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殺戮ゲームの館
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殺戮ゲームの館の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.31pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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おちが今ひとつの内容です。レビューに内容を書くわけにはいけませんが、 もう少し考えて欲しかった。 | ||||
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先生の作品は大体見終わりましたが、この作品の位置づけはまさに永遠の中堅と言えるような内容です。 あらすじは割愛させてもらいます。 一般的な感想も同上。 個人的な感想としては斬新さや、精神的な残酷さで言えば扉の外におとり、完成度で言えば生贄のジレンマに負かされる。 こういえば悪い評価の気がしますがけっしてそうではない。 あくまで少しひねりのある作品だったということです。 だけどいつもの主人公の葛藤を共有してしまうような感覚には楽しませてもらいました。 だからもしこの作者の作品を見始めようという方がいましたら、扉の外、ツァラトゥストラ、生贄のジレンマの3作品から読むことをお勧めします。 この作品はその後で。何故ならこの作品だけで作者の力量を図ろうとするのは、あまりにももったいないからだ。 | ||||
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人物描写や設定はそれなりに良かったと思うんですけれど、ミステリー部分の詰めが甘かったり、先が読めてしまったりという部分が多かったのが残念。 それと、上巻の序盤では人の死に方などのウンチクが語られるクダリがあるけれど、作品のインテリ度を上げるにしては質も量もイマイチ。 ただ、メディアワークス文庫の立ち位置がイマイチ分かりかねるので、もしライトノベル的な見方をするのであれば、上記のレビューは「わかりやすさ」といった見方に変えられるかも。 そういう意味では、実写映画化すると陳腐になりそうだけれど、アニメ化なら面白そう。 | ||||
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いつだれが死ぬか、誰が犯人なのか、どのような罠が仕掛けられているのか、読み進めるほどに怖い作品でした。 ホラーとしては、グロ要素もなくよくここまで仕上がっているなあと驚きます。 でもミステリとしてははっきり言って消化不良。 そこはもう一段階どんでん返しがあるべきでしょ、と思いました。 肩すかしというよりは、登場人物の誰かに騙されたまま物語が終了してしまったかのような違和感を覚えました。 心理描写はとてもゾクゾクしたので残念です。 加えて、字の文がライトすぎて?というか、形式的には三人称なのにも関わらず、明らかに主人公本人視点で進んでいることが気持ち悪くて中々慣れなかったです。 どこまでが主人公の考えで、どこまでが地の文なのか区別がつかない形だったのですが、ああいう語り口はミステリとしてアリなのでしょうか? 一人称でもなく神の視点でもない、というのは一歩間違えればミステリとしてのルール違反にも繋がりかねないので、どうにかして欲しいです。 | ||||
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女『車のエンジンがかからないの…』のコピペを読んでるような気分に読中ずっと成れます。 集団での心理戦ということで、確かに「論理的でない大衆」は重要ですし、他シリーズでも描写は多かったです。 それにしても、ここまで愚衆要素に比率を傾けなくても…と思ってしまいます。 人浪ゲームという心理戦の王道なこともあって、駆け引きや心理描写などは期待通りでした。 ただ、前述の不快感が強くて☆を一つ減らしています。 | ||||
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煽情的なタイトル、そして帯の宣伝文句を読んで購入しました。…が、殺戮というほど凄惨ではなく、「ルール」もそのまんま既存のテーブルゲームのものでちょっと肩透かし。外海良基の「Doubt」といい、流行ってるんでしょうか?人数も多いし、もっと混乱が起こって血で血を洗うような乱闘が起こったりするかと思いきや、冷静な判断を下す人間が多いせいもあり、そんな展開にはならず…。面白いか面白くないかと言われれば面白いのですが、ちょっと思っていたのと方向は違いました。パニック小説というよりは、ミステリ小説なのかもしれません。また、この本はメディアワークス文庫として出版されていますが、この作品については正直登場人物の年齢が多少上がったくらいで、電撃文庫との差別化を図る意義が見いだせませんでした。絆とか性格とか言いつつも、その描写が薄かったせいもあり、何だか某ゲームの過去ログを読んでいるような気がしてしまいました。面白いんだけど一味足りない、全体的に見て、すごく惜しい作品だと思います。 | ||||
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下巻にはいって、ようやく話が進み出します。 次々と人が殺されていく、そのサスペンスと虚無感は確かに著者の独壇場です。 その部分に文句はまったくありません。 ただし、そこに絡む要素が問題です。 恋人どうしといえども、結局は理解しえない、というか、はじめからお互いが違う夢を見ていた、みたいなテーマが流れています。 それを、これでもかと文学的に、これでもかと芸術的に、これでもかこれでもかと大仰に、描写しています。 個人的には失敗していると感じます。 もっとばっさりと切り捨てて、ごくあっさりと描写したほうが、かえって狙った効果が得られたのではないでしょうか。 このあたり、感じ方に個人差があるかもしれません。 人によっては、それがいい、深みが増した、というかもしれません。 ですから、あくまで個人的な感じですが、「力みすぎて暴投」となった作品だと思います。 | ||||
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