でぶじゃないの、骨太なだけ
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 | 2011年11月11日 でぶじゃないの、骨太なだけ (創元推理文庫) わたしヘザー・ウェルズ。元アイドル歌手で、今は学生寮の副寮母。現在数学の補講の担当教授とお付き合い中よ。わたしはね、でぶじゃないの、骨太なだけ。朝っぱらから不本意なジョギングでへとへとになって出勤してみると、またしても殺人事件。しかも死んでいたのは新しい上司。あんまりじゃない?オトナのための過激なミステリ第三弾。 (「BOOK」データベースより) |
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でぶじゃないの、骨太なだけの総合評価:
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| 三部作のラスト。まあどれからでも読めるけど、どうせなら順番通りのほうが、ヘザーの恋、成長を感じられると思う。 今回のお話ではヘザーの上司が殺される事件が⁉︎ ヘザーは新しいボーイフレンドをつくり、クーパーはどうなる？と気になりながら、楽しく読めた。 | ||||
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| 三作のうち、題名からして初代っぽかったので、これから読んでしまいました。 おかげで1巻の犯人わかっちゃったかも･･･。 このヒロイン、すごく性格がよくて驚きました。 コージーミステリのヒロインって、優等生のカタブツか、気性の激しいのが多いので。 本人も苦労しているせいか、思いやりがあって本質的に明るくて、ひねくれてなくて。 刑事相手にけんか腰じゃない、受話器を壁に投げつけたりしない、怒鳴って威嚇しない。 いやもう、アメリカ人女性大丈夫かと思うほどワイルドなヒロインになれてると、ヘザーちゃんの態度には感動します。 ええ子や。 後味もいいのでお勧めです。 | ||||
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| おっかしー、たのしー(o^∇^o)ﾉ3部作、ついに完結！ 2作目の最後に出てきた、いかした数学助教授とラブ２になっちゃってたなんて！！ クーパーはどうしたの？！と思うのは私だけじゃなく、主人公へザーを囲むお友達たちみんなのことで。と思うまもなく、直属の上司が隣室で射殺！ 今度こそ首を突っ込まないように、と釘をさすクーパー（ヘザーの想い人）。でも巻き込まれてっちゃう正義感と人類愛に満ちた、純粋なへザー。純粋だけど、愛する人じゃない人をボーイフレンドにはしちゃうんだよね。 あとがき（ネタばれありなんで、みんな、読了後に読むこと）を坂木司氏が書いてるんだけど、ほんと、中村有紀氏の訳は気が効いてる。 『BIG BONED』を骨太、ってだけだったら、全然本売れないよね。 生きる力を、可愛いへザーが与えてくれる、楽しいニューヨーク大学ミステリです。ま、ラブロマンスメイン、かな。 | ||||
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