青森県F高校の男女七人の同窓生は、上野発の寝台特急「ゆうづる7号」で、卒業後七年ぶりに郷里に向かおうとしていた。

上野に到着した青森発上り急行「津軽」の車内で絞殺死体が見つかった。

東京駅に着いた寝台特急「さくら」の個室から、男女の射殺死体が見つかった。さらに所持品から五千万円の札束が。

京都発の特急オーシャンアロー17号が、トレインジャックされた。

警察学校を卒業し、ある所轄署に配属となった新人刑事の梶原は、管内で起きた心中事件の現場に向かう。

湘南に住む30代でエリート五人の男たちに、一夜同棲契約という奇妙な提案をする女性、小早川恵が現れた。

寝台特急“はやぶさ”を取材する週刊誌記者の青木は、1号車の個室寝台で、「薄茶のコートの女」を撮影するが、そのフィルムを何者かに抜き取られてしまう。

東京・渋谷のマンションで十九歳の大学生が毒殺された。現場に残されたオモチャの江ノ電。

鑑識技官・新美格の趣味は、通勤電車で乗客を観察しスケッチすることだった。

北海道の海岸から、三組の新婚旅行客が相次いで失踪した。

冤罪で実刑となったカメラマンの金井は、出所後、自分をはめた後輩を刺殺、故郷の函館へ逃亡する。

人気歌舞伎役者・尾上竜之介が、「忠臣蔵」公演の翌日にTV局女子アナ・山本由美とともに服毒死した。

警視庁に次々と送りつけられる白骨。

十津川警部は、心当たりがまったくない男の仙台での葬儀に、参列を願う手紙を受け取った。

新宿西口の高層ビルに事務所を構える私立探偵・左文字進。ある日、友人の矢部警部が拳銃で撃たれ入院した。

東北新幹線「はやぶさ」の豪華客室「グランクラス」で殺人事件が発生! 事件の裏に隠された陰謀とは――十津川警部が真相に迫る!

大手銀行監査役を退職し、歴史研究会で活躍していた桜井信行が自宅で自殺した。

「東京発「さくら」全乗客の安全と引き換えに、二億円を用意せよ!」殺人を繰り返す凶悪犯から届く、悪夢のような連続脅迫状。

坂口刑事は故郷の白馬村から急行「アルプス」で東京に戻る途中、乗用車が炎上している現場に遭遇し、運転士や車掌と協力して車の運転席から若い女性を救出する。

東京・神宮外苑と神奈川県・平塚で発生した二件の婦女暴行殺人事件の手がかりはB型の血液型と輸入車のスポーツカー。

九州新幹線「つばめ」の車中から、五歳の幼児・福田翔が誘拐された。犯人の要求は、翔の父親が開発した新薬の化学式とサンプル。

殺されていたのは電車で出会った女だった! 十津川の同僚刑事・三田村は通勤の電車内でOLが襲われたところを助けるが、 その後、荻窪で起きた殺人事件の被害者はそのときのOLだった。

将棋の駒が解決の鍵となるか……連続予告殺人に、十津川警部が挑む! 東京の郊外で一人の男が爆死した。

暗い過去を持つ元刑事の私立探偵に、失踪人の捜索依頼があった。二人組の男女が会社の金を持ち逃げしたというのだ。

函館本線の線路際で、警視庁を定年退職した川島が、絞殺死体となって発見された。一方、東京では川島の自宅に空巣が入る。

盲目のマッサージ師が、白昼都電の車内で毒殺された。毒物はカプセルに詰められた砒素。

警視庁捜査一課の西本刑事が、群馬県の世界遺産・富岡製糸場で毒殺された。

十津川警部とその部下たちが北へ南へ縦横の活躍をする傑作短編集「十津川警部捜査行」シリーズ。 傑作ミステリー四編を収録。

京都を走る嵐電（らんでん）こと京福電鉄と京都の町を愛する会員7名の「嵐電会」が、寺社巡りをし、終点の嵐山まで行くという企画を立てた。

画家はなぜ殺された? 消えた大作と、特急「ワイドビューひだ」の謎! 十津川警部、美術ビジネスの闇に真実を追う! 日本三大曳山祭の一つ、飛騨高山祭。

東京・神宮外苑と神奈川県・平塚で発生した二件の婦女暴行殺人事件の手がかりはB型の血液型と輸入車のスポーツカー。

高田馬場、所沢、そして金沢へーー 女性刺殺事件と特急脱線事故の交点は!? 高田馬場、所沢から金沢へーー 北陸の特急転覆事故との交点は!? 朝の通勤ラッシュアワー、西武新宿線高田馬場駅のホームで、若い女性が刺殺された。

病床で「白浜の温泉に行きたい」と望んだ母が、入院中に殺された。ガンで余命一年の母を、誰が何のために…。

東京駅に到着したひかり号のグリーン車洗面台に大金が入った財布と名刺入れ、高級腕時計が忘れられていた。

高額賞金を賭けてクイズに挑む男女7人に仕掛けられた罠―十津川は自らの危険を顧みず、かつての部下を救うため奔走するが、予想もしなかった犯人が浮上し―。

もしも、賎ヶ岳の戦いで柴田勝家が秀吉に勝っていたら、お市の方の運命はどうなっていたのだろうか…時代小説の人気作家・広沢は、新作の執筆を開始した。

改造拳銃による殺人事件が発生した。被害者は羽田自動車工業社長の羽田五郎。

四月吉日午前三時の爆破決行を予告する手紙が、国鉄総裁宛に届いた。

殺人請け負いグループに十津川が挑む! ファミリーレストランチェーンの社長・岡崎秀明が誘拐された。

亀井刑事は休暇を利用して、鉄道ファンに人気の篠ノ井線の姨捨駅を訪れた。 そこで奇妙な服装の男を目撃し驚愕する。

「宇奈月から黒部への旅」と書き残して、若手官僚が失踪。彼を追う女性新聞記者が、トロッコ列車の終点・欅平で殺される。

北陸本線を走る特急サンダーバードが、乗っ取られた。四百人以上の乗員乗客を人質にした犯人たちは、十一億円を要求する。

東京・三鷹で白骨死体が発見された。死体のポケットには、未使用の「ワイドビューひだ13号」名古屋発高山行きの切符が。

兇器、アリバイ、動機―完璧な条件で行なわれる完全殺人。しかし、やがて訪れる時効の向う側には…。

札幌行きの豪華列車を爆破する!一億円を要求した犯人グループの一員はすぐ逮捕された。

「ベストセラーを出しませんか」売れない作家・三浦に、出版社の社長から執筆の依頼が来る。

日下刑事は、叔父・黒田信行のマンションを訪ねる。娘の真紀から、父と連絡が取れないと相談されたからだ。

失踪をテーマに描いた傑作六篇を集録。

失踪した娘を捜してほしい―依頼を受けた、かつて十津川警部の部下だった私立探偵の橋本は、池戸彩乃の捜索を始める。

特急スーパー北斗で札幌に通う関口透は、 車内で出会った鎌谷理佐子に興味をいだき、彼女を尾行した。

財団法人“日本の自然と伝統を守る会”理事長が、十津川と名乗る男に殺された?!捜査に乗り出した十津川警部は、自らの名前が騙られたことに驚き戸惑いながらも奈良県十津川村へ向った。

フリーカメラマンの木村敦は、沖縄に貢献したとして藍綬褒章を受章した故緒方秀郎が「陸軍中野学校」出身であることに関心を抱く。

人材派遣会社社長の山際卓郎は、クラブママの結城あやから人脈と資金面の協力があり事業が成功した。

スランプに陥ったミステリー作家の吉田は、執筆環境を変えようと、東京郊外の古い洋館を購入した。

一人暮らしをしていた小菅信一郎が自宅マンションで不可解な死を遂げた。

インターネットで鉄道模型を販売していた男が殺害された。