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狗神



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【この小説が収録されている参考書籍】
狗神 (角川文庫)

狗神の評価: 7.50/10点 レビュー 2件。 Bランク
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(6pt)

狗神の感想

高知の閉鎖的な村を舞台にした、憑き物筋の一族に生まれた女の話。

舞台があまりに閉鎖的すぎて、『現代の日本で…』と思えてしまう設定だが、この作者はそういう設定で人物や景観を実に鮮やかに描く。割と悲惨な人生の主人公だが、それほど陰鬱な話になっていないのは色彩のある描写が活きているからだろう。

ドロドロしている筈のストーリーも、加減の効いた描写で必要以上に押し付けてこないのは流石。

しかし、全体的にはもう少し重みというか、グッと迫ってくるものが足りなかったかなと思いました。題材としても面白いのに勿体無い。

カミーテル
MCFS6K6O

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