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メビウスの守護者 法医昆虫学捜査官



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メビウスの守護者 法医昆虫学捜査官の評価: 7.80/10点 レビュー 5件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.80pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(8pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

時代はムシジョ!


 東京都西多摩の山道で発見されたバラバラ遺体の一部。 不自然な損壊を成された腕、そして食い違う死亡時刻。 僻陬の地には前科者とその家族、不釣り合いな一家に赤堀と話の通じる調香師、誰が殺し誰が殺されたのか、法医昆虫学捜査官シリーズ4作品目。

 次々明かされていく登場人物たちの裏の一面、この動機の余地が残されてたかと想像を遥かに超えてきました。 赤堀先生と岩楯警部の仲も健在、時代は虫女ですよ虫女! ★は8つ

 

りーり
9EDFH0HC
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

メビウスの守護者 法医昆虫学捜査官の感想

法医昆虫学捜査官シリーズの第4段。
まぁどうでもいいですけど、カバー絵の赤堀涼子は36歳に見えないのですが・・・

このシリーズでは、犯人が一番狂気に満ちてましたかね。
タイトルから、「村のしきたりや風習を守るための・・・」的な物語を勝手に想像して読んでいたので、ラストは「あれっ?!」な感じになりました。
この人が犯人だろう、とは何となく想像はついていたのですが、違った調理法を見せられた感じ。
でも、ガッカリしたわけではなく、これはこれで面白かったですね。
赤堀同様、ある分野で突出したスキルを発揮できる人物だったので、ラストのせめぎ合いはかなり見所ありました。
もう少し、例えば駆け引きとか、派手に魅せる事もできたとは思いますが・・・
でも、このシリーズでは一番かな。

梁山泊
MTNH2G0O
No.1:
(8pt)

メビウスの守護者 法医昆虫学捜査官の感想

待望の4作目、元気な赤堀先生健在です。
奥多摩でバラバラ死体の腕の部分だけが発見され、指もなく被害者を特定できず、赤堀先生が呼ばれます。相変わらずウジや臭いの描写は強烈ですが、フィクションとして読んでいるからいいものの、上からウジが降ってくるなんて現実にあったら耐えられそうにありませんが、虫は本能で生きているから嘘はつかないの信念のもと、科学的に説得力のある論理で残りの遺体を発見するあたりはとても説得力があります。キャリアからうとまれているものの、岩楯刑事は赤堀先生の倫理をとても信用していて、またその明るさにも救われたりしていて本当にいいコンビになってきました。

現実の警察の捜査でこの法医昆虫学が取り入れられているのかどうかは知りませんが、死亡推定時刻をあそこまで科学的に限定できるのなら現実の捜査ででも大いに役に立つのでは・・・と思うのですが、これはやはりフィクションの世界の話なんでしょうか?
それにしてはすごい説得力があるのですが。

物語は人間の狂気もここまでくるのかと言うような創造を絶するような話なのですが、最後まで飽きさせずグイグイと引き込まれていきます。
まだまだ続けて欲しいシリーズです。

たこやき
VQDQXTP1

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