【町田康】
記憶の盆をどり
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三年前、ふと働くのが嫌になって仕事を辞め、毎日酒を飲んでぶらぶらしていたら妻が家を出て行った。
「―― 大きい俺や小さい俺、青空に円形に展開、みな、くわっとした格好で中空に軽くわなないている ――」。
金がない、仕事もない、うるおいすらない無為の日々を一発逆転する最後の秘策。それはメルヘン執筆。
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世界にあふれる「真実」を疑え!ストーリー、つまり嘘、を書き続けることに疲れた作家の「僕」は、本当のことだけを書く「真実真正日記」をつけはじめる。
第28回川端康成文学賞を受賞した「権現の踊り子」ほか「鶴の壺」「矢細君のストーン」「工夫の減さん」「ふくみ笑い」「逆水戸」の全6編からなる短編集。
劣化する感性を粉砕する、破壊力抜群の傑作長編!こいつを潰すのは俺の使命。俺の勇気。
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金欠、妄想、愛憎、暴力。救いようもない最底辺男の壮絶な魂の彷徨は、悲惨を通り越し爆笑を誘う。
朝鮮国に漂着した薩摩藩士のサバイバル×異文化交流を描破する巨編誕生! 私たちはとんでもないところまできてしまったのではないか……。
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逆転劇なるか!? カンニングから始まったその作戦は、クラスメイトを巻き込み、思いもよらぬ結末を迎える――「逆ソクラテス」足の速さだけが正義……ではない? 運動音痴の少年は、運動会のリレー選手にくじ引きで選ばれてしまうが――「スロウではない」最後のミニバ
ニューヨーク近代美術館のキュレーター、ティム・ブラウンはある日スイスの大邸宅に招かれる。
二百年前の人骨のDNAが四年前に失踪した妹のものと一致!?ヒマラヤ山中で発掘された二百年前の人骨。
こうして書棚の秘密は私とB、二人だけのものになった――ハリウッド俳優Bの泊まった部屋からは、決まって一冊の本が抜き取られていた。
ゴミカスみたいなおのれを命懸けで書いてきた。町田康の文体に宿るその精神と技巧。
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一号機が爆発した。原発事故の模様をテレビで見ていた木島雄介は、これから何かが変わると確信する。
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十七歳の夏、親もとを出て「黄色い家」に集った少女たちは、生きていくためにカード犯罪の出し子というシノギに手を染める。
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1958年、無名の青年が大学在学中に書いた作品が雑誌〈宝石〉に一挙掲載され、大反響を巻き起こす――大藪春彦の鮮烈な登場は、まぎれもなく日本ミステリ史上の事件であった。
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