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白骨: 犯罪心理捜査官セバスチャン



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白骨: 犯罪心理捜査官セバスチャンの評価: 7.67/10点 レビュー 3件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.67pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(8pt)

白骨: 犯罪心理捜査官セバスチャンの感想

山中で発見された白骨と二人の失踪した難民。この二つの出来事の繋がりが最終章に到達するまで予測できなかった。
そして、事件以上に複雑化しているのは登場人物の人間関係。前作から変わりつつある人間関係が、複雑に絡み合い物語を何倍にも面白くしている。
この先まだまだ人間関係が複雑になり、新たなドラマが起きそうな予感がする。
次作の展開が気になってしまう。

松千代
5ZZMYCZT
No.2:
(7pt)

こっちを先に読んでしまった!

犯罪心理捜査官セバスチャン1作目を読んで、あまりにも面白かったので2冊目を!と、選んだのに・・・。
(「模倣犯」を読むべきだったのに、3作目を読んでしまいました。)
話が続いているため、途中???ハテナマークが並びましたが、(まあーそういうこともありますか)
飽きさせない展開は良かったです。
でも、1作目の面白さがちょっとトーンダウンで、次作が出たら多分読むとは思いますが
読む前のドキドキ感は減っちゃうかな~。

各々の個性的なところと、彼らよりももっともっと個性的なセバスチャンを期待したのに
今回は、大人しすぎて、魅力半減でした。(もっと飛んじゃっていいのにぃぃぃぃぃー)

ももか
3UKDKR1P
No.1:
(8pt)

衝撃的なエンディング!

「犯罪心理捜査官セバスチャン」シリーズの第3作。開かれた国・スウェーデンが抱えるテロ対策と移民の問題を背景にした社会派ミステリーである。
トレッキング旅行中の女性が偶然見つけた白骨は、ずいぶん前に埋められたらしい6人の死体の一部だった。トルケル率いる殺人捜査特別班が現地に入ることになり、セバスチャンも同行することになった。セバスチャンには、自宅に押し掛けてきて同居する女性・エリノールにうんざりしていたのに加えて、実の娘である刑事・ヴァニヤのそばにいたいという密かな願いもあった。ところが、ヴァニヤはアメリカでのFBIの研修を志願し、合格間違いなしと思われていた。ヴァニヤが離れることを阻止しようと考えたセバスチャンは、ヴァニヤを不合格にするために裏から手を回すことを決意する。
6人の死者の身元はなかなか判明せず、苦労する特別班メンバーたちだったが、地道な捜査を続けるうちに、関連がありそうな別の事件を発見する。
アフガニスタンからの移民・シベカは、9年前に夫とその友だちが失踪したことに納得がゆかず、警察やマスコミなどに訴え続けてきたが、誰も耳を傾けてくれなかった。ところが、公共テレビの記者が関心を示し、取材を持ちかけてきた。移民社会の反対に遭いながら調査を進めると、失踪には公安警察が関係している疑惑が浮かび上がってきた。
6体の白骨死体と失踪した移民の事件の捜査がクロスしたとき、見えてきたのは「開かれた国家」が抱える閉ざされた政治の闇だった。
2つの事件捜査も非常にレベルが高いストーリー展開で楽しめるのだが、それに加えて、セバスチャンを中心にした特別班メンバーの人間模様が非常に面白く、単なる社会派ミステリーでは終わらない作品である。特に、セバスチャンの変貌ぶりには驚かされる。さらに、シリーズの行方を大きく変えそうなエンディングには衝撃を受けた。
シリーズ未読の方は、第一作から読むことを強くオススメする。

iisan
927253Y1

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