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(短編集)
禁猟区
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禁猟区の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.95pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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4編からなる連作短編集 警視庁の監察を行う部署の面々が通して登場するのだが、いわゆる警察もののように 彼らの捜査が主眼として描かれているわけではなく、 どちらかといえば、監察される側の悪徳警察官が各編の主人公として描かれる。 なので、捜査の面白さはイマイチ、悪徳警察官といっても巨悪というわけではないので 悪が倒されるカタルシスがあるわけでもなし。 普通の警察官がちょっとしたことから、暗黒面に落ちていくのが見所なのですが 上手い! とは思うものの、なんとも地味な感じは否めない。 | ||||
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そんなに悪いとは思わないのだけど、感じとしては「中の上」くらいだと思ったので星は3個にした。 そう思ったのはたぶん、のめり込むこともなかったし、読後に「あー、よかったなー」ということもなかったからだと思う。 そして何よりも、自分はきっと短編よりも長編の方が好きなのだと思う。 短編・長編、両方書く人の作品でも短編はあまり高評価はしていないし、逆に長編には星4個はざらにある。 だから短編をあまり読まないという人には、あまりおすすめしない。 沼尻いくみも、長編で再登場することを期待している。 | ||||
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著者のフアンだが、この作品集は、表題作の禁猟区いがいは、ダメ、話しにのめり込めない。 | ||||
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ホストクラブに通い続ける直子。彼女は、ひいきにしているホストのために、警察官という立場を 利用し非合法的な方法でお金を手に入れていた。そんな彼女の不正を暴いたのは、警察内部の 犯罪を追う監察官だった・・・。表題作「禁猟区」を含む4編を収録。 警察官だって一般の人と同じ人間だ。時には、法に触れるようなことをすることもある。そんな人間を 追う監察官。彼らは警察官なのに、ほかの部署の警察官には明らかに疎まれている。この、警察官が 警察官を裁くという設定が興味深かった。表題作のほかに、知らず知らずのうちに泥沼にはまり込んで いく男を描いた「免疫力」、時効直前の事件解決をあせる男を描いた「秋霜」、ゆがんだ男の怖さを 描いた「見つめないで」が収録されている。追い詰める者と追い詰められる者、その緊迫感がひしひしと 伝わってきた。どの話も味があり、まあまあ面白い作品だった。 | ||||
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