(短編集)

野獣死すべし/無法街の死: 日本ハードボイルド全集2



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野獣死すべし/無法街の死: 日本ハードボイルド全集2 (創元推理文庫 M ん 11-2)

2021年10月19日 野獣死すべし/無法街の死: 日本ハードボイルド全集2 (創元推理文庫 M ん 11-2)

1958年、無名の青年が大学在学中に書いた作品が雑誌〈宝石〉に一挙掲載され、大反響を巻き起こす――大藪春彦の鮮烈な登場は、まぎれもなく日本ミステリ史上の事件であった。本書はその輝かしきデビュー中編「野獣死すべし」を巻頭に据え、大藪版『血の収穫』とも言うべき初期長編『無法街の死』と八つの傑作短編を収録。伊達邦彦や彼にはなれなかった男たちが織りなす、狂熱と冷酷さが渦巻く大藪ハードボイルドの世界を俯瞰する。 ■目次 「野獣死すべし」 「無法街の死」 「狙われた女」 「国道一号線」 「廃銃」 「黒革の手帖」 「乳房に拳銃」 「白い夏」 「殺してやる」 「暗い星の下に」(「BOOK」データベースより)




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(4pt)

『野獣死すべし』は久々の新潮社版

大藪春彦は『野獣死すべし』その他の作品で、韓国と北朝鮮に関しては、今日では差別語とされる表記を採用していた。日本統治下のソウルで誕生し、敗戦を新義州市で迎え、決死の覚悟で日本国内へ帰還した経験を持つ者にとっては、その表記が慣れ親しんだ言葉だったからである。
しかし、言葉狩りの風潮が強まるにつれて差別語への出版社の規制が厳しくなり、角川文庫等は自主規制された用語改変版になってしまっていた。
今回は久々の、改変以前の新潮社版が採用されている。
『野獣死すべし』『無法街の死』に併録された短編8編とは、「狙われた女」「国道一号線」「廃銃」「黒革の手帖」「乳房に拳銃」「白い夏」「殺してやる」「暗い星の下に」。
『凶銃ルーガーP08』の第1話「暗い星の下に」の底本が徳間文庫版なのは、著者本人が校正し、作中の金額なども貨幣価値の変動に合わせて本人が書き換えたからであろう。
「狙われた女」は『探偵事務所23』第4話。
「国道一号線」は『雇われ探偵』第5話。
「乳房に拳銃」は『切札は俺だ』併録の掌編集「裏切りのバラード」第4話。
「ハードボイルド全集」だからか、私立探偵が主人公の連作からは選んでも、『破壊指令No.1』などの特務工作員ものや『名のない男』などの秘密捜査官ものの連作からは選んでいない。
底本の選択も含めてそれなりに考えられた編集と言って良いだろう。
野獣死すべし/無法街の死: 日本ハードボイルド全集2 (創元推理文庫 M ん 11-2)Amazon書評・レビュー:野獣死すべし/無法街の死: 日本ハードボイルド全集2 (創元推理文庫 M ん 11-2)より
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