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湖底のまつり



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【この小説が収録されている参考書籍】
湖底のまつり (双葉文庫)
湖底のまつり (創元推理文庫)

湖底のまつりの評価: 6.50/10点 レビュー 6件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.50pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全4件 1~4 1/1ページ
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

湖底のまつりの感想


▼以下、ネタバレ感想

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なおひろ
R1UV05YV
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

濃い煙?モザイク?


▼以下、ネタバレ感想

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陰気な私は地球を回さない
L1K3MG03
No.2:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

幻想的で官能的な作品に仕掛けられた綿密なトリック

ダム開発のために沈むことになった寒村を舞台に、複数の男女の思惑と愛欲が絡み合う物語。

推理小説というよりは純文学的な印象を受ける、どこか幻想的な雰囲気で綴られる文章を読み進めていくうちに読者は「ん?」と違和感や謎を次々と抱えることになり、そのまま作品の世界に本格的に引き込まれていく……そんな一冊です。
しかし、そこには最後まで読み進めると全ての謎が一本の線に繋がる、緻密なトリックが仕掛けられています。

官能的なシーンが多い作品でそこは人を選ぶかもしれませんが、個人的にはこれは俗な所謂「濡れ場」的なものではなく、作品に必要なシーンと受け取りました。

好みは別れそうな作品だと思いますが、『11枚のとらんぷ』とも『乱れからくり』とも(もちろん『ヨギガンジーシリーズ』とも)雰囲気も趣きも異なる泡坂氏の引き出しの多さを改めて感じさせられた一冊と感じます。

▼以下、ネタバレ感想

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マリオネットK
UIU36MHZ
No.1:
(7pt)

多様化した現代ではもう驚かない?

『乱れからくり』と並んで初期の泡坂の代表作と評される本書は、やはり時代の流れか、当時の読者諸氏を唸らせた衝撃はもはや薄れてしまっていた。価値の多様化が顕著になった昨今では、特に奇抜さを齎さなくなってしまった。

しかし、それでも尚、作者は手練手管を使って読者を煙に巻く。

しかし本作を読んで痛感したのは、時代がオープンになればなるほど、我々の常識が崩され、謎という暗闇が小さくなってしまう事だった。

▼以下、ネタバレ感想

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Tetchy
WHOKS60S

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