いままでにない斬新な謎に挑むのが本格の醍醐味。人は探偵になりたいから、できれば名探偵になりたいから本格に挑む。

新本格30周年を迎えて、群雄割拠、活況を呈するシーンから、目利きが選んだ、時代を担う超豪華実力派5人の饗宴、珠玉のアンソロジー。

当たり前だった現実が突然逆転したり、人生の見方がガラリと変わるような出来事が起こったり、この世界には驚くような謎や奇跡が鏤められている。

謎解きの王は本格ミステリだ!作家・評論家が選ぶ今年の王が一冊に。

超大型台風接近中の日本。国際空港の入管で突如11人が別室に連行された。

偽宗教で荒稼ぎしているベテラン女性詐欺師。その手管と首尾を描くトリッキーな一作、大石直紀「おばあちゃんといっしょ」。

耽美派小説の巨匠、重松時子が薬物死を遂げてから、四年。

新しい相棒は冴えないロートル、でもタダ者じゃない 捜査共助課見当たり捜査班出身── 渋谷署に分駐所を置く警視庁第二機動捜査隊所属の高丸。

あと二日で、四人死ぬ―― ミステリ界を席巻した『屍人荘の殺人』シリーズ待望の第二弾! その日、“魔眼の匣"を九人が訪れた。

「詐欺の報復で人を殺すなんて許すわけにはいかない」横浜・山手町の廃屋跡から二つの遺体が発見された。

謎でゾクゾクしたいならこれを読め!作家・評論家が選ぶ年間短編傑作選。

警察官であるより前に、一人の人間として、常に正しくありたいんだよ―「警察官の鑑」と誰からも尊敬されていた熊倉警部。

恋人の里香に会いにストックホルムを訪れた戦場カメラマン・鷹見の目前で、彼女の勤務先である国際言語研究所が爆破された。

夏流城(かなしろ)での林間学校に初めて参加する光彦(てるひこ)。

合唱部の女性顧問の「毒殺未遂事件」。

六月という半端な時期に夏流に転校してきたミチル。

日本ミステリーを背負って立つ超豪華執筆陣の競演、再び。

今年を代表する謎はこれだ。作家・評論家が厳選した、年に一度の短編傑作選。

出版社勤務の沙羅は40歳を過ぎ、かつて妊娠中絶した相手の川島と再会。それ以来、子供が欲しくてたまらなくなってしまった。

本格ミステリの勢いが止まらない！作家・評論家が厳選した、年に一度の短編傑作選。

婚約者・坂庭真実が忽然と姿を消した。 その居場所を探すため、西澤架は、彼女の「過去」と向き合うことになる。

20年前ほど前の連続殺人事件<ハッピーデー・キラー>以来、事件も事故もめったにないのどかな町――だったはずの辛夷ヶ丘で、悪徳(?)警察官の砂井三琴は今日も大忙し。

本格ミステリの魅力的な要素のひとつ、密室トリック。

「おれは首都圏連続殺人事件の真犯人だ」。大手新聞社の社会部記者の許に届いた一通の手紙。

神紅大学ミステリ愛好会に所属する葉村譲と会長の明智恭介は、曰くつきの映画研究会の夏合宿に興味を抱き、同じ大学に在席する美貌の探偵、剣崎比留子と共に紫静荘を訪ねた。

PKOに派遣された陸上自衛官七名。一人は現地で死亡、一人は帰国後自殺。

古都には、謎が似合う。 7人の名手による、京都が舞台となった色とりどりの短編ミステリー。

一編15分、世界がぐるりと裏返る。

人気推理作家を悩ませるのは巨額の税金対策。

名だたるミステリ作家があなたを仰天させる！ 物語の最終盤で読者の予想をひっくり返す、どんでん返し。

一人暮らしのおじいちゃんから「家の中に座敷童がいる」と相談された兎野さん。

「あなたに、悪夢を」 ――火村英生シリーズ、最新長編登場! 「俺が撃つのは、人間だけだ」 彼は、犯罪を「狩る」男。

一番近くにいるのに 誰よりも遠い。 海釣りに出たまま、二度と帰らなかった夫。

一級建築士の青瀬は、信濃追分へ車を走らせていた。望まれて設計した新築の家。

2000年以上前、前漢時代の中国。かつて国の祭祀を担った名家、観(かん)一族は、春の祭儀を準備していた。

俺は5階建ての雑居ビル「バベル九朔」の管理人をしながら作家を目指している。

銀行強盗の訓練で起きた出来事の顛末(「共犯者」)。殺人犯が改心した理由とは?(「手紙」)。

1955年7月、パイ屋敷の家政婦の葬儀がしめやかにおこなわれた。

尾行中の老女梅子が怪我をさせたミツエの持ち家のアパートに住むことになった晶。

「ミステリーズ! 新人賞」から、数多くの才能が見出されてきた。

1968年（昭和43年）12月10日、府中で起きた「三億円事件」。

検察、公安、捜査一課が一丸となって、国際社会の闇を暴く! ODAコンサルタントに従事する三人の日本人が殺された!密命を受けた特捜検事の芦名は、アフガニスタンへ飛ぶ。

これは悪夢か現実か。独自の美意識に貫かれた淫靡かつ幻想的な世界を築いた異色の作家。

警察官を定年退職し、妻と共に四国遍路の旅に出た神場。

ミステリ×ホラーの名手が誘う新たな乱歩の世界。

「判決は、全員死刑。命をもって罪を償ってもらいます」 伊勢湾に浮かぶ、通称「海賊島」に招かれた10名の男女。

葉村の働く書店で“鉄道ミステリフェア”の目玉として借りた弾痕のあるABC時刻表が盗難にあう。

博覧強記の薬剤師・桑原崇の超絶推理が冴えわたる「QED」、 天才高校生の論理パズル「千葉千波の事件日記」、 橘樹雅が神話に隠された敗者の歴史を解く「古事記異聞」。

“どんでん返しの神様"がここにいる。

結婚を男が切り出せないでいる理由。それは「祖母が殺人犯だったから」。

耽読必至! ようこそ、日本最高水準のミステリーの世界へ! プロの読み手たちを唸らせた、選ばれし至高の短編9本がここに集結! 初心者から愛好家まで必読必携な永久保存版! 昨年1年間に発表された数百の短篇推理小説の中から、日本推理作家協会が厳選に厳選を重

名だたる作家・評論家が吟味熟考し、厳選されたベスト本格ミステリ9編には9つの魅力的な謎と意外な結末があり、現代本格の無限の可能性が濃密に閉じ込められている。

3年ごとに開催される芳ヶ江国際ピアノコンクール。

元刑事で一人娘が失踪中のD県警広報官・三上義信。

小さな喫茶店を営む女性が殺された。 加賀と松宮が捜査しても被害者に関する手がかりは善人というだけ。

家裁調査官の武藤は貧乏くじを引くタイプらしい。無免許事故を起こした19歳は、近親者が昔、死亡事故に遭っていたと判明。