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ジュラシック・パーク
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【この小説が収録されている参考書籍】
ジュラシック・パークの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全56件 21~40 2/3ページ
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上巻と一緒に図書館で借りました。 下巻はデニス・ネドリーにより恐竜を管理するシステムが使えなくなった為、恐竜から命がけで逃げることになります。その描写(恐竜が迫ってくる恐怖など)がとても細部まで書かれておりページをめくる手が止まりませんでした。 そして映画では生きている人が死ぬことになります。当然、結末も映画と違いますが、これはこれで違った面白さがあります。 あとがきに載っている本 恐竜の解説書 「恐竜の謎」 ジョン・ノーブル・ウィルフォード著 「子育て恐竜マイア発掘記」 ジョン・R・ホーナー著 「恐竜異説」 ロバート・T・バッカー著 資料価値を重視するなら 「恐竜の百科」デビッド・ランバート編 手軽に読めるもの 「恐竜図鑑」ヒサクニヒコ著 「恐竜の発見」E・H・コルバート著 小説ではないが物語仕立てのもの 「恐竜はどう暮らしていたか」E・H・コルバート著 恐竜の登場する小説 「失われた世界」コナン・ドイル 「恐竜物語ー奇蹟のラフティ」畑正憲著 「遠い海から来たCOO」景山民夫著 「人外魔境の秘密」横田順彌著 「恐竜ラウレンティスの幻視」梶尾真治著 「恐竜惑星シリーズ」アン・マキャフリー著 「恐竜物語」レイ・ブラッドベリ | ||||
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映画のジュラシックパークと原作はどのくらい違うのかと思い、図書館で借りました。 私は始めに映画を見てから原作を読みましたが、読んでいる時にしばしば映画の場面が頭に浮かびました。 こんなことが起きたのはスピルバーグ監督が原作の世界を損ねない様に、丁寧に映画を製作したからだと勝手に思っています。 そして原作を映像で完璧に再現したスピルバーグ監督の力にもただただ脱帽です。 | ||||
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下巻の内容は上巻より、刺激的な内容になっている。「ジュラシック・パーク」がデニス・ネドリー(システム・エンジニア)の裏切りによって、様々な問題を引き起こし始める。そして、恐竜たちへの管理体制が徐々に崩壊していく。フェンスの電流が止まり、恐竜たちを阻むものがなくなり、大型肉食恐竜のティラノサウルスがアラン・グラント(古生物学者)や子供たちを、何度も襲撃する。ティラノサウルスの登場回数がとても多く、これにはなかなか良い感触を覚えた。幼体のティラノサウルスがエド・リージス(パークの広報室長)を殺したのには、読んでいて衝撃を受けた。幼体にも人間の大人を殺せるという描写に、ショックを受けたことは間違いない。また、下巻ではヴェロキラプトルの活躍が目立った。かなり賢いハンターとして、次々にパークの人間を殺していく。共食いの描写も見られた。生き物にとって共食いは、全然珍しい現象ではないのだろう。作中では「恐竜が爬虫類か、それとも鳥類か?」という内容が目立ったが、そこははっきり言って全く気に入らなかった。グラントのような学者ではなく、もっとそういう分類などに拘らない古生物学者をメインにした方が絶対に良かっただろうと思っている。ティラノサウルスによって、重傷を負わされていたイアン・マルカム(数学者)の語る多くの内容は、自然への畏怖のようなものを、多く含んでいたと感じた。しかし、ジョン・ハモンド(資本家)がそれを理解することはなかった。マイケル・クライトン(作家)は小説を使って、拝金主義への警鐘を鳴らしていたのだろうと思う。また、科学への警鐘も鳴らしていた。人類の文明に対する問題点を、鋭く指摘していた。しかし、やはり読んでいると分かるように、専門知識については下巻も上巻と同様に、出てくる内容がなかなか難解だと言わざるを得ない。そういう難点が目立った小説だったと実感している。ただ、昔から恐竜好きだから、続編の小説「ロストワールド/ジュラシック・パーク2」(上下巻)を読む機会があれば、読みたいと思っている。続編があまり難しくない内容だととてもありがたい。 | ||||
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映画の「ジュラシック・パーク」(1993年)や続編の映画「ロストワールド/ジュラシック・パーク」(1997年)を、小学生の時に観たのが懐かしい。どちらもスティーヴン・スピルバーグによって映画化された作品だ。原作(小説)のあることを知ってはいたが、なかなか読む機会がなかった。昔から恐竜好きだから(だったから)、マイケル・クライトンの小説「ジュラシック・パーク」やその続編の「ロストワールド/ジュラシック・パーク2」には、前々から興味を抱いていた。最近、ようやくその念願を叶えられて良かったと感じている。それと同時に、小説を読破するのに疲れ果てた。全然短くない内容だ。上巻だけでもなかなか長い。スピルバーグの映画と違う内容は少なくない。登場人物のアラン・グラント(古生物学者)やエリー・サトラー(古植物学者)、イアン・マルカム(数学者)は映画でも登場した。読んでいてとても専門的内容の多い小説だったと感じている。グラントやサトラーは生物学的観点から恐竜などについて語るが、マルカムは数学的観点から物事を説明している。マルカムの頻繁に口にする「カオス理論」の概要はよく分かったが、それでも読んでいると理解するのに大変な内容だったことは間違いない。映画では小説のように、学問的詳細はほとんど語られていない。映画と小説の違いは鮮明だ。人間がいかに努力を重ねたところで、全てを管理することなどできないというメッセージはよく伝わってきた。自然は人間の思い通りにならず、研究の進んでいない恐竜たちを管理することは非常に困難だという結論もよく分かる。しかし、科学とはやはり万能ではない。科学的に語られる内容の多い小説だったが、自然科学をそこまで信奉してしまうのは良くないことなのだろう。また、コンピューターもそこまで信頼できる代物ではない。そして、最も信用(信頼)できない対象とは、やはり人間なのだろうと思える描写が少なくなかった。作者の小説家としての才能は素晴らしいと思うも、全てを素直に受け入れる気にはなれない作品だった。 | ||||
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バイオテクノロジーの技術をどのように使うのか、 一体「何をターゲットにするのか?」 ということを考える時に、クライトンの恐竜をターゲットにする ということの想像力はすぐれたものをもっている。 恐竜が 6500年前に 絶滅したと言われている。 それが、復活出来るのだから、さすが、バイオテクノロジーという感じである。 クーロンするための「遺伝子源」を寒冷地にもとめること、 コハクの中の「昆虫」の吸血性に注目して、そこから「遺伝子源」をあつめた。 <恐竜の生態> 卵、ふ化、亜成体、成体ー草食性、肉食性、の一連のイメージ。 クレイコンピーター、DNAシークエンス、制限酵素→゛DNA解折と合成。 最新の科学の進展は、DNAの解析はできて、どうDNAから生命体をつくるかにある。 恐竜の凶暴性を考えて、「メス」だけにする。「リジン」要求性にする。 →性転換ー族の同族がすべて同性の場合、それが刺激となって性転換がおこる。 地球の誕生ー45億年。 単細胞生物ー38億年。 植物細胞ー30億年ー「酸素の発生」:金星には1% 植物をバイオテクノロジーする時に、 「21世紀」いうスケールで考えた場合、一体どのような機能を付加させることが必要か? 環境からは「酸素」の役割。 フロンガスによるオゾン層の破壊ー紫外線の増加゛。 人間の「白人化」と「黒人化」へ! なぜ人間は100年しか生きられないのか? 「不老長寿」という 中国的伝統ー東洋人的発想がある。 生物連鎖を突き破る生物の誕生。 植物ー昆虫へー昆虫の急速な進化。 恐竜に焦点を合わせた 物語であるが、植物がどうなのか? というところに 興味もある。 まぁ。いずれにしても、マイケルクライトンの着想がすばらしい。 | ||||
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クライトンの原点はアンドロメダ病原体です、往々にして最新テクノロジーを 導入しているけれどそれを完全把握していません、この作品でもアフリカ・アカ 蛙の遺伝子を挿入したのしたのだけれど、はてどの部分なのか? コンピューターによる集中制御でも単一のコンニューターであれだけの管理が 出来るはずが無いし、その点アンドロメダではエラーを起こしそのエラーを ただすのが人間です! 残りは単なるアクションです。 | ||||
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今さらながらの初読。映画とは全然違うので驚いた。パニック映画として内容を絞り込んだ映画版(こちらも大成功だけれど)よりも、生命を弄び、自然を操ろうとする人間の愚かさ、慢心が強く出ている。恐竜相手のサバイバルの合間に、夢のテーマパークの影の部分が少しずつ明かされていく構成。そして管理態勢が崩壊してからの怒濤の展開。これぞエンタメと言うべき鉄板のおもしろさ。映画の新作も楽しみ。 | ||||
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2015年8月現在、日本では映画『ジュラシック・パーク』三部作シリーズの正統続編、 『ジュラシック・ワールド』が絶賛公開中です。 ちなみに、表紙は講談社ノベルスなどを手掛けていた故・辰巳四郎氏によるものです。 ・・・・・・今や、前作『ジュラシック・パーク』は、スピルバーグ制作の「オリジナル映画」だと思ってる人も多いかもしれませんね。 書店に行くとまー『ジュラシック・ワールド』のノベライズが平積みされてるんですが・・・・・・あのね、「続編」なんですよ、この映画。 しかも、ハリウッドオリジナルの映画ではなく、有名作家のベストセラー小説を映画化したものです。 原作者マイケル・クライトンは故人です。彼の描くモンスター・パニックはすさまじく筆致が冴えわたっているので、映画がおもしろかった中高生の読書好きのかたは是非。 たとえば・・・・・・、 『進撃の巨人』は漫画だけど、あのように、巨大な「モノ」がバトルする話を臨場感たっぷりに「小説」で書くにはどうしたらいいんだろう? などと思っている「作家志望のかた」にもお勧めだと思います。 | ||||
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これまで、audiobookは2時間50分のabridged版しか存在しなかったが Jurassic Worldの公開に合わせて Scott Brick朗読による15時間9分のUnabridged Audiobookが発売されたので、さっそく読んでみた。 本書は1990年末、日本中がバブルに浮かれ、B.B.クイーンズ「おどるポンポコリン」をサラリーマンたちがカラオケで熱唱した年に発表されており、 初版から、今年でちょうど25年が経過した。 小説は1993年、映画の公開前に、日本語で一回、読んでおり、その後、abridged版のaudiobookは10回ほど聞いているが、 原書で、全体をとおして読むのは今回がはじめてであった。 小説が出版された直後は、琥珀の中に封入された吸血昆虫から恐竜の遺伝子DNAを取り出して、その情報をもとに恐竜をクローニングするというideaに研究者が魅了されて、 分子生物学会の会合で、研究者同士で飲みに行くとこの話でもちきりというように、そのideaが世界中の研究者を大きく刺激したことを覚えている。 その結果、Nature誌を含めた学術誌で今日まで、Jurassic Park関連の特集はたびたび組まれており、この25年間に恐竜に関する知識は驚くほど多く蓄積した。 現在、その復元図も、爬虫類のそれから、鳥類に類似したものへと大きく様変わりしており、これは羽毛の形が保存された恐竜の化石が、この25年間、中国のゴビ砂漠で見つかり続けていることにもよるが、 本書とその映画が研究者の恐竜感を大きく転換させた影響も大きいのではないかと思われる。 一方で、1993年Nature誌に、琥珀からの1億2000万年の昆虫のDNA抽出成功が報告がされたが、その後、追試ができないとされており、現実的には、 琥珀の中に封じ込められた、恐竜の血を吸ったジュラ紀の吸血昆虫の体内から、恐竜のDNAを抽出し、現代に恐竜をよみがえらせるという夢の実現は容易でないことが明らかになりつつある。 今回小説を、無心で読み返してみたが、まずいえるのは、現在でも、とにかく信じられないように話しが面白いということだ。 世界中の科学者たちを、この25年間、魅了させてきたような科学技術の独創的な使い方を、さらりと、作品の背景に利用しながら、 恐竜の自然動物園を、魅力的に読者に提示してみせる。 同時に、分子生物学や古生物学的な専門知識に偏ることなく、作品の中では、コンピューター知識や、統計学、数学理論等を提示しながら、 それらを衒学として披露するにとどめず、読者には、提示してきた科学的知識を背景として、知的な謎解きのゲームを楽しませて、推理小説的な喜びを提供する。 一方で、いったん、恐竜自然動物園のシステムが破綻し始めると、前半で披露していた様々な伏線が背景や引き金となり、 物語は、怪獣ものとしてジェットコースター様のスリルに満ちた展開で、結末に向けて、 読者を一瞬も気を抜くことのできない緊張感で引っ張っていくために、読者は眠ることも忘れて読書にふけることになる。 本書は、世界中のプロの生物学研究者を今日まで巻き込んだ研究のトレンドを作ると、同時に、 映画シリーズ、小説、コミックシリーズ、ゲームと様々なmediaに対して、まさに「ジュラシック・パーク・ワールド」とでもいう娯楽のフランチャイズを確立したという意味で、真の意味でハードSFに娯楽を導入することに成功した90年代SFの最高傑作である。 映画は、この作品の20%ぐらいをシナリオに利用して作品を作っており、主に子供向きの娯楽作品であるのに対して、 残り80%の部分は小説にしか存在せず、まさにこの部分が、小説を大人の知的な娯楽小説にしている。 酒井昭伸氏の翻訳は(私はかなり好きな方で、タフの方舟など名訳だと思っているが) 原文に対して、かなり伸び伸びと翻訳している部分もあり、 それが本作でも魅力になっているのは事実である。 ただし、クライトンの文章は、酒井昭伸氏の訳文よりもずっと知的な感じがすることは付け加えておきたい。 | ||||
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小説は1993年、映画の公開前に、日本語で一回、読んでおり、その後、abridged版のaudiobookは10回ほど聞いているが、 原書で、全体をとおして読むのは今回がはじめてであった。 前回は小説を読んだ直後に、映画を見てしまったために記憶が混乱してしまい、映画と小説に根本的な違いがあることを失念していたことに今回の読書で気付かされた。 クライトンはほぼそのすべての作品で、科学の間違った利用について警鐘を鳴らしているが、本作でも、科学では先人たちの知識の高みに到達するためには、先行研究を読むだけで十分で、 その簡便さのせいで科学者は自然に対する敬意をはぐくむ機会に恵まれず、結果として、科学の世界には人より先んじて名を成そうという考えのみが幅を利かせていること、 そして新たに作られた科学技術は常に暴走していく可能性を秘めており、カオス論理で予見されるように、新技術が与える影響を、結局は、人間は予見できないということを、イアン・マルカムという数学者を登場させて警鐘させている。 クライトンの小説で描かれる、マルカムは信念の男であり、天才であり、理論家であり、科学に対して真摯な、誠実な男なのである。 対して、ジュラシック・パークを作る小説の中のハモンドという男は、小男で、傲慢で、嘘つきで、妄想家で、野心家で、金の亡者であり、現在の生命科学に存在する悪い力の象徴なのである。 ところが、映画ではこの部分が逆転している。 リチャード・アッテンボローの演じるハモンドは、幼いころから恐竜に思いをはせ、純粋に生きた恐竜を見たいという情熱を傾け、まやかしや小細工のない、誰が見ても驚愕する物を作るとの信念からパークを建設する。 対して、ジェフ・ゴールドブラムの演じるマルカムは、映画を通して、落ち着きなく、意味の通じない奇抜なことを口にし、時にはサトラー博士を口説こうとするなど、道徳心の低い皮肉屋のマッドサイエンティストとしてのみ描かれている。 これは、スティーヴン・スピルバーグが子供のころから恐竜に思いをはせていたことが影響していたせいなのだろうが、この改変のために、生命科学の暴走への警鐘という原作の柱が映画からはすっぱりと抜け落ちて、 単純な恐竜暴走映画になってしまっており、小説と映画は根本的に違うものを描いてしまった事になる。 映画は、単純に恐竜をリアルに描いたという点で十分に楽しめるが、大人の作品として、哲学的な味わいも期待する読者には原作を圧倒的におすすめする。 後半、作品の緊迫感に流されて思わず読み飛ばしがちだが、イアン・マルカムの語る内容を丁寧に追っていくとマイクル クライトンが本書で描きたかったものが見えてきて、 安易に書かれたベストセラー小説と本書が根本的に違うことに気付かされて、本書のことがより好きになると思う。 それにしても、分子生物学や科学概念に知識のある読者は、作品の前半部分、恐竜の遺伝子をサブクローニングしながらシークエンスしているあたりに、現在のシークエンス技術と較べて著しく遅れた技術でシークエンスしていると感じるし、また、カオス理論という言葉が、その後、複雑系という研究概念に吸収されていくために、言葉として少し古いなと感じると思うが、ここで、初めて作品が、ヒトゲノムプロジェクトが完成前で、インターネットが一般には普及していない25年前に書かれ事に気付かされる。 改めて、実際の研究論文たちがこの25年であっという間に、古めかしくなるのに対して、優れたSFは古くならないものだと驚かされる。 | ||||
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映画では描かれていなかった部分が多くあり描写も細かいです。映画を見てから原作を読むと面白さが増すと思います。 | ||||
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読んだら止まらなくなります。 個人的にはストーリーは映画より面白いです(映画より一層恐竜が怖い)。が、映画は映像で楽しめるので同じくらい好きですが。 ただ、ちょっとマルカムがくどい(カオス理論がw)のと、少女レックス(なんで恐竜ものでこんなややこしい名前なのか)が無茶苦茶うざい(笑) 少女レックスにはハッキリ言ってイライラしっぱなしです。この子供の描写は映画の方が好感が持てます。(映画は姉弟、小説は兄妹です) 主役のグラントは映画より子供好きで寛容。 本当ならハリソンフォードあたりがやってくれたら良かったなあ。 映画では活躍したエリーは存在感が薄いかも。 とにかくスリリングで面白いのでお薦めです♪ | ||||
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ふと欲しくなっての購入でした。思ったよりも状態がよかったです | ||||
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最初に映画を見て、その後ロスト・ワールドの方を先に読みましたが、「ジュラシック・パーク」は、やはり 何度読んでも面白い。そして、映画より遥に。。。(ロストワールドも、もちろんです!) もちろん、当時のCGの恐竜は子供の頃に見た図鑑とは随分と違っていて、迫力はあるし恐竜の名前と実物がすぐに分かってよかったですけれど。 「祖先の物語」で、実際にはできないことを知って本当に残念でしたけれど、いつもながらクライトンの作品は実話に基づいているように描かれているから感心します。 クローンのEmbryoにパテントをつける話ばかりに熱中する人達とか今でも充分通用しますね。先のリーマンショックでも同様のことが行われたんだなぁ、なんて。 もう彼の作品が読めないのは、本当に残念ですけれど、まだ読んでいない作品がかなりあるので、全て原作で読みたいですね。 | ||||
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最初に映画を見て、その後ロスト・ワールドの方を先に読みましたが、「ジュラシック・パーク」は、やはり 何度読んでも面白い。そして、映画より遥に。。。(ロストワールドも、もちろんです!) もちろん、当時のCGの恐竜は子供の頃に見た図鑑とは随分と違っていて、迫力はあるし恐竜の名前と実物がすぐに分かってよかったですけれど。 「祖先の物語」で、実際にはできないことを知って本当に残念でしたけれど、いつもながらクライトンの作品は実話に基づいているように描かれているから感心します。 クローンのEmbryoにパテントをつける話ばかりに熱中する人達とか今でも充分通用しますね。先のリーマンショックでも同様のことが行われたんだなぁ、なんて。 もう彼の作品が読めないのは、本当に残念ですけれど、まだ読んでいない作品がかなりあるので、全て原作で読みたいですね。 | ||||
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本書は初めて読んだのは10年以上前だが、映画がとても面白かったので、原作を読んだところ映画を上回る面白さであったことを記憶している。 今回、作者の最近の作品であるPreyを読んで、何だか本書に似ているなと思ったのを契機に再度読み返してみたが、結末がわかっていてもやはり面白かった。 Preyと似ていると思ったのは、何れも作者の「現代科学が人類の制御できる範囲を超えて暴走しているのではないか」という問題意識が反映された作品であるという点だ。Preyではナノテクノロジーがテーマとなっているが、本書は遺伝子工学だ。何れも科学から生み出された産物が制御不能となる様子が描かれている。 但し、本書はそのような問題意識を抜きに純粋にエンターテインメントとしても楽しむことができる。数千万年の時空を超えて恐竜が甦るというだけで、わくわくさせられる設定なのだが、そこに描かれる恐竜が実にバラエティに富んで実にリアルに描かれている。 史上最大の肉食動物であるティラノザウルスも怖いが、本書のチャンピオンは中型肉食恐竜で恐ろしいほどの知性を有するラプターだ。このような恐竜が本当に存在したかどうかはわからないが、実在したのではないかと思わせるような迫真の描写がすばらしい。 本書の中ではジュラシック・パークは最後に葬り去られてしまうわけだが、このような動物園があれば旅行代と入場料に数十万円をはたいても見たいと思う人は多いのでは。商業的には成功間違いなしという点ではハモンドの構想は正しいと思うのだが、やはり作者が描くようにこのような環境を制御するのは理論的に不可能なのだろうか。 | ||||
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『ジュラシックパーク』といえば、映画が特殊効果で話題だったこともあり、原作はどうかと思いましたが、他の方のレビューをみて購入しました。 これで作者の作品を初期、中期、最新作と読みましたが、作者のスゴイところは科学は万能ではないこと、人間は自然の前では無力であることがテーマとして常に一貫しており、その線に沿って実にバラエティ豊かな物語を数多く生み出しているところでしょう。 映画を楽しめた人は深堀り出来るでしょうし、たかが恐竜映画と思って楽しめなかった人には新たな発見があると思います。 余談ですが、本作発表はバブルは崩壊したもののまだ熱の冷めやらない1990年であり、ジュラシックパーク建設への投資家は日本人であるという設定でリアリティーを出しています。余勢を駆って(?)作者は本作の次に『ライジングサン』を発表します。 | ||||
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僕は原作を読んでから映画を見ましたが、映画で見るより、この原作の方が数倍面白いと感じました。映画はエンターティメント色が強いですが、原作は科学的裏づけっぽいものがメインになっています。このくらいリアリティがないとSFは面白くない!映画よりマルコム博士がもっとクールです!マイクル・クライトンの最高傑作といってよいでしょう。SFの中でも秀逸の作品! | ||||
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僕は原作を読んでから映画を見ましたが、映画で見るより、この原作の方が数倍面白いと感じました。映画はエンターティメント色が強いですが、原作は科学的裏づけっぽいものがメインになっています。このくらいリアリティがないとSFは面白くない!映画よりマルコム博士がもっとクールです!マイクル・クライトンの最高傑作といってよいでしょう。SFの中でも秀逸の作品! | ||||
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映画版『ジュラシック・パーク』を10年前に観て、ふとしたきっかけで原作を手にとって読んでみました。 映画版と対照させながら感想を述べたいと思います。 原作ではクローン恐竜誕生にまつわる科学的背景がより詳しく書かれており、登場する恐竜の数や種類も映画版の比ではありません。映画版『ジュラッシク・パーク』では原作の場面場面を切り取ってつなぎ合わせたというのが印象です。当時のCG技術や2時間という時間尺の制約があったからでしょう。私は映画版『ジュラッシク・パーク』を高く評価していましたが、原作を読んでその考えが少し変わりました。原作の方が圧倒的にスケールの大きい壮大なファンタジーだったのです。 映画版と違って、原作では裏切りを働くネドリーが単なる悪党として描かれていないことと、反対にハモンドが原作では憎まれ役として描かれていること、さらに映画版ではトイレでティラノに食べられた弁護士のジェナーロが原作ではグラントと同じように活躍しているのには驚きました。 原作の導入部のコンピーのシーンは映画版『ロスト・ワールド』でオープニングに使われ、翼竜ドームやボートでの河くだりのシーンは映画版『ジュラシック・パークⅢ』で使われていました。 以上から分かるように、原作「ジュラシック・パーク」は映画版3部作のいいとこを全て含んだ、非常に豪華な作品なのです。 | ||||
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