20世紀初頭のスコットランド。英国王族でありながら、公爵令嬢ジョージーの暮らしは貴族とは名ばかりの貧乏生活。

「ドイツの王女のお世話をせよ」と、英国王妃からまたもや無理難題を言い渡された公爵令嬢ジョージー。

わたしヘザー・ウェルズ。元アイドル歌手で、今は学生寮の副寮母。

わたしヘザー・ウェルズ。元アイドル歌手で今や学生寮の副寮母。

近所の養護ホームで、雑務を手伝うことになったリリーとロバート兄妹。

一人目は自販機業者、二人目は庭師…。お年寄りが優雅な老後を過ごす高級老人ホーム“海の上のカムデン”で連続殺人が発生。

遙か遠い地中海の島キプロスに、一人降り立ったアガサ。

大統領選挙が間近に迫った11月、リリーとロバートのブルースター兄妹が暮らす屋敷に、人目をはばかる様子のグループ客がやってくる。

近所にある別のホームに転居した知人から、幽霊が出るので調べてほしいと頼まれたアンジェラたちは、施設見学にかこつけて調査に出向くが……。

世界大恐慌で全財産を失ったロバートとリリーの兄妹がヴォールブルグに来てから間もなく一年。

読書家の聖地ストーナム。ミステリ専門書店の店主トリシアは、サイン会後主役である人気作家の変わり果てた姿を発見する。

誰彼なしに顎でつかい、お高くとまった言動は数知れず。

ティンカーズコーヴにカジノ建設!?　賛否両論が飛び交うなか、ついに殺人が。

猛暑のロンドンを訪れる貴族は少なく、ジョージーのメイド仕事は減激。

母親業に週刊新聞の臨時記者、加えて図書館の理事まで引き受けてしまったルーシー。

ボスと共にボストンに行ったルーシー。目の前で新聞業界の大立て者ルーサー・リードが晩餐会中に急死。

砂浜におりる階段の下にころがった死体がアンジェラのものなら、誰もが他殺と決めてかかり、少しも驚かなかったろう。

英国王妃のコレクションから、貴重な「嗅ぎ煙草入れ」が盗まれた。

遺された田舎の屋敷に十年間住み続けること。それが大伯父の莫大な遺産を相続する条件だった。

古書と専門書の書店が軒を連ね、それを目当てに観光客が押し寄せる、読書家の聖地ストーナムで起きた殺人を、ミステリ専門書店の店主トリシアが追う。

親友スーの娘が大富豪と結婚することになった。

追い出したはずの元ルームメイトが殺された、しかもこともあろうに姉の店に雇われた途端! 読書家の聖地ストーナムで起こる事件を描く、ライトミステリ。

大きな屋敷はあるものの、日々の稼ぎはまるでない。もちろん、貯えなんてあるはずもない。

新学期が始まり時間のできたルーシーは、新聞社で働くことに。そこへ入ったのが娘がかよう小学校に爆弾がしかけられたとの通信。

大親友の結婚式まであとわずか。

お菓子探偵ハンナ・シリーズ、驚愕の第16弾! むしむしした暑さが続く6月。

貸切バスでメキシコ旅行へ出発した、アンジェラとキャレドニアをはじめとする〈海の上のカムデン〉有志。

念願叶って、ついにアガサはハンサムな隣人ジェームズとの結婚にこぎつけた。ところが式の最中に「中止しろ!」と叫ぶ声が。

2月の“クッキー・ジャー”はイベントつづきで大忙し。けれども、目下ハンナを悩ませていること。

作家や関係者が集まるミステリ大会に参加したジェーンとシェリイ。

村にやってきた新しい獣医はハンサムな独身男。アガサはさっそく健康そのものの飼い猫ホッジをダシにしていそいそと診療所へ。

容姿も家事も完璧。ガーデニングまで得意な未亡人メアリーが引っ越してきて、小さな村の住人たちは美しい新参者に夢中になった。

真冬の猛吹雪の日。スザンヌの営むカフェの裏手の森で、悲劇は起こった。

静かな田舎の村にこんこんと湧き出る泉。これに目をつけたのが、新進気鋭のミネラルウォーター会社だった。

アレクサンドリアの町は感謝祭シーズンのまっただなか。

母ドロレスの出版記念パーティに着るドレスが入らなくなり、ダイエットのためにしかたなくジム通い始めたハンナ。

「新しい人生のスタートよ!」PR業界を引退し、英国一美しいコッツウォルズの村で、憧れの隠居生活をはじめたアガサ・レーズン。

ダイエット効果抜群と評判の美容スパで、従業員が殺された。

レイク・エデンで三郡合同の大きなフェアが催されることになった。

シンガポールで名物カフェを営むアンティ・リーは、知りたがり屋で情深い裕福な老婦人。

クリスマスを目前に控えた“クッキー・ジャー”は大忙し!毎日のクッキー作りに加えて、クリスマスクッキーの注文が殺到。

行き先も告げられないまま、最愛の恋人ダーシーの車に乗せられ、ロンドンをあとにした公爵令嬢ジョージー。

英国で大人気のロングセラーシリーズ第11弾! こんなはずじゃなかった! 新婚早々、夫が謎の失踪? 焦げた朝食に、ピンク色に染まった洗濯物……。

4月、“レイク・エデン・イン”のジャズフェスティバル前日、ハンナと末妹ミシェルはお菓子を届ける途中で玉突き事故に遭遇。

英国王室を代表し、ルーマニア王家の結婚式に参列することになった公爵令嬢のジョージー。

「世界でもっとも重要な台所」と呼ばれる、ホワイトハウスの厨房で働くオリーは、小柄ながら腕と舌は確かなアシスタント・シェフ。

「ユンヨン」「アントチーノ」「ボンボン」―そんな誰も聞いたことのないコーヒーを注文しては、バリスタたちを困らせる客がビレッジブレンドに現われた。

もと司書のミス・ティリーの90歳の誕生日に町を挙げてのパーティを開くことに。

ケータンリング業を営むゴルディの友人ホリーがパーティ直後に亡くなった。

相変わらずお菓子づくりや人付き合いに忙しいハンナ。

“クッキー・ジャー”の6月はとにもかくにも忙しい。それでも頼まれるとイヤとはいえないのがハンナ。

便利屋のティムが姿を消した。町じゅうの家に出入りし、みんなから愛されていた彼の死体を発見したのはスザンヌ。

町の一大イヴェントであるバレエの発表会をひかえ、元バレエダンサーの老女が失踪。

クリスマス・ソングが流れ、宝石のように煌めくマンハッタンの街、この激戦区で老舗コーヒーハウスを切り盛りするクレアは、今年はクリスマス特製クッキーの甘い香りで道行く人々を誘惑する作戦を立てた。

やむをえない事情から、高給取りの職をなげうち陽光まぶしい南フロリダへやってきたヘレン・ホーソーン。

風にたなびくリボン、あふれる薔薇。閑静な森は美しく輝き、まるで魔法をかけられたかのよう。