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(短編集)

禁猟区



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【この小説が収録されている参考書籍】
禁猟区
禁猟区 (新潮文庫)

禁猟区の評価: 3.95/5点 レビュー 21件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.95pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(3pt)

上手い! けど地味だなぁ

4編からなる連作短編集

警視庁の監察を行う部署の面々が通して登場するのだが、いわゆる警察もののように
彼らの捜査が主眼として描かれているわけではなく、
どちらかといえば、監察される側の悪徳警察官が各編の主人公として描かれる。

なので、捜査の面白さはイマイチ、悪徳警察官といっても巨悪というわけではないので
悪が倒されるカタルシスがあるわけでもなし。

普通の警察官がちょっとしたことから、暗黒面に落ちていくのが見所なのですが
上手い! とは思うものの、なんとも地味な感じは否めない。
禁猟区 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:禁猟区 (新潮文庫)より
4101425523
No.3:
(3pt)

自分は長編の方が好きなのかも

そんなに悪いとは思わないのだけど、感じとしては「中の上」くらいだと思ったので星は3個にした。

 そう思ったのはたぶん、のめり込むこともなかったし、読後に「あー、よかったなー」ということもなかったからだと思う。
 そして何よりも、自分はきっと短編よりも長編の方が好きなのだと思う。
 
 短編・長編、両方書く人の作品でも短編はあまり高評価はしていないし、逆に長編には星4個はざらにある。
 
 だから短編をあまり読まないという人には、あまりおすすめしない。

 沼尻いくみも、長編で再登場することを期待している。
禁猟区 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:禁猟区 (新潮文庫)より
4101425523
No.2:
(3pt)

短編は今いち

著者のフアンだが、この作品集は、表題作の禁猟区いがいは、ダメ、話しにのめり込めない。
禁猟区 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:禁猟区 (新潮文庫)より
4101425523
No.1:
(3pt)

追う者、追われる者

ホストクラブに通い続ける直子。彼女は、ひいきにしているホストのために、警察官という立場を
利用し非合法的な方法でお金を手に入れていた。そんな彼女の不正を暴いたのは、警察内部の
犯罪を追う監察官だった・・・。表題作「禁猟区」を含む4編を収録。

警察官だって一般の人と同じ人間だ。時には、法に触れるようなことをすることもある。そんな人間を
追う監察官。彼らは警察官なのに、ほかの部署の警察官には明らかに疎まれている。この、警察官が
警察官を裁くという設定が興味深かった。表題作のほかに、知らず知らずのうちに泥沼にはまり込んで
いく男を描いた「免疫力」、時効直前の事件解決をあせる男を描いた「秋霜」、ゆがんだ男の怖さを
描いた「見つめないで」が収録されている。追い詰める者と追い詰められる者、その緊迫感がひしひしと
伝わってきた。どの話も味があり、まあまあ面白い作品だった。
禁猟区 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:禁猟区 (新潮文庫)より
4101425523

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