20世紀初頭のスコットランド。英国王族でありながら、公爵令嬢ジョージーの暮らしは貴族とは名ばかりの貧乏生活。

一人目は自販機業者、二人目は庭師…。お年寄りが優雅な老後を過ごす高級老人ホーム“海の上のカムデン”で連続殺人が発生。

誰彼なしに顎でつかい、お高くとまった言動は数知れず。

近所にある別のホームに転居した知人から、幽霊が出るので調べてほしいと頼まれたアンジェラたちは、施設見学にかこつけて調査に出向くが……。

砂浜におりる階段の下にころがった死体がアンジェラのものなら、誰もが他殺と決めてかかり、少しも驚かなかったろう。

貸切バスでメキシコ旅行へ出発した、アンジェラとキャレドニアをはじめとする〈海の上のカムデン〉有志。

「ドイツの王女のお世話をせよ」と、英国王妃からまたもや無理難題を言い渡された公爵令嬢ジョージー。

わたしヘザー・ウェルズ。元アイドル歌手で、今は学生寮の副寮母。

英国王妃のコレクションから、貴重な「嗅ぎ煙草入れ」が盗まれた。

遙か遠い地中海の島キプロスに、一人降り立ったアガサ。

お菓子探偵ハンナ・シリーズ、驚愕の第16弾! むしむしした暑さが続く6月。

わたしヘザー・ウェルズ。元アイドル歌手で、今は学生寮の副寮母。

猛暑のロンドンを訪れる貴族は少なく、ジョージーのメイド仕事は減激。

容姿も家事も完璧。ガーデニングまで得意な未亡人メアリーが引っ越してきて、小さな村の住人たちは美しい新参者に夢中になった。

村にやってきた新しい獣医はハンサムな独身男。アガサはさっそく健康そのものの飼い猫ホッジをダシにしていそいそと診療所へ。

静かな田舎の村にこんこんと湧き出る泉。これに目をつけたのが、新進気鋭のミネラルウォーター会社だった。

念願叶って、ついにアガサはハンサムな隣人ジェームズとの結婚にこぎつけた。ところが式の最中に「中止しろ!」と叫ぶ声が。

ロンドンで半年間の仕事を終え、カースリーの村にようやく戻ってきたアガサのもとに、初の探偵仕事が舞いこんだ。

2月の“クッキー・ジャー”はイベントつづきで大忙し。けれども、目下ハンナを悩ませていること。

デリカテッセンの開店記念パーティの最中に、倉庫で弁護士がハム用ラックの下敷きになって死んでいるのが見つかった。

ダイエット効果抜群と評判の美容スパで、従業員が殺された。

ボスと共にボストンに行ったルーシー。目の前で新聞業界の大立て者ルーサー・リードが晩餐会中に急死。

毎年楽しみにしているクリスマスクッキー交換会。今年はルーシーが自宅を会場提供したのはいいが、苦労は並大抵ではなかった。

風にたなびくリボン、あふれる薔薇。閑静な森は美しく輝き、まるで魔法をかけられたかのよう。

母ドロレスの出版記念パーティに着るドレスが入らなくなり、ダイエットのためにしかたなくジム通い始めたハンナ。

あの親友シェリイが、今度ばかりは気もそぞろだった。

作家や関係者が集まるミステリ大会に参加したジェーンとシェリイ。

ジェーンはためいきをついた。

画廊の女性オーナーが心臓発作で死亡したというニュースが瞬く間に駆け巡り、パトリシア・アンは腰を抜かしそうになった。

「新しい人生のスタートよ!」PR業界を引退し、英国一美しいコッツウォルズの村で、憧れの隠居生活をはじめたアガサ・レーズン。

相変わらずお菓子づくりや人付き合いに忙しいハンナ。

豆博物館の館長が殺された。凶器は博物館に展示されていた骨董品のデリンジャー。

もうすぐクリスマス!ジェーンはあわてふためいていた。

クリスマスを目前に控えた“クッキー・ジャー”は大忙し!毎日のクッキー作りに加えて、クリスマスクッキーの注文が殺到。

アレクサンドリアの町は感謝祭シーズンのまっただなか。

パパイヤにグアバ、鮮やかな南国フルーツのカクテルと、スパイシーな伝統料理が所狭しと並ぶ贅を尽くしたテーブル。

母親業に週刊新聞の臨時記者、加えて図書館の理事まで引き受けてしまったルーシー。

妹ハンナの3度目となる結婚式直前、新郎の元妻が死体で見つかるなんて! よりにもよってライバル・ナターシャの家の庭で。

11歳のあたしは、イギリスの片田舎で、化学実験に熱中する日々をすごしてる。

近所の養護ホームで、雑務を手伝うことになったリリーとロバート兄妹。

今年もクリスマスがやってきた。各種催し物の開催を初め、用事は山盛り。

ティンカーズコーヴにカジノ建設!?　賛否両論が飛び交うなか、ついに殺人が。

家の裏の原っぱで映画の撮映が始まった!主演女優は厄病神と噂の高いリネット・ハーウェル。

親友スーの娘が大富豪と結婚することになった。

シンガポールで名物カフェを営むアンティ・リーは、知りたがり屋で情深い裕福な老婦人。

「ジャックと豆の木」の上演中、木を切ったら巨人じゃないものが降ってきた！　ミステリー各賞９冠獲得の『パイは小さな秘密を運ぶ』に続く、化学大好き少女フレーヴィア・シリーズ第２弾。

復活祭まで一週間。

大統領選挙が間近に迫った11月、リリーとロバートのブルースター兄妹が暮らす屋敷に、人目をはばかる様子のグループ客がやってくる。

焼きたてほやほやグルメ・ミステリ クッキーおすそわけ作戦で、ご近所の聞き込み捜査を開始! 良き隣人たちにも、なにやら暗い秘密と殺害動機があるようで!? ----------------------------------------------------

英国王室を代表し、ルーマニア王家の結婚式に参列することになった公爵令嬢のジョージー。

その本は図書館の奥でひっそりと眠っていた。彼女を待ちわびるように…。

ダーラが経営するニューヨークの書店。最近、店のマスコットの黒猫ハムレットの元気がない。

「世界でもっとも重要な台所」と呼ばれる、ホワイトハウスの厨房で働くオリーは、小柄ながら腕と舌は確かなアシスタント・シェフ。

行き先も告げられないまま、最愛の恋人ダーシーの車に乗せられ、ロンドンをあとにした公爵令嬢ジョージー。

不注意から足を骨折してしまったジェーンは、松葉杖片手にガーデニング講習会の講師襲撃事件を親友シェリイと調べつつ、講習会にも参加することに。