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ホワイトアウト



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ホワイトアウトの評価: 6.63/10点 レビュー 8件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.63pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(6pt)

真夏の猛暑日にオススメ

1996年の吉川英治文学新人賞の受賞作。日本では珍しい、壮大な構想の冒険サスペンス作品である。
厳寒期の豪雪に閉ざされた日本最大のダムが武装したグループに襲撃され、発電所員が人質となって占拠された。彼らの要求は現金50億円を24時間以内に用意しろというもので、要求を拒否したら人質とダム下流域住民の安全は保証しないという。豪雪に行く手を阻まれて動きが取れない警察に代わって、ただひとり人質になるのを免れた所員の富樫輝男が、武装した犯人たちに徒手空拳で立ち向かうことを決意する。富樫には、どれほど困難でも挑戦しなければならない、深い理由があったのだ。
スケールが大きく、緻密な取材と確かな描写力が印象的な小説だが、ダムの構造や周辺の地形などの描写が複雑で理解するのに苦労するため、好き嫌いがはっきり分かれそうな作品である。「このミステリー」で1位を獲得したように高評価を得ているのだが、自分には合わなかった。2000年に映画化されたようだが、確かに映画の方が理解しやすい作品と言える。
最初から最後まで舞台がすべて豪雪の雪山なので、暑い夏の日の読書にはオススメだ。

iisan
927253Y1
No.3:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

ホワイトアウトの感想

何故ここまでこの作品の評価が高いのか正直わかりません。
雪山の持つ過酷な描写は文句なしで特筆ものだと思います。
コメディ路線でのストーリーであれば非現実的なスーパーマンストーリーも楽しめるのですが、
この作品はシリアス路線のストーリーであるため主人公富樫の現実離れしすぎた行動が私は受け入れられませんでした。
更にもう一点残念なのが笠原の扱いに疑問が…。
冒険サスペンスとして素直に楽しむべき小説だと思いますが、
精神力と体力勝負ではなくて頭脳戦にして欲しかったというのが本音です。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

ホワイトアウトの感想

雪山の自然や、主人公の葛藤している様子などの描写は確かにすごい。
ただ、ダム周辺の地形・マップなどが、頭に入ってきづらく、
そこを理解しようとすると、ちょっと疲れた

mick
M6JVTZ3L
No.1:
(5pt)

よく調べて練り上げられた小説。好みは合わないけど。

ミステリ要素は薄い気がします。しかし、読者に緊張感を与えるような良作品です。一つの小説として完璧にまとめあげられています。
この小説は私にとっては好みのタイプの小説でなく、かなり読むのに時間がかかってしまったので評価は低めで。10代~20代にはウケが良くないかもしれません。
しかし、読んで損はないと思います。

nissi
RFWQ06JW

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