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疫病神



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疫病神の評価: 8.00/10点 レビュー 8件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(7pt)

疫病神の感想

二宮と桑原コンビの付かず離れずの距離感は面白い。
けど、内容はややこしい。
シリーズモノとして評価は高いようなので、2作目以降も読みたい。

kmak
0RVCT7SX
No.3:
(8pt)

疫病神の感想

この作品に出てくる面々は金の亡者ばかり。欲を満たすためには、汚いことを平気に行う者達。金に魅せられているとしか言い様が無い。そんな自分も金に魅せられている者の一人なのだろうな。

松千代
5ZZMYCZT
No.2:
(8pt)

ストーリーもキャラも、オモロい!

黒川博行の代表的なシリーズである「疫病神シリーズ」の第一作。経済ヤクザの世界を生き生きと描いた、躍動感あふれる傑作エンターテイメントである。
建設コンサルタントを自称する二宮は、建設工事現場のトラブルを裏で解決するために工事業者とヤクザをつなぐ「サバキ」を本業にしているが、折からの不景気でしょぼくれていた。ある日、自分が手がけた「サバキ」がキャンセルされるという事態が起き、暴力団幹部・桑原と面識を得た。知り合いから依頼された産廃施設に関する仕事でヤクザに痛め付けられた二宮は、ヤクザの正体を探るために桑原の助けを得ようとしたのだが、それは、とんでもない疫病神を背負うことになるのであった。
産廃処理施設の用地確保を巡る産廃業者、地権者、建設会社の駆け引きに、金のにおいを嗅ぎ付けた暴力団が絡んできて、物語は複雑かつスピーディーに展開する。しかも、登場人物が全員、一癖も二癖もある古狸ぞろいで、この化かし合いが面白い。さらに、主役の二人ともキャラが濃く、ポンポンと飛び交う関西弁の会話は「オモロい!」の一言。古き良き任侠ものではない、経済ヤクザを描いた劇画を読むようで、すっきりした読後感が味わえる。「とにかく面白い小説を読みたい」という人には、オススメだ。

iisan
927253Y1
No.1:
(7pt)

疫病神の感想

建設コンサルタントの男が、なりゆきでヤクザの男とコンビを組む事になります。二人は産業廃棄物処理場建設をめぐるトラブルに飛び込み、一儲け企むと言う話です。とにかく出て来るのがワルばかりで、みんなキャラが濃い。物語もほんの数日とは思えないくらい濃密です。夜も寝ないですから。関西弁の会話もテンポ良くなかなか楽しめました。ただ登場人物が多く、関係が複雑で分かりづらかったのがマイナスです。しかし最近のヤクザは簡単に人は殺さないんですね。本格推理の方がよほどバタバタ死んでいきますよ。

なおひろ
R1UV05YV

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