいくら何でも無理があるだろうという感想しか持てなかったので、残りの2編もあまり期待せずに読み進みました。ところが2編目は著者の実力を充分に感じられるなかなか凝った構成でいきなり満足度が高くなり、最後の書き下ろし「十五年後の補習」はもう素晴らしいとしか言いようがない。個人的には、「告白」の第一章に次ぐレベルの作品ではないかと思いました。作品の掲載順としてはこれで正しいのでしょうが、やはりどうも1編目が惜しい気がする。これが残り2編に近い完成度だったら、文句なく星5つだったのですが。 | ||||
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告白が面白かったので、思わず手にとってすぐに購入しました。 内容は手紙に関する3つの短編集みたいになっています。 どのお話しにも、きちんと計算された、意外なオチがあって、 さすが湊さんだなぁとうなづかされました。 特に学校の先生の教え子を探していくお話は、他の2つと比べて そんなにドロドロしていなくて、好感をもちました。 告白があまりに面白かったので、今後も告白と比較され続けると 考えるとちょっと気の毒な気もしますが、この本だけでも充分なくらい 面白いです! 久しぶりにレターセットでも買って、古い友人に手紙でも書きたくなる そんな一冊です。 | ||||
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「十年後の卒業文集」、 「二十年後の宿題」、 「十五年後の補習」の3編からなる本書。 どれも学生時代の甘酸っぱい記憶がよみがえる、 オトナになった人たちにお勧めの一冊です。 「十年後の卒業文集」については、 少し設定に無理があるかなと思うところがあり、 後味はあまり良くなかったです。 「二十年後の宿題」は意外な展開で面白く読みました。 最後の「十五年後の補習」は、 とても自然なストーリーの中に一つの事件が絡み、 何度も驚きがあり良くできていた印象です。 気持ちよく本を閉じることが出来ました。 湊さんの作品は本当に読みやすく、分かりやすい。 本書は特に「手紙=口語体」なので、 話し言葉に近いのが、読みやすさの理由だと思います。 普段本を読まない方でも、すんなり入り込める作品だと思います。 | ||||
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