パイは小さな秘密を運ぶ
- CWAデビュー・ダガー受賞 (1)
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私はダメでした。子どもの視点といいながら、大人目線も感じて、作られた感じがどうしてもしてしまって入り込めないまま最後まできてしまった。冒頭を読んで、主人公の女の子が好きになれる人には向いていると思います。 | ||||
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フレーヴィア・シリーズ第1作「パイは小さな秘密を運ぶ」は、外国で本当にたくさんの賞を受賞した話題作だった。 化学と、とりわけ毒に対する情熱をもった女の子が、小さな町を動き回って事件を解決して、面白かった。 ただ、その後第2作、第3作・・・を見かけても、なかなか手が出なかった。 やや退屈してしまったからだ。 「あたし」と言い過ぎなところ、姉たちに憤慨する態度があまりに幼稚で、 そこから成長してくのなら、むしろプラスの要素になるはずだったけれど、 事件は解決しても、フレーヴィアの姉たちに対する態度は雪解けの兆しもなかった。 でも、続刊ではそういうところにも進展があり、おすすめのシリーズ。 | ||||
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導入部では、11歳の少女フレーヴィアに感情移入できませんでした。しかし、読み進めるうちに嵌りました。秀作だと思います。 ただ、振り返って自分の11歳の頃を考えると違和感は残ります。 | ||||
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イギリスの片田舎に住む化学好きの少女の冒険(と言っていい)を描くミステリ。CWA賞、アガサ賞などなど受賞多数の作品だ。書店で平積みになっていたのが目について購入。 冒頭の数ページのつかみが素晴らしく魅力的。なんなんだこいつは、と思う間もなく事件は勃発、とんでもない化学知識量と無鉄砲ともいえる行動力とで、この11歳の少女は事件にどんどん巻き込まれ(飛び込んで?)いくのだ。そしてちゃくちゃくと明らかになる、ある重要物品のゆくえ。かなりの僥倖に助けられつつも、事件は深く時代をもさかのぼり、、、、と息つくひまもなく怒涛のラストに向かうのである。 時代は1950年代の設定。登場人物数はそれなりに多いのだが、だれもが原則ステレオタイプに描かれているのが助けだ。一方で主人公(というかヒロイン)の人物描写がかなり破天荒、超個性的なのだが、これも魅力の一つかも。読み手側に、もし化学物質の名称やらにアレルギーがあったなら、それはまぁ軽く読み飛ばしてOK。でも、あっちこっち会話や思考が脱線しまくるのは、しょうがないと思って付き合うしかない(ちゃんと読まないと伏線を…(笑)ちなみに化学好きヒロインという設定はちゃんと意味がある)。それから、クリスティへのちょっとしたオマージュが時々チラと出てくるのも、古いミステリ読みにとって案外楽しいのだ。 ともあれ、第2弾もできているらしいので、そちらも手にとってみたいところ。さあどれだけ引っ張りますかね。 | ||||
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とにかく主人公がいい! 化学オタクの11歳の女の子の言葉で語られる文章には随所で「クスリ」と笑わせられ、彼女が元気いっぱいに手掛かりを探し回る様子は爽快。陰惨な作品を読む気分じゃない、でもいわゆるコージー・ミステリでは物足りない・・・という人には特にオススメ。 全6巻構想だそうだが、できればもっと長く続いて欲しいと、1冊目を読んだ段階で既に思う。 | ||||
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