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五番目のコード



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【この小説が収録されている参考書籍】
五番目のコード (現代教養文庫)
五番目のコード (創元推理文庫)

五番目のコードの評価: 6.50/10点 レビュー 2件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.50pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(7pt)

夜長を楽しむ時

何もすることがない夜
ぼんやりと時を過ごすには勿体ない夜。
そんな時は是非ディバインの小説を読んでみてください。

この作品は多少ユーモアがあって、ドキドキ感もほんのちょっぴりあって
あとは謎解きというよりも、文章や会話を楽しめるものでした。
私は主人公の生き方や価値観に全く同意できませんが、まあーこういう人が世間一般からすると魅力的なのかも??

海外ミステリーの楽しみは、登場する食事やお酒がどんな風に表現されているかという点もあります。
食べたことのないメニューなら、一度は食べてみたいと思うし
聞いたことのなかったお酒なら、ネットで検索したり・・・。
ディバインの小説にはそういう場面が余り登場しないので、ちと残念ですね。


ももか
3UKDKR1P
No.1:
(6pt)

五番目のコードの感想

ジェレミー・ビールドとヘレン・ローズの関係がとてもうまく描かれていて、ミステリー小説としてまた別段の味わい深い物語になっている。作者はこのへんの人間心理やキャラクターに沿った話し方、言葉使いなど作家として流石と思う描写力である。さて、ミステリーとしてはスコットランドの地方都市で帰宅途中の女性教師が襲われる。この件を発端として連続殺人が起こる。現場には棺のカードが残されており同一犯の犯行と思われる。新聞記者ビールドは容疑者とみなされながらも犯人を追う。謎の絞殺魔の正体とその真意とは・・・。とこういったストーリーだが探偵役のビールドの人間臭いキャラクターが秀逸で読み進むのが楽しい一冊である。

ニコラス刑事
25MT9OHA

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